http://race.sanspo.com/keiba/news/20121121/ope12112111560012-n1.html
【ジャパンC】ジェンティル秀逸12秒8
史上4頭目の3冠牝馬に輝いたジェンティルドンナが、世界の頂点に挑む。秋華賞はヴィルシーナとわずか7センチ差だったが、「着差以上に強い内容。それに直線だけの競馬だったので、レース後にはすっかり息も整っていた。疲れはまったくないと思う」と岩田騎手。それどころか、プラスαが感じ取れる仕上がりだ。
栗東坂路で単走。未明の雨によりかなり走りにくい馬場だったが、いつもどおりの弾むようなフットワークで、14秒1→13秒3→12秒8と徐々にペースアップ。ラスト1Fもしっかりした脚取りで12秒8のフィニッシュを決めた。けさの馬場で、好ペースのままラストで13秒を切ったのは、“秀逸”といえる。
「しまいが一番速くなるように追ってほしいと指示を出した。重い馬場でも、しっかり駆け上がってくれた。53キロで戦えるのはすごく有利だと思うし、秋華賞のときに比べれば、気楽というか、自然体で臨めるね」と石坂調教師は笑顔。
これまで日本の3歳牝馬は96年ファビラスラフインの2着が最高。オルフェーヴルなどを相手に高い壁に臨むが、「3冠の達成感はもちろんあるが、ここへ向けてまた1段、大きな階段を上がった感じだね。オルフェーヴルと戦えることは光栄だ。挑戦者として立ち向かいたいが、勝つことしか思い浮かべていない」と、岩田騎手は強気に勝ちにいく。
(夕刊フジ)
0 件のコメント:
コメントを投稿