2012年4月28日土曜日

27thヘアカット

ヘアカット
3ミリにカット。
スッキリ。
ジョリジョリ、、、。

2012年4月24日火曜日

残念

お客を紹介したが、断られた。
仕方ない。
決定権はないし。
いままでの行いが悪かったからです。
貢献しようと思いましたが、いまさらですよね。
家人にも迷惑かけました。
すいません。
いきなりでは、やはり、良い気はしないでしょうね。
私の行いの悪さです。

24thプール

16:47~18:12
56.40~~55.95
1500、ウォーク、サウナ。
どうも重かった。
力んでいた。
おぼれるかと思った。
サウナ後のスイムでは力を抜いてゆっくりできた。
なんか力んだんです。
反省。
すっきりです。

24th

爺さん、
なんと。
この場に及んで。。。
誘惑には勝てなかった。

2012年4月23日月曜日

22th

朝出社。
10時過ぎ、ゲラ確認にいく。
責任者不在にて明日に持ち越し。
午後、家人とランチ。
近所の店へ。
メンチカツとしょうが焼き。1000円。
帰社して家人とデータ選択。
⑮時、家人帰宅。
16時過ぎ、休憩グウグウ。
18時頃、現像。
受け取って帰宅。

21th

朝出社。
9時過ぎ帰宅。
家人に同行。
資材購入。
家人打ち合わせ。
後半乱入。
⑮時ランチ。ハンバーグ。
帰宅。
もろもろ決まる。

2012年4月19日木曜日

19thプール

19th
プールでした。
15:47~17:18
55.65--55.35
1500
ウォーク
サウナ

地元でした。
4月15日にオープンでした。
今年は12月まで営業してくれます。
助かります。
小学生がたくさんいました。
うれしいですね。

2012年4月13日金曜日

2012年4月10日火曜日

放置一夜

ジェンティル、まだ良くなる…桜花賞V一夜明け


桜花賞を制したジェンティルドンナは一夜明けた9日、栗東トレセンで元気な姿を見せた
 桜花賞を制したジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂厩舎)は激戦から一夜明けた9日、厩舎で元気な姿を見せた。

 前日は阪神競馬場から、午後7時半頃に栗東へ到着。「疲れは許容範囲だし、脚も何ともなさそう。けさのカイバ食いも良かった。本当によく頑張ってくれた」。日迫助手は気持ち良さそうにシャワーを浴びる愛馬に、ねぎらいの言葉をかけた。

 この後はノーザンファームしがらきへ放牧に出る予定。「冬毛が残っているし、馬はまだ良くなる」。2冠目のオークスへ向けて、さらなる成長を期待していた。

スポニチ静養

【桜花賞】一夜明けジェンティル ゆっくり静養

<桜花賞>一夜明け、馬房でゆっくりと静養したジェンティルドンナ
Photo By スポニチ
 桜花賞を制したジェンティルドンナ(石坂)は決戦から一夜明けた9日、馬房でゆっくりと静養した。「栗東に帰ってきたのは7時半ぐらい。カイバ食いもいいし、脚もどうもなさそう。無事で良かったね」と日迫助手。当日は馬体重が4キロ減っていた(456キロ)が「本当は470キロ前後ぐらいがちょうどいいのかな。でも体重は少なくても、チューリップ賞より体ができていた」と振り返った。レースについては「途中からモニター越しで見ていて、差し届かないかなと思ったけどね。よく頑張ったよ」と喜びをかみしめていた。ノーザンファームしがらきに放牧に出し、オークス(5月20日、東京)で2冠を狙う。 【レース結果】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月10日 06:00 ]

さんすぽさくら

2012.4.10 05:01
ジェンティルドンナ2冠へ前途洋々

ジェンティルドンナは桜花賞制覇から一夜明け、自厩舎で疲れを癒した=栗東トレセン【拡大】

 桜花賞を制覇したジェンティルドンナ(栗・石坂、牝3)は一夜明けた9日、栗東トレセンの自厩舎で過ごした。担当の日迫真吾調教助手は、発走地点からゴール地点に移動するバスの中にあるモニターで観戦。「モニターが小さいこともあって、4コーナーでは(位置が後ろなので)届かないかな、という感じに見えたんですが、あとでVTRを見たら、直線ではしっかり伸びていましたね」と、愛馬が繰り出した強烈な伸びに感心しきりだった。

 今後は、近日中に滋賀県のノーザンファームしがらきに短期放牧へ出る予定。「まだ冬毛が残っているので、体調はもうちょっとよくなると思います」と日迫助手。史上13頭目の牝馬クラシック2冠制覇がかかるオークス(5月20日、東京、GI、芝2400メートル)は、桜花賞以上の状態で臨めそうだ。

(紙面から)

2012年4月9日月曜日

柏木SAKURA

桜花賞
2012年04月09日(月)18時00分
注目数:1人
 待望の良馬場で行われた最初のクラシック。勝ちタイムの1分34秒6(レースバランス47秒1-47秒5)は、最近10年ではキストゥヘヴン=アドマイヤキッスの2006年と並んで、もっとも遅い勝ち時計だった。

 これは良馬場とはいえ、例年より全体に時計を要する芝コンディションが影響したと思われるが、当日の古馬1000万下の特別が1分35秒2(スローで48秒2-47秒0)だったこと、前日の3歳500万下が1分35秒0(やっぱりスロー48秒0-47秒0)だったことと照らし合わせると、マイルのGIとすると必ずしもレベルの高いものではなかった危険はある。

 よく「桜花賞のゴール前をみていると、オークスの直線が予感できる」などといわれるが、「オークスはあの馬だ」。そんな印象は乏しかった気がする。

 ほとんどがマイラーや、マイラーにも近い中距離タイプに集中する近年、一般に、桜花賞での力関係はそのままストレートにオークスに結びつくと考えられている。事実、2002年から2011年までの10年間のオークス3着以内馬30頭のうち、「20頭」が桜花賞出走馬によって占められている。

 しかし、もっと全体の頭数が多かった1992年から2001年までの10年間では、オークス3着以内の30頭のうち、桜花賞組は「22頭」だったという記録がある。近年のほうが桜花賞とオークスの関連が密接になったとする根拠は乏しい。6週間後の2400mのオークスでは、昨2011年のエリンコート、ピュアブリーゼ。2010年のサンテミリオン、アグネスワルツ。さらには2007年のベッラレイア、2006年のカワカミプリンセスのような、桜花賞には顔をみせなかった別路線組の台頭もあるのではないか。そんな視点を重ねながら振り返りたい。

 ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)の勝因の第一は、チューリップ賞前の発熱のアクシデントをむしろプラスに転じさせたのではないか、そう思わせるほどの陣営のしたたかで、かつ巧みな仕上げの手腕だった。反動の心配ない状態になったから当然のように路線をくずさず1600mのチューリップ賞を選んだ。使って期待通り大きく良化した。そのときテン乗りだった岩田康誠騎手もすごい。活力の消耗を最小限にとどめつつ、衆目一致の候補ジョワドヴィーヴルを目標にジェンティルドンナの能力を確認するかのような位置取り、仕掛け、コース取りで、トライアルとすれば非の打ちどころなしの予行だった。今回は自信にあふれていた。

