http://race.sanspo.com/keiba/news/20121125/ope12112516460007-n1.html
【ジャパンC】岩田笑顔なし「申し訳ないことをした」
「逃げ馬をかわす時に微妙な進路をついてしまい接触して申し訳ないことをしました。あれさえなければ完璧だったので悔いが残るレースになってしまいました」
3冠馬同士の豪華叩き合いを制し、ジェンティルドンナに4つ目のGIタイトルをプレゼントした岩田康誠騎手(38)=栗東・フリー。しかし、最後の直線で進路を変更した際にオルフェーヴルと接触。長い審議の末の勝利に、検量室前でインタビューに応じた岩田の表情に笑顔はなかった。
しかしながら道中のレース運びに話が及ぶと「1コーナー、2コーナー、3コーナーとも完璧な位置取りだったし、普通にすべてを出し尽くした結果、オルフェーヴルに勝てたということだと思います」と騎乗ぶりを自画自賛。「レースは53キロを生かすこと、昨日きょうのレースや馬場状態を見て、インを取りたい一心で臨みました。オルフェーヴルという化け物の存在はなしにしたレースをしようと考えて、それで負けたら仕方ないと思っていました」という賭けは見事に功を奏した。
日本の3歳牝馬のジャパンC制覇は史上初めて。「初めて彼女の本気を見せてもらった気がします。まだ底を見せていないことを証明できました。本当に心の中にすごいファイトを持った女の子です。今はお疲れさまです、と言いたいです」と最後は偉業を達成した“女傑”を称えた。
なお、岩田は最後の直線で外に斜行したため12月1、2日の2日間騎乗停止という制裁が決まった。このため、ジャパンCダート(12月2日、阪神、GI、ダート1800メートル)の有力馬ローマンレジェンドには騎乗できない。
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