2012年11月25日日曜日

申し

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日本の馬場の申し子ジェンティル
2012年11月24日

<ハミ出し予想:ジャパンC>11月25日

 さて、前々日オッズを眺めてみる。凱旋門賞馬ソレミアは7番人気、単勝支持率は4%台だ。天下の凱旋門賞馬が制覇の次走で7番人気しか得られないレースなど、この世界中でジャパンC以外にあり得るだろうか。はっきり言ってないだろう。しかし、この7番人気は長年日本の競馬を見てきたファンにとっては自然に受け取れるものであり、ある種、常識から導き出される結果でもある。昨年の凱旋門賞馬デインドリームは、凱旋門賞で2分24秒台の好タイムを叩き出したことで、日本の高速馬場への適応も期待されたが結果は着外。求められている能力がそもそも違うのだ。サンデーS登場以降の世代重ねで、ますます国内馬場への特化が進む日本のサラブレッド。今回も海外馬の出番はないと見る。

 ◎ジェンティルドンナ。日本の馬場の申し子だ。オークスは2分23秒6のレースレコードで5馬身差の圧勝。当時としては馬場補正のある高速タイムとも受け取れたが、翌週2分23秒8でダービー2着のフェノーメノが天皇賞・秋を正攻法で半馬身差2着。オークス・ダービーともに前半5Fは59秒1、6F目はダービーの方が0秒2早いにも関わらず、後半でタイムが逆転しているのだから、オークスのタイム価値の高さは裏付けられた。ダービーに出走していても勝ち負けの水準にあったと見ていい。斤量53キロの優位性は明白。史上初の3歳4冠牝馬誕生だ。

 ○フェノーメノ。現役トップを相手に正攻法で2着の前走。距離適性は十二分で、枠も絶好。減点要素は見当たらず、天皇賞組には負けない。

▲オルフェーヴル。今季5回の大外枠で唯一の勝利は、5頭立てで実質内枠のフォア賞のみ。地力は世界屈指も絶対視はリスクが高い。

◎ 15ジェンティルドンナ
◯ 4フェノーメノ
▲ 17オルフェーヴル
△ 13ルーラーシップ
△ 8エイシンフラッシュ
△ 10ダークシャドウ
△ 3ジャガーメイル

<買い目:馬単10点>
BOX 15-4-17
流し 15-13・8・10・3

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