 好スタートから一旦は下げ、勝負どころから自身でスパートして、今回は外に出した。メンバー中No.1の上がり34秒3。着差以上の完勝である。余力さえあった。シンザン記念を男馬相手に1分34秒3で勝っていたから、体調さえ整えば好走必然の力関係だったとはいえ、この桜花賞制覇、関わったスタッフにとり会心のGIだろう。

 5戦すべて地元関西圏の1600m。成績だけでなくスピード系マイラー色が濃い牝系の出身。折り合い面の不安はなく少々の距離延長は問題ないだろうが、2400mになってプラスはないことも否定できない。桜花賞より少し信頼性は落ちると思える。

 2着ヴィルシーナ(父ディープインパクト)もまた、陣営の選択したローテーションが結果的に正解だった。ディープインパクト産駒の最大特質のひとつは、利発で素直なこともあって、レースに出走すると懸命に走りすぎてしまうこと。だから、間隔を詰めての重賞挑戦は歓迎ではない気がする。1800~2000mのレースから出発し(ダイワスカーレットがこの手法だった)、わざわざ東京に遠征して1600mにシフトし、クイーンCを快勝。今回はジェンティルドンナに屈したが、すでに東京は経験している。エリカ賞2000mを勝っている。牝系は世界でも知られるグロリアスソングが4代母(ジャパンCのシングスピールなどがこの一族)。桜花賞好走グループの中で、距離延長に大きな死角がないのがこの馬かもしれない。

 アイムユアーズ(父ファルブラヴ)は、ずっと牝馬の主流路線を歩んで、2つの1400m重賞を制してこれで[3-2-2-0]となった。阪神JFで負けたジョワドヴィーヴルには見事雪辱したが、別路線の2頭に先着を許してしまったというのが、全体の勢力図(ランキング)の中での力関係か。だが、スキなしの正攻法で桜花賞0秒2差の3着は見事である。ジャパンCを勝っているファルブラヴ(その父フェアリーキング)の産駒が、あまり距離をこなせないのは不思議だが、ファルブラヴ牝馬の成功が短距離型に多いのは否定できず、ここまでのレース内容から、同馬はオークスが目標ではないだろう。

 4着サウンドオブハート(父アグネスタキオン)は、シャープで軽快なスピード能力が持ち味。今回はこの馬らしいケレンなしのレースを展開したが、誤算は2歳秋に460kgでもちょっと線の細く映った体が、休み明けで直前輸送の今回は448kgだったこと。とくに細くもないが、力強く成長した体ではなかった。この馬はマイラー色が濃い。

 5着メイショウスザンナ(父アグネスデジタル)は、現時点ではあまり切れるタイプではないので、「47秒1-47秒5」の平均ペースを考えると、これはあくまで結果論だが、もう少し前で流れに乗りたかったか。だが、それでは一連の内容にプラスαが生じないのもたしかで、伏兵11番人気馬とすれば正解の好走だろう。母型に配されてきた種牡馬はサンデーサイレンス、マルゼンスキー、シカンブル…。オークスでは怖い気がする。

 人気のジョワドヴィーヴル(父ディープインパクト)は、ブエナビスタやアドマイヤオーラの下という観点を別にすると、父ディープインパクト産駒の最大の長所(素晴らしいバネ)と、激走しすぎるから、いまのところあまりタフに連続して快走できない最大の弱みを、同時にすべて受け継いでしまった牝馬のように思えてきた。今回は調教の動きも素晴らしかった。でも、父は調教ではあまり真剣に走らなかった一面があるから、とぼけてふわふわ走っているよう見えて、この小さな牝馬、いつも本人は懸命なのかもしれない。光ってはいたが、迫力に乏しかった。成長力うんぬんではなく、目標のビッグレースに不安なしの仕上げ(当然、負担はかかることになる)で臨んだからといって、期待通りの結果が導き出されるような分かりやすいタイプではないのだろう。いまの時点では、オークスの2400mは合わないと思える。

 パララサルー(父ディープインパクト)は、約1週前の輸送で体が減って、当日はもう減らない方がいいと思えた前走から10kg減の434。これはあくまで推測だが、同じグループの、同じようなオーナーの有力馬が重なっているため、出走権のかかった路線では使い分けが生じてしまう。この厩舎だから、アパパネと同じようにもっと早い栗東入厩で、むこうのステップレースを使いたかったのが本当ではないか。ベテランファンのそんな推理を聞いた。鋭い。

清水SAKURA

勝負の4点、2着が抜けた桜花賞

 牝馬第一冠の桜花賞はジェンティルドンナが制した。シンザン記念で牡馬を圧倒したパワー、熱発明けのチューリップ賞から一変したデキを思えば、勝つべくして勝った大きな1勝。現時点で小粒な牝馬陣にあっては抜けた存在。この先、勢力図に変化がない限り、このままオークスまで突っ走りそう。

 ただし、勝ちタイムはごく平凡。1分34秒6は前日の3歳500万(優勝サンレイレーザー)をわずか0.4秒上回っただけの記録。牝馬とはいえGⅠであれば物足りない。それくらい今年の牝馬の総体レベルが低くかったということだろう。ことにジョワドヴィーヴル(6着)の負け方をみるとそれを痛感せざるを得ない。

 昨暮の阪神JFが1分34秒9。翌週の未勝利を0.3秒上回ったにすぎないことは重々承知の上。が、ジョワドヴィーヴルはわずか2戦目、しかも2着を21/2馬身半ちぎっていることを思えば、小粒な旧勢力にあっては一つ抜けた存在と思っていたのが大きな間違い。どちらが勝つにせよ、ほぼ一本と思っていたからこそ油断があった。

 会員各位に良かれと思って絞りに絞った馬単&馬連の4点。2着のヴィルシーナを抜かした以上、今さら何をいっても詮なきことだが勝負は勝負。一度擲げた賽は戻らず、痛恨の負けをお詫びするしかない。

 ジョワドヴィーヴルの敗因は成長力。トライアルのチューリップ賞にもそんなサインは見えていた。ひたすら本番を見据えたジェンティルドンナに対してマジで勝ちにいきながら0.5秒差の3着。それでも多少の上積みはあるだろうと考えたのが甘かった。結局、そこまでの器であったというしかない。

 最後の最後でヴィルシーナを切ったのは、本番を前に一度も厳しい流れを経験していなかったことがその第一。が、そんな流れや経験値を憂慮する前に、今年の総体レベルを考えるべきであった。4F通過47秒1程度なら、自身で経験している黄菊賞(3着)の4F47秒8と大差ない。ここを見誤った。

 超スローのエリカ賞とはいえ素直に牡馬を負かしている事実のみを取りあげるべきであった。ジェンティルドンナ然り、桜の前に牡馬を負かしているアドバンテージはこれくらい大きい。1600でこれだけのレースができた以上、ヴィルシーナのオークス2400は明るい。

 ともあれ反省の言葉しか浮かんでこない今年の桜花賞。が、絞るのも手を拡げるのも勝負は勝負。事実、この手で擲げたのだ。今は鼻血も出ないスッカラカン。スッカラカンになったところで皐月は捲き返したい。

zakzakSAKURA

【桜花賞】天才少女ジェンティル“桜冠”狙い撃ち奪取!
2012.04.09


歓喜の雄叫びを上げるジュンティルドンナの岩田康誠騎手【拡大】

 阪神競馬場では8日、3歳牝馬のクラシック第1弾「第72回桜花賞」(GI、芝1600メートル)が行われ、岩田康騎乗の2番人気ジェンティルドンナがゴール前で鋭く伸び優勝した。ディープインパクト産駒は昨年のマルセリーナに続く連覇。2着ヴィルシーナ、3着アイムユアーズ、4着サウンドオブハートまでがオークス(5月20日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権を獲得。1番人気に推された2歳女王ジョワドヴィーヴルは、ゴール前の伸びを欠き6着に敗れた。

