2012年11月25日日曜日

Vよ

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20121125-1051554.html

ジェンティル史上初!3歳牝馬Vよ/JC

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東京競馬場に到着し、馬運車から降ろされるジェンティルドンナ(撮影・神戸崇利)
東京競馬場に到着し、馬運車から降ろされるジェンティルドンナ(撮影・神戸崇利)
<女帝・和田美保のコレくる!:ジャパンC
 女帝の結論は3歳牝馬の史上初V! この1週間、ジャパンC(G1、芝2400メートル=東京)の勝ち馬探しに奔走した和田美保は、ジェンティルドンナにこん身の◎を打った。状態面の良さ、今回と同じ舞台だったオークスでの好時計、岩田騎手の心理などを総合的に判断し、歴戦の古馬、牡馬をまとめて差し切るとみた。
 密着取材の末に出た結論は、3冠牡馬ではなく、3冠牝馬だ。決戦前日の午後3時35分、栗東トレセンから無事に東京競馬場に到着したことを見届けてミッションは完了。本命はジェンティルドンナ。史上初の3歳牝馬の快挙にかける。
 最初にオルフェーヴルについて書いておきたい。状態については悪いとは思っていない。現役最強の能力はもちろん、池添騎手に手綱が戻るのも大歓迎。それでも、だ。大外枠に加え、ダービー以来の左回り。最終追い切りで左右にヨレた点が気にならないといったらうそになる。ぶっち切るかもしれないが、今回は課題を相殺するだけの本命の根拠は残せなかった。
 今年の3歳馬は強い。秋の天皇賞で◎だったフェノーメノが正攻法の競馬で小差の2着。堂々、古馬と渡り合って勝ちに等しい競馬をした。今年のダービーとオークスの好時計は、そのまま強さの裏付け。岩田騎手が「能力は通用する」と語るジェンティルドンナ本命の理由は3つある。
 <1>状態
 秋華賞は2着と鼻差だったが、岩田騎手はダメージが少なかったことを語る。「直線だけ、に等しい競馬。脚を使ったのは残り2ハロン(400メートル)だけ。そこまで疲れもなく息も上がっていなかった」。スタッフも「戻ってきた時、ほとんど息が入っていた」と証言。見た目には接戦だったがそれはゴール前のこと。そのため、順調な調整を積み、1週前には岩田騎手を背にしっかり併せ馬を消化。3冠を制してなお鍛え上げられているのは状態のいい証拠だ。
 <2>オークス時計
 秋華賞がオークスより14キロ増だったように、春よりグンと成長した。となれば、さらにいいパフォーマンスができるのではないか。オークスではダービーより速い2分23秒6のレースレコードをたたき出したが、それ以上の走りも可能だ。また、日迫助手は「左手前の方がより伸びる」と話す。オークスではゴール200メートル前で左手前に替えてもうひと伸びした。直線の長い左回りはベストだ。
 <3>騎手心理
 3冠がかかった秋華賞が「落とせない」レースなら、今回は挑戦者の立場。岩田騎手はもっとのびのび乗れるに違いない。イメージは中団より前での競馬。ローズSで前からでも切れる脚が使えることは証明済みだ。スローが予想される今回、ポジションが明暗を分ける可能性は十分で、瞬発力勝負になれば53キロはかなりのアドバンテージになる。密着取材が、史上初の快挙達成で締めくくられることを願う。
 馬連(15)-(4)(17)(13)(8)(10)(3)(12)。
 3連単2頭軸マルチ(4)-(15)-(3)(8)(10)(12)(13)(17)。
 [2012年11月25日9時24分 紙面から]

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