2012年11月29日木曜日

裁決

http://www.iuma.jp/pc/detail_7233.html

【コラム】裁決シリーズ①JC裁決の評価

 オルフェーヴルへの走行妨害は認めたものの、着順はそのまま。ジェンティルドンナ騎乗の岩田騎手は騎乗停止。20分近い審議の結果、下された裁決結果は『馬セーフ、騎手アウト』というものだった。

 後日トレセンでこの結果について意見を聞いてみたところ、ほとんどの関係者がこのジャッジを概ね妥当としており大きな異論は出ていない。もっとも、こうせざる得なかったという声もあった。

「2年前のJCでは、進路妨害のブエナビスタが降着で着順変更、鞍上のスミヨンが騎乗停止となりました。判定は国内の基準に沿ったものでしたが、海外の競馬関係者からは″あれで降着になるなんて、日本の裁決はクレイジーだ″という声があがりました。

それで来年から裁決基準が変更されることになったのですが、今回はルール変更前とはいえ国際レースでの審議。あの程度は当たり前と考えている海外の関係者の前で、再度着順変更というわけにはいきませんからね。もしこれが国際レースじゃなかったら、着順変更もあったと思いますよ」

 真相は不明だが、なるほどと思わずにはいられなかった。

(関東ライター:高木)
 関係者(裏)ニュース

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