 熱発明けで4着に敗れたチューリップ賞とは中身が違った。無敗3冠馬ディープインパクトを父に持つ“天才少女”ジェンティルドンナが猛然とスパートし、ヴィルシーナ、アイムユアーズとの壮絶な叩き合いを制してV。極上の切れを発揮して、“桜冠”をつかんだ。

 「勝ち負けできるポジションで競馬をしていたので、差してこられると思った。デビュー時から桜花賞への期待を持っていた馬。前走は少し心配しながらだったが、あの内容で能力を再認識した。今回は追い切りの反応が違ったし、勝つための競馬をしてほしいと思っていた。そういう競馬で勝ってくれてうれしい」

 石坂調教師にとってGI制覇は7つ目だが、クラシックは初。それも“狙い撃ち”の奪取だけに喜びもひとしおだ。

 2冠へ、もう迷うことはない。「スタートはいいし、折り合いはつくし、末脚も鋭い。“テンよし、中よし、しまいよし”。オークスの競馬にも十分対応できると思っている」と、孝行娘を絶賛。樫の舞台も、豪快な末脚で突き抜けていく。

 ▽ヴィルシーナ(2着)内田博騎手 この馬のレースはできたが、最後は相手の決め手が上だったということ。

 ▽アイムユアーズ(3着)ピンナ騎手 4角まではいい感じで行けたけど、後ろから一気に来られるような展開になると少しつらいようだ。

 ▽サウンドオブハート(4着)松岡騎手 スタートは良かったし、道中もいい感じで行けたが…。また、鍛え直して頑張りたい。

 ▽ジョワドヴィーヴル(6着)福永騎手 状態はすごく良かった。でも、外枠で位置取りが悪くなって厳しい競馬になってしまい、直線では苦しがっていた。

 ■ジェンティルドンナ 父ディープインパクト、母ドナブリーニ、母の父ベルトリーニ。鹿毛の牝3歳。栗東・石坂正厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。戦績5戦3勝。獲得賞金1億6680万2000円。重賞は12年GIIIシンザン記念に次いで2勝目。桜花賞は石坂正調教師、岩田康誠騎手ともに初勝利。

zakzakSAKURA

【甘辛戦記】名馬を引き寄せられる手腕発揮!岩田康誠
2012.04.09



勝利騎手インタビューでダブルピースの岩田康成騎手 =8日、宝塚市・阪神競馬場【拡大】

 チューリップ賞で阪神JF馬ジョワドヴィーヴルが敗れるなど波乱が続き、混戦といわれた桜花賞。しかし、結果はジョワドが6着に敗れた以外は、2~5番人気馬が1~4着と、実績馬が本来の走りを披露した。

 なかでも優勝したジェンティルドンナは、確かな手応えを感じての参戦だった。

 「熱発明けのチューリップ賞は仕方ない結果。でも、あれで力があることはわかった。乗り方は任せてもらえたし、力を出せれば期待に応えられると思っていた」と、岩田康騎手は屈託のない笑顔を見せた。

 2冠の可能性も十二分にあり、「能力はこんなものじゃない。まだまだ強くなるよ。ボクと違って冷静な馬だから、2400メートルのオークスでも乗りやすいと思う」。ブエナビスタの主戦も務めた名手が褒めちぎるのだから、確勝級といってもいいか。

 自身も今年、フェブラリーS(テスタマッタ)に続くGI2勝目。桜花賞は、9度目の挑戦で射止めた。「素晴らしい馬に乗せてもらっているからね」と自然体を強調したが、腕があるからこそ依頼が殺到する。今週の皐月賞でも有力候補ディープブリランテに騎乗。課題の折り合いをクリアして勝ち抜けば、一気のオークス・ダービーW制覇も夢ではなくなってくる。

 8日の大阪の最低気温は2・9℃。4月としては寒い朝だったが、京阪神の桜もようやく色づき始めてきた。個人的に最も好きなJR大阪環状線の車窓から見える毛馬桜宮公園の桜は五分咲き程度だったが、阪神競馬場への出勤途中に目の保養にはなった。

 春めいてくれば、夕刊フジ競馬班も満開モード。馬券プレゼントは見事に4人が成功した。でも、ボクはといえばまだ、“つぼみ堅し”。皐月賞こそ、満開の桜の下でのドンチャン騒ぎといきたい。(水谷圭助)

日刊SAKURA

ジェンティル桜冠!またディープ/桜花賞


ゴール前の接戦を抜け出し桜花賞を制したジェンティルドンナ(手前)
<桜花賞>◇8日=阪神◇G1◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走18頭

 2番人気のジェンティルドンナ(石坂)が1分34秒6で差し切り、桜の女王の座を射止めた。石坂正師(61)は1歳上のドナウブルーで手にすることができなかったタイトルを全妹で手にし、クラシック初勝利。岩田康誠騎手(38)も桜花賞初制覇。次走オークス(G1、芝2400メートル、5月20日=東京)で2冠を狙う。桜花賞は昨年のマルセリーナに続くディープインパクト産駒連覇となり、ついに重賞2勝馬が登場。成長力をアピールする結果となった。

 ディープ産駒2頭のたたき合い。アイムユアーズを挟んで内ヴィルシーナと外ジェンティルドンナ。半馬身抜け出したのはディープ産駒で最もグラマラスなジェンティルだ。中団外めから岩田騎手の完璧なエスコートで桜冠を手にした。

 「すごい馬になるかもしれん」。石坂師が自身初のクラシックのタイトルを意識したのは昨年の秋だ。1歳上の全姉ドナウブルーも新馬→白菊賞を連勝したエリートだったが、こちらは繊細な気性からクラシックの季節に歯車が合わず、今年1月の京都牝馬Sでようやく重賞勝利。このドナウと比べても30~40キロも体に恵まれ、精神面でドッシリした妹にかける期待は大きかった。

 「勝てる位置で競馬してくれていたので、差してこれると思っていた」。ジェンティルの長所については「ゲートをスッと出て折り合いもつく。追ったら伸びるのでテン良し、中良し、しまい良しですね」とJRA・G1、7勝目のトレーナーが絶賛の言葉を贈る。

 年明けの日刊スポーツ賞シンザン記念で男馬を相手に重賞初勝利。桜のつぼみはふくらむばかりだったが、チューリップ賞の3週間前に暗雲が立ちこめた。熱発で馬場入りを4~5日控えざるをえなかった。

 同じクラブには2歳女王ジョワドヴィーヴルがおり、僚馬のエピセアロームもいる。クラブからは翌週のフィリーズレビューへの転戦を打診されたが、石坂師は信念を貫いた。本番のために中4週、マイル戦をステップにしたかった。61歳の師は「クラシックを狙えるのはあと9回。好きにさせてください」。できるだけ本番までの間隔をあける用兵はズバリ的中した。

 チューリップ賞前の追い切りで初めてまたがった岩田騎手は「ブエナビスタみたい」と乗り味を絶賛。その能力は本物だった。攻め馬担当の井上助手が「どんな時計でも乗れる」というコントロールのしやすさは2400メートルに延びるオークスでも大きな武器だ。

 師も「精神的に大人びているので距離が延びても対応できそう。今日の内容なら期待を持てる」と、早くもクラシック第2ラウンドを楽しみにする。今週の皐月賞では同じディープ産駒のアダムスピークがスタンバイ。勢いに乗った石坂師とジェンティルドンナという“貴婦人”が府中でも華麗に舞う。【中西典章】

 ◆ディープ産駒初の重賞2勝馬 桜花賞はディープインパクト産駒の連覇で終了。桜花賞、安田記念、阪神JFに続く4つめのG1タイトルはまたしてもマイル戦だったが、ついに重賞2勝馬が誕生したことはディープにとって朗報。重賞勝ち第1号のダノンバラードからヒストリカルまでの15頭がすべて重賞1勝馬だったことから成長力に疑問符をつける声があったが、晴れて伸びしろも証明。産駒が最高で6頭出走する可能性がある皐月賞へ弾みをつけた。さぁ、次は初の牡馬クラシックのタイトルだ。

 [2012年4月9日8時54分 紙面から]

岩田完璧…12年G1は2戦2勝/桜花賞


桜花賞を制し、ジェンティルドンナの鞍上で1冠ポーズを取る岩田騎手
<桜花賞>◇8日=阪神◇G1◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走18頭

 2番人気のジェンティルドンナ(石坂)が1分34秒6で差し切り、桜の女王の座を射止めた。岩田康誠騎手(38)は桜花賞初制覇となった。

 ほえた。岩田の雄たけびが仁川にこだました。馬上から左手の人さし指を1本つき立てた。1冠目のミッションを終えた岩田は「本当に具合が良かったので自信を持って挑めた。好スタートからうまく立ち回り、折り合いもバッチリだった」と完璧なエスコートを振り返った。

 熱発明けのチューリップ賞で4着に踏ん張り、手応えはつかんでいた。「力は測れてましたからね」。4日栗東の会見でも「ワクワクしている」と初の桜のタイトルを意識するコメントを残していた。フェブラリーSに続き今年のJRA・G1では騎乗機会2戦2勝と、大舞台での勝負強さをアピールした。

 「この馬の脚を見せられたことがうれしい。でも、実力はまだまだこんなもんじゃないですよ」と底知れぬ潜在能力を感じている。オークスに向けても「馬が冷静で賢いのが心強い。次もいい競馬ができると思う。素晴らしい馬に上げていきたい」と高らかに2冠を予告した。

 [2012年4月9日8時54分 紙面から]

デイリーさくら

【桜花賞】ジェンティル“桜冠”!

【拡大写真はコチラ】
 ちらほら咲き始めた桜を背に快勝したジェンティルドンナ(撮影・石湯恒介)
 「桜花賞・G1」(8日、阪神)

 今年もディープインパクト産駒が輝いた。直線ではじけた2番人気ジェンティルドンナが、ゴール前で元メジャーリーガーの佐々木主浩氏が所有するヴィルシーナをかわし、G1初制覇を決めた。熱発明けのチューリップ賞で初めて連対を外したが、大舞台で鮮やかに反撃。仁川で開花した素質馬に、陣営はオークス(5月20日・東京)での2冠奪取に自信をみなぎらせた。

 ディープインパクト産駒の根性娘が、仁川で開花宣言だ。牝馬クラシックの第1弾は、ジェンティルドンナが奪取。3頭の激しい攻防を制し、昨年のマルセリーナに続き2年連続で父に桜花賞のタイトルをプレゼント。9度目の挑戦を実らせた岩田は、左手の人さし指を掲げて初めての“桜冠獲り”をアピールした。

 「先生、抱き合っていいですか?」。責務を果たした喜びからだろう、馬から下りた岩田はすぐに石坂師の胸へと飛び込んだ。「任せていただいていたので、自由に乗せてもらった。馬の具合も良かったし、自信を持ってレースに挑んだ。先生も喜んでくれたし、うれしく思います」。初コンビのチューリップ賞で敗れはしたが、戴冠への手応えはつかんでいた。

 中団でしっかりと脚をため込んで、直線は信じた末脚にかけた。振るう左ステッキに、パートナーが応える。1完歩ずつ差を詰めると、内から伸びた同じディープ産駒のヴィルシーナをかわしたのはゴール寸前だった。「折り合いもバッチリ。最高のレースができた」と笑みを浮かべる。

 石坂師はクラシックの栄冠を初めて手にした。「勝ち負けのできる位置で競馬をしているなと思った。“桜花賞へ行きたい”とデビューから思っていた馬。良かったと思う」と力強くうなずく。中間に熱発があった前走では4着に敗れたが、あくまでも前哨戦。ショックはなかった。「追い切りの反応も良かった。前回は心配しながらだったけど、今回はきっちりとできていた」。本番へ急上昇して、一気にヒロインへと駆け上がった。

 ひとつ上の全姉ドナウブルーが立てなかった舞台。その無念を晴らした妹は、牝馬クラシックの第2ステージへ。左回りの府中、800メートルの距離延長、第1冠とは大きく変わる設定が待ち受けるが、師は「折り合うし、テン良し、中良し、しまい良し。精神的におとなしい馬なので、距離にも対応できると思う。オークスも自信を持って出したい」と期待を込める。

 この日の阪神競馬場は三分咲き。岩田は「この馬の実力って、こんなものじゃない。まだこれからの馬。心強いですね」と自信をみなぎらせる。ひと足先に満開の花を咲かせた桜花賞馬が、樫の舞台での2冠獲りを誓った。

【桜花賞】ノーザンファーム生産馬上位3頭!

【拡大写真はコチラ】
 口取りに並ぶ石坂師(左端)らジェンティルドンナの関係者(撮影・片岡寛尚)
 「桜花賞・G1」(8日、阪神)

 ノーザンファームの生産馬が、上位3頭を占めた。ノーザンファーム空港牧場の場長で、(有)サンデーレーシングの代表取締役を務める吉田俊介氏は「すごいことですね」と喜んだ。母ドナブリーニは英国で購入。産駒2頭でG3を2勝、G1制覇と大活躍だ。「ディープの相手として、成功させようと期待して購入した繁殖牝馬。すごい姉妹だし、牧場としてはホクホクです」と笑顔が絶えない。昨年のセレクトセールで、8400万円の値をつけたネオユニヴァース産駒(美浦・堀)の2歳馬、ゼンノロブロイ産駒の1歳馬はともに牡馬。娘に続いて息子も‐。牡馬クラシック制覇へも夢は広がっていく。

さくらさんすぽ

2012.4.9 05:05
【桜花賞】吉田氏「本当によく走ってくれた」 
 第72回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金8900万円、1~4着馬にオークスの優先出走権=出走18頭)ジェンティルドンナを所有する(有)サンデーレーシングは09年ブエナビスタ以来の桜花賞Vで、JRA・GI25勝目。代表の吉田俊介氏(37)は顔を紅潮させた。

 「母のドナブリーニは英国の2歳GIを勝っており、父のディープインパクトとは非常に期待した交配でしたからね。全姉で初仔のドナウブルーより、この2番仔は普段から落ち着いている分、体も大きい。本当によく走ってくれました」と満足げに語った。今年デビュー予定の2歳馬は、父ネオユニヴァースの牡馬で、美浦・堀厩舎に入厩する予定だ。

 その傍らで、JRA・GI70勝目となった生産者の秋田博章ノーザンファーム場長は、満面の笑み。生産馬は今回の桜花賞に5頭出走して、ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、アイムユアーズと1着から3着を独占したのだから、無理もない。 (正木茂)

(紙面から)

さんすぽさくら

【桜花賞】ドンナもんだい!ジェンティル桜冠(1/2ページ)

桜の女王ジェンティル 力強く混戦を抜け出したジェンティルドンナ(中央)。鞍上の岩田康誠騎手はスタンドに向かってNo.1をアピール=阪神競馬場(撮影・佐藤雄彦)【拡大】

 第72回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金8900万円、1~4着馬にオークスの優先出走権=出走18頭)岩田康誠騎乗で2番人気のジェンティルドンナが中団追走から直線、すばらしい末脚を発揮してGI初制覇を決めた。1分34秒6(良)。昨年のマルセリーナに続き、ディープインパクト産駒の桜花賞連覇となった。次走のオークス(5月20日、東京、GI、芝2400メートル)で、2冠制覇を目指す。2着は4番人気ヴィルシーナ、3着は3番人気アイムユアーズ。1番人気の2歳女王ジョワドヴィーヴルは後方から末脚勝負に出たが、6着に終わった。

桜の女王ジェンティル 力強く混戦を抜け出したジェンティルドンナ(中央)。鞍上の岩田康誠騎手はスタンドに向かってNo.1をアピール=阪神競馬場(撮影・佐藤雄彦)【拡大】

 『貴婦人』という意味の馬名らしからぬ力強い差し脚で、馬場のド真ん中を駆け抜けた。ジェンティルドンナがGI初制覇。大きな歓声を受けながら、牝馬クラシック1冠目を手中に収めた。

 「好スタートが切れましたし、折り合いもバッチリ。この馬の脚を見せられてうれしいです」

 しっかりとエスコートした岩田康誠騎手が、満足げな表情を見せた。

 道中は中団を追走。人馬の呼吸を合わせて進み、十分な手応えのまま直線へ。鞍上からGOサインが飛ぶと、上がり3ハロン34秒3のメンバー最速の末脚を繰り出し、先に抜け出したヴィルシーナとアイムユアーズを外からとらえてねじ伏せた。

 前走のチューリップ賞は、中間に発熱のアクシデントがありながら小差4着。「あの状態であれだけ走れたんだから」と陣営は改めて能力の高さを確認。今回は1週前の段階で調整役の井上調教助手が「前回とは反応が全然違う」と声を弾ませるほど、体調は急上昇。「今度はやれる」。大一番へ、陣営の誰もが自信を持っていた。

 「デビューの頃からGIを狙っていた。期待していた馬です。勝ちにいって勝ったGIです」

 1998年の開業以降、2000年のスプリンターズS(ダイタクヤマト)を筆頭に数々のビッグレースを制してきた石坂調教師だが、意外にも今回がクラシック初勝利。厩舎一丸となって咲かせた“桜”に「今晩、パーティーがあるんです。おいしいお酒が飲めますね」と、ほおを緩めた。

 次走はオークス。「まだまだ実力はこんなもんじゃない。自信を持って次に行けます」と岩田康騎手が力強く語れば、「折り合いがつくし、距離が延びても大丈夫。期待を持っていけます」と、トレーナーも胸を躍らせる。牝馬2冠制覇へ、道は真っすぐに続いている。(宇恵英志)

(紙面から)

すぽにちもろもろ

【桜花賞】ヴィルシーナ2着…大魔神“悔シーナ”

<桜花賞>ジェンティルドンナ(中)に差し切られ、2着となったヴィルシーナ(左)
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 桜花賞は直線で3頭の叩き合い、見応えたっぷりの攻防となった。最内のヴィルシーナがアイムユアーズを差し返す根性を見せて2着を死守。オーナーの元大リーガー、佐々木主浩氏(44)のG1初制覇はならなかったものの、オークス(5月20日、東京)に向けて期待が膨らむ好内容だった。関東馬最先着のアイムユアーズも地元での雪辱に意欲満々だ。

 理想の展開だった。4番人気ヴィルシーナは好位をピタリと追走。内田は「勝つつもりだった」と振り返った。

 「位置取りはヨシヨシと思っていた。馬場の荒れた内へ入れたくなかったし、いい展開だなと」

 後続の動きにも注意してステッキを入れたのは「最後の200メートルから」と読み通りの流れ。いったんは先頭に立って場内を沸かせた。ジェンティルドンナとの火の出るような叩き合い。しぶとく食い下がったが、最後は勝ち馬の末脚に屈した。

 内田は「(勝ち馬と直接)併せる形なら違ったと思う」と唇をかんだ。間にアイムユアーズを挟んで、勝ち馬との間に距離ができたことだけが誤算だった。

 大接戦にオーナーの佐々木主浩氏は「相当、声が出た」と大興奮の面持ちだ。朝に都内でテレビ出演後、家族で阪神へ移動して声援を送っていた。母・信子さんが3月28日に死去。直線で見せた脚は、最愛の母がそっと後押ししていたのかもしれない。

 馬主としてG1初勝利はならなかったが「これでオークスが楽しみになった」と次走以降に期待をつないだ。愛馬は当初から距離が延びてこそ、との評価を受けていた。もちろんオークス当日、5月20日のスケジュールは空けてある。

 惜敗は次なる目標へ向けて陣営を結束させた。内田は「次、リベンジですね」。友道師も「もともと目標は次だった。いい形でいけると思います」と前を向いた。この後は短期放牧を挟んで調整。悔しさの後に、確かな手応えが残った。 【レース結果】

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[ 2012年4月9日 06:00 ]

【桜花賞】3着ユアーズ、樫で“3度目の正直”だ

<桜花賞>3着に入ったアイムユアーズ(右) 
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 関東馬の意地は示した。アイムユアーズが3着を確保した。三つ巴の直線。残り150メートルでいったん内のヴィルシーナをかわしかけたが、外からジェンティルドンナに一気に来られ、最後は力尽きた。それでも4着には1馬身3/4差。手塚師は「レース内容は言うことない。阪神JFで負けた馬(ジョワドヴィーヴル)は逆転したし、力があるところは見せてくれた」と納得の表情で振り返った。

 ピンナは「本当に賢い馬」と称えた。ゲート入りこそ悪かったものの、道中は中団をスムーズに追走し、勝負どころでは楽な手応えで上昇。鞍上の意のままに動く自在性を存分に生かした。ピンナは「4角までは完璧。いけると思ったが、阪神JFのように外から一気に来られてしまったのが…」と展開のアヤを嘆いた。

 これでデビューから7戦全て3着以内。距離、展開を問わない安定感が光る。今後は栗東近郊のノーザンファームしがらきに2週間滞在してから美浦に戻り、オークスに臨む。鞍上はウィリアムズ(オーストラリア)で調整中。距離延長との闘いとなるが、師は「馬混みに入れれば距離はもつと思う」と手応えを示した。3代母ダイナカールが制した樫の舞台で“3度目の正直”に挑む。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

【桜花賞】サウンド4着…松山康師「勝ったかと」
 阪神JF3着の雪辱を期したサウンドオブハートは着順を1つ落として4着。松山康師が「4角では勝ったかと思ったけど…」と振り返るスムーズな競馬だったが、直線はいまひとつはじけ切れなかった。

 紅梅S以来の休み明けと間隔は空いていたが、課題の折り合いもついて中団から。ほぼ同じ位置で直線を向いたジェンティルドンナには抵抗する間もなくかわされたが、その後もジワジワと伸びた。松岡は「いい感じで流れに乗れて、馬の後ろでフワッとしてくれた。道中は完璧にいけたし競馬は悔いなし」と納得の口ぶりながら、最後は「勝てないな、G1っていうのは」と唇をかんだ。

 師も「もう少し前3頭に肉薄できるかと思ったが」と直線の伸びに物足りなさを口にした。一気の距離延長となるオークスに向かうかは現段階では未定。松岡は「鍛え直して、また頑張ります」と雪辱を誓っていた。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

【桜花賞】メイショウスザンナ、大健闘5着
 11番人気の伏兵メイショウスザンナが5着に食い込んだ。ラストまでバテずに脚を伸ばし、豊富なレース経験(今回9戦目)に裏打ちされた競馬センスを存分に発揮。武豊は「折り合いがピタリと付いて、うまくいった。オークスに乗れたら楽しみだね」と相棒の踏ん張りを称えた。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

【桜花賞】ジョワ、まさかの6着…福永ガックリ

<桜花賞>6着に終わったジョワドヴィーヴル
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 阪神JFで見せた圧倒的な決め手は影を潜めたままだった。1番人気に支持されたジョワドヴィーヴル。チューリップ賞(3着)を叩いた効果で気配は上向き、福永は好感触をつかんでいたはずだった。「馬の状態は凄く良かった。ひと叩きして弾むようなフットワークになっていた」。だが直線、思うように差が詰まらない。伸びかけるのだが、ギュッと脚を使う場面がない。ジリジリと6着に滑り込むのが精いっぱい。姉ブエナビスタに続く大外一気Vを夢見たファンの想像は、花開くことなく終わった。「ポジションが悪くなってしまったが、それでも(この馬なら)と思っていた。でも、最後は苦しくなって外へ逃げるそぶり。きつい競馬を強いてしまったかな」と言う主戦の声には落胆の色があった。

 「ペースは遅かったのか?」。上がり運動で無事を確かめた松田博師は記者に逆取材し「筋肉だけだからな。もうちょっと体が増えてこないとイカン」と前走から4キロ減だった馬体面にも言及した。今後は厩舎に置いて、オークスへじっくりと調整する。秘めた素質はいつ開花するのか。花冷えの風が阪神に吹いていた。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

【桜花賞】戦い終えて
 ▼7着ファインチョイス(池添)指示通りに、ためていくつもりで。よく伸びているし、これがきっかけになれば。

 ▼8着トーセンベニザクラ(津村)ゲートで少し出負けしたが、勝ち馬の後ろでいい感じの手応え。左回りの方がいい走りをするので次が楽しみ。

 ▼9着パララサルー(北村宏)スタートは普通に出たんですけどね。ずっとせかしている感じで追っつけ通し。距離があった方がいいのかな。

 ▼10着サンシャイン(Mデムーロ)直線でごちゃごちゃして仕掛けが遅れた。いざゴーサインを出した時には、思ったほどの脚を使えなかった。

 ▼11着イチオクノホシ(田辺)いい位置で競馬できたが、ひと脚が使えなかった。積極的にいった分かな。

 ▼12着オメガハートランド(石橋脩)もう1つ、2つ前の位置で運べれば、さばきも楽だったが。もまれて分かったこともある。次に生かしたい。

 ▼13着マイネエポナ(吉田隼)着順ほど負けていない。好位からの競馬を覚えていってくれれば。

 ▼14着プレノタート(安藤勝)流れが落ち着いたので自分から動いていったんだけどね。最後はダラッとしてしまった。

 ▼15着エピセアローム(浜中)もっと早くこの枠(1枠2番)で競馬をしておきたかった。僕がもっとうまく乗ってあげていれば…。

 ▼16着アラフネ(丸山)行かせる気はなかったのですが。短い距離なら。

 ▼17着エイシンキンチェム(川田)ジワッといって気持ち良く折り合えた。この子なりに頑張っている。

 ▼18着ダームドゥラック(小牧)思っていたより行きっぷりが良かったけど、距離もあるので。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

独占スポニチ

【桜花賞】ノーザンファーム、3着まで独占
 ジェンティルドンナで桜花賞を制したサンデーレーシング代表の吉田俊介氏は笑顔で喜びを口にした。「母(ドナブリーニ)も英国の2歳G1を勝っており、凄く期待していた。姉のドナウブルーは少し女の子らしいところがあるけど、その点、妹は落ち着きがあるのがいいですね」と語った。また、ノーザンファームは生産者として3着までを独占。「5頭出しができたことも凄いし、牧場としてもホクホクですね。2、3着馬も距離が延びていい。オークスが楽しみです」と次なる一番に期待を膨らませていた。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

初スポニチ

【桜花賞】シンザン記念勝ち馬、7頭目で初制覇
ジェンティルドンナ桜花賞V
 シンザン記念勝ち馬の桜花賞出走は99年フサイチエアデール以来、13年ぶり7頭目で初勝利。クラシック制覇は02年ダービーのタニノギムレット以来、2勝目。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

G14すぽにち

【桜花賞】ディープ産駒が連覇、G1通算4勝目
ジェンティルドンナ桜花賞V

<桜花賞>差し切ってレースを制したジェンティルドンナ
Photo By スポニチ
 ディープインパクト産駒は昨年のマルセリーナに続く連覇。G1勝ちは昨年の阪神JF(ジョワドヴィーヴル)に次いで通算4勝目。重賞は今年の毎日杯(ヒストリカル)に次いで通算16勝目。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

スポニチ謳歌

【桜花賞】チューリップ賞4着馬、抜群の成績

<桜花賞>レースを制したジェンティルドンナと岩田
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 ジェンティルドンナ はチューリップ賞4着から巻き返して桜花賞を制覇。重賞になった94年以降のチューリップ賞4着馬は98年ファレノプシス、99年プリモディーネも桜花賞馬となってお り、【3・2・0・1】と抜群の好成績を残している。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

さくらすぽにち

【桜花賞】岩田、9度目騎乗でついに初勝利!
ジェンティルドンナ桜花賞V

<桜花賞>ジェンティルドンナでレースを制した岩田は、おどけた表情を見せる
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 岩田の桜花賞は昨年3着(トレンドハンター)が過去の最高着順だった。9度目の騎乗で初勝利。G1は今年のフェブラリーS(テスタマッタ)に次いで通算14勝目。重賞は今年3勝目、通算45勝目。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

スポニチSAKURA

【桜花賞】石坂師、08年マイルCS以来のG1勝利
ジェンティルドンナ桜花賞V

<桜花賞>ジェンティルドンナとポーズをとる石坂師(左から2人目)と岩田騎手
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 石坂師は05年5着(ダンツクインビー)が桜花賞の最高着順。4度目(延べ5頭目)参戦で初勝利。G1は08年マイルCS(ブルーメンブラット)以来、通算7勝目。重賞は今年の京都牝馬S(ドナウブルー)に次いで通算29勝目。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

sakurasuponiti

【桜花賞】ディープ産駒が連覇、G1通算4勝目
ジェンティルドンナ桜花賞V

<桜花賞>差し切ってレースを制したジェンティルドンナ
Photo By スポニチ
 ディープインパクト産駒は昨年のマルセリーナに続く連覇。G1勝ちは昨年の阪神JF(ジョワドヴィーヴル)に次いで通算4勝目。重賞は今年の毎日杯(ヒストリカル)に次いで通算16勝目。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

SAKURAスポニチ


【桜花賞】ジェンティル末脚爆発!まず1冠!


<桜花賞>桜花賞を快勝したジェンティルドンナ(左)の鞍上で歓喜の1冠ポーズをつくる岩田
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 ドンナが咲いた!牝馬クラシック第1弾「第72回桜花賞」が8日、阪神競馬場で行われ、2番人気ジェンティルドンナが直線で末脚爆発、1冠を手にした。

 外から力強く伸びてきたのは「黒、赤十字襷(たすき)、袖黄縦縞(じま)」の勝負服を背にした鹿毛のディープインパクト産駒。しかし、それは2歳女王ではない。並み居るライバルを尻目に先頭でゴールに飛び込んだのは2番人気のジェンティルドンナだ。「よっしゃー!!」と雄叫びを上げた岩田は満面の笑みで愛馬を称えた。

 「本当にいいスタートが切れたし、僕の言うことを聞いて走ってくれた。凄く冷静で賢い馬。素直さが一番の持ち味だね」

 どの馬よりも先にゲートを飛び出したが、スッと下げて道中は外の10番手。「ピンナ(アイムユアーズ)と松岡(サウンドオブハート)を見ながらの最高のポジションだった」。この自在運びこそイタリア語で“淑女”の名にふさわしい賢さの証。勝負どころでは、ややズブさを見せる点を考慮し、前走より早い4角手前からスパートした。ジワリジワリと前に接近すると、ラスト1Fはヴィルシーナ、アイムユアーズとの壮絶な叩き合い。岩田のムチに応えてグイッと抜け出し、最後は半馬身差をつけた。レース運びは完璧だった。

 常にクールな石坂師もさすがに頬を緩ませた。「勝つ競馬をして勝てて良かった。デビュー前から桜花賞でいい競馬をしたいと思っていた馬。本当にいい競馬をしてくれた」

 これまでヴァーミリアンを筆頭に数々の名馬で中央、地方を合わせてG113勝を挙げているが、クラシックは初制覇。その陰には指揮官の英断があった。

 シンザン記念を制した直後、牧場や馬主サイドから「フィリーズレビューをステップレースにしてはどうか」と打診があった。既にチューリップ賞出走が決まっていた同馬主ジョワドヴィーヴルや、同厩舎エピセアロームとの使い分けを踏まえてのこと。しかし石坂師は距離が本番と同じマイルで、レース間隔も1週長くなるチューリップ賞にこだわった。

 これが大正解。本番までの間隔を空けたことで、チューリップ賞の疲れがすっかり取れた。「前走と違って、今回はきっちり(本数を)追い切って競馬ができた」(同師)ことが勝利につながった。

 さあ、次は2冠制覇がかかるオークスだ。「自信を持って挑める」と岩田が口にすれば、石坂師も「精神的に大人だから、距離が延びても十分対応できる」と手応えを語る。今度は堂々の主役としてライバルを迎え撃つ。

 ◆ジェンティルドンナ 父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父ベルトリーニ) 牝3歳 栗東・石坂厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績5戦3勝 総獲得賞金1億6680万2000円。 【レース結果】
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[ 2012年4月9日 06:00 ]

報知さくら

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20120408-OHT1T00228.htm
ジェンティルドンナ、桜の女王!満開の末脚…桜花賞


ジェンティルドンナの岩田は、ゴールと同時に高々と左手を突き上げて喜びを爆発させた
 ◆第72回桜花賞・G1(8日・芝1600メートル、阪神競馬場、良) 春のクラシックの開幕を飾る、第72回桜花賞・G1(8日、阪神・芝1600メートル)は、2番人気のジェンティルドンナが、4角10番手から34秒3の最速上がりを繰り出して優勝した。鞍上の岩田は、牝馬クラシック初制覇。昨年のマルセリーナに続き、ディープインパクト産駒の勝利となった。2着は、半馬身差でヴィルシーナ。3着アイムユアーズ、4着サウンドオブハートまでに、オークスの優先出走権が与えられた。1番人気のジョワドヴィーヴルは、6着に終わった。

 三分咲きの阪神競馬場の桜がジェラシーを感じるような、“満開”の末脚だ。鞍上の岩田が、こん身のムチで伝えたゴーサイン。ジェンティルドンナの闘志に、火がついた。父ディープインパクト譲りの伸び脚は、誰にも止められない。

 476メートルの長い直線。内の馬を次々と抜き去ると、もう目の前にはヴィルシーナとアイムユアーズしかいない。まずは内のアイムユアーズを競り落とした。返す刀で、最後の抵抗を試みるヴィルシーナをかわし、真っ先にゴールへ飛び込んだ。その瞬間、岩田はスタンドに向かって、高々と左手を突き上げた。

 「ヨッシャー!」検量室に戻るなり大声を張り上げた主戦は、初めての牝馬クラシック制覇の余韻に酔いしれた。「本当に好スタート。言うことをきくし、折り合いもバッチリ。もっと前に行けたけど、抑えて脚をためることにした。馬も冷静だったから、自信を持って乗ることができた」。完璧なタクトで、フェブラリーSのテスタマッタに続く今年2つ目のG1タイトルを手に入れた。

 石坂調教師は、静かにクラシック初制覇の喜びをかみしめた。中間に発熱のアクシデントがあったチューリップ賞(4着)から、体調は格段に良くなっていた。「追い切りの反応が違っていた。今回の方がいいのは間違いないと思っていた。テン良し、中良し、しまい良しの馬。デビュー前から、ジェンティルと桜花賞でいい競馬をしたいと思っていた」

 昨年の桜花賞は、「大きいところを狙える馬」と評価していた全姉のドナウブルーが抽選で除外に。大舞台に立つことはなかった。姉で味わった悔しさを糧に、栄光をつかみ取った。

 次のターゲットは、樫の女王の座。トレーナーは「精神的に大人びていて、距離が延びても対応できる。オークス(5月20日、東京)に向けて視界は良好」と締めくくった。馬名の由来は、イタリア語で“貴婦人”。今度は、緑豊かな東京コースで、気品に満ちた走りを披露する。

sakura

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=63193

ジェンティルドンナが勝利、ジョワドヴィーヴル6着/桜花賞
[中央競馬] 2012年04月08日(日)19時05分
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桜花賞を制したジェンティルドンナ(中央)
 8日、阪神競馬場で行われた第72回桜花賞(3歳牝、GI・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェンティルドンナが、中団追走から伸び脚を見せ、4番人気ヴィルシーナに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着に3番人気アイムユアーズが入り、1番人気ジョワドヴィーヴルは後方追走から伸びを欠き6着に敗れた。

 ジェンティルドンナの父ディープインパクトは昨年も産駒のマルセリーナが勝利し、桜花賞2連覇。2着ヴィルシーナもディープインパクト産駒で、ディープインパクトは2連覇とワンツーフィニッシュの快挙を達成した。

【勝ち馬プロフィール】
◆ジェンティルドンナ(牝3)
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ
母父:Bertolini
血統:全姉にドナウブルー(京都牝馬S-GIII)
厩舎:栗東・石坂正
通算成績:5戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:12年シンザン記念(GIII)

2012年4月8日日曜日

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012040800114

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012040800114
競馬桜花賞・談話
◇最高のレース
 岩田康誠騎手 好スタートが切れて、折り合いもばっちりだった。最高のレースができた。冷静で賢い馬なので、今後も期待できる。
◇デビュー時から期待
 石坂正調教師 デビューの時から桜花賞でいい競馬をしたいと思っていた。精神的に大人びているので、距離が長くなっても十分対応できる。(2012/04/08-17:38)

http://pc.masts.jp/login_contents.html?lv1_seq=29&lv2_seq=35495&PHPSESSID=84a7637388fcf5eb1a790f19d1e8c0cb

5枠10番 ジェンティルドンナ(岩田騎手 石坂厩舎)
前走は熱発明け。お伝えした通り、陣営のトーンは低く、完全に桜花賞に向けての叩き台という一戦だった。この中間は攻めの動きからしてガラッと変わっており、ひと叩きの上積みは他馬よりも大きいものがありそうだ。なお、2頭出しとなる石坂厩舎だが、師は「普通ならジェンティルの方が上にくるよ」と話している。
http://pc.masts.jp/login_contents.html?lv1_seq=29&lv2_seq=35495&PHPSESSID=84a7637388fcf5eb1a790f19d1e8c0cb

http://pc.keiba7.net/lin_contents.html?lv2_seq=3451&PHPSESSID=bbe06f3b988c162530b631b250e02f6e

ジェンティルドンナ



石坂 正厩舎/岩田康誠騎手



http://pc.keiba7.net/lin_contents.html?lv2_seq=3451&PHPSESSID=bbe06f3b988c162530b631b250e02f6e



全姉ドナウブルーは初戦から2連勝しながらクラシック出走が叶わなかったこともあり、同馬に対して陣営は未勝利勝ち直後にシンザン記念を使って牡馬相手に快勝。前走のチューリップ賞では中間の熱発で順調さを欠いたものの、③着ジョワドヴィーヴルには半馬身差まで詰め寄った。この中間は反動もなく、先週はエピセアローム、今週は皐月賞に出走予定のアダムスピークに続けて先着。2週続けて跨った岩田は「調子は前走以上。あとは自分が上手く乗れば結果がついてくる」と渾身の騎乗を約束。また陣営も「前走も格好はつけてくれたし、ずっと目標にしていたレースだからね」と期待は大きく、本番での逆転は十分可能。







http://www2.sundaytc.co.jp/members_only/login/information/

4/8(日)阪神11R・桜花賞(GⅠ)に出走、馬体重は456㎏(-4)でした。五分のスタートから中団12番手前後を追走していきました。道中も馬群の中で我慢しており、直線に入る前には上手く馬場の五分どころに出していました。直線ではあと1ハロン過ぎの地点から抜け出し、内から追い込んできた2着馬を半馬身差凌いで1着、嬉しい3勝めで、見事クラシック制覇を飾りました。岩田騎手は「道中も余裕がありましたが、自分から反応しないので早めに仕掛けたんです。それにしても直線ではきっちりと弾けてくれましたね。前走より状態も良かったのですが、まだまだ伸びしろがあり、冷静な馬ですので引っ掛かるところもありません。距離が延びても問題ない馬ですので、今後がさらに楽しみになってきました」とのコメントです。
http://www2.sundaytc.co.jp/members_only/login/information/

http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-217248.html

http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-217248.html

【桜花賞(GI)】(阪神)~ディープ産駒ジェンティルドンナ GI初制覇 [News]
2012/04/08(日) 16:56
阪神11Rの第72回桜花賞(GI、3歳牝馬、芝1600m)は2番人気ジェンティルドンナ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒6(良)。1/2馬身差2着に4番人気ヴィルシーナ、さらに1/2馬身差で3着に3番人気アイムユアーズが入った。

ジェンティルドンナは栗東・石坂正厩舎の3歳牝馬で、父ディープインパクト、母ドナブリーニ(母の父Bertolini)。通算成績は5戦3勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ジェンティルドンナ(岩田騎手)
「本当に具合が良く、自信を持って乗りました。スタート良く、折り合いもバッチリでした。もっと前にも行けましたが、アイムユアーズ、サウンドオブハートを見ながら最高のレースが出来ました。まだまだ仕上がり途上で、冷静で賢い馬、今後また鍛えていけると思います。素直なところがいいですね。次走も自信を持って挑めます」

3着 アイムユアーズ(N・ピンナ騎手)
「4コーナーまでは完璧で、勝ったと思ったくらいですが、そんなに甘くはありませんでした。頭のいい馬で、思った通りにレースが出来ました。(オークスは)距離が心配な面もありますが、何とかなるのではと思います」

4着 サウンドオブハート(松岡騎手)
「いい位置で、うまく折り合ったのですが、悔しいです」

5着 メイショウスザンナ(武豊騎手)
「思った通りに乗れましたし、馬も走ってくれました。頑張ってくれましたが、精一杯の結果です」

6着 ジョワドヴィーヴル(福永騎手)
「最後は苦しくなって外に逃げるようになりました。きつい競馬を強いてしまった気がします。結果が出せなくて申し訳なく思います」

10着 サンシャイン(M・デムーロ騎手)
「いいスタートを切って、好位でレースを進めることが出来ました。ただ、直線でゴチャついて行きたい時に行けませんでした。ゴーサインを出した時には、もう思ったほど脚は使えませんでした」

http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20120408-OHT1T00140.htm

2番人気・ジェンティルドンナが優勝…桜花賞

 ◆第72回桜花賞・G1(8日・芝1600メートル、阪神競馬場、良) 3歳クラシックレース第一弾は、フルゲート18頭が出走して行われた。レースは2番人気のジェンティルドンナ(岩田)が直線で力強く伸びて、1分34秒6のタイムで優勝を飾った。2着は半馬身差でヴィルシーナ(内田)。3着は半馬身差でアイムユアーズ(ピンナ)が入り、1番人気に推されたジョワドヴィーヴル(福永)6着だった。

 岩田康誠騎手「自信を持って乗った。折り合いもつき、追い出すタイミングもぴったり。まだ仕上がっていないところがあるので次のオークスでも頑張れると思う」
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20120408-OHT1T00140.htm

http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040816250018-n1.html

2012.4.8 16:20
【桜花賞】ジェンティル岩田「次も自信を持てる」
http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040816250018-n1.html

ダブルピースで桜花賞初制覇の喜びを表した岩田康誠騎手。ジェンティルドンナの豪快な差し脚に牝馬三冠レースへの期待を膨らませていた【拡大】

 第72回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝、芝1600メートル、1着賞金8900万円=出走18頭)岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎)が力強い伸び脚で混戦を断ち、牝馬三冠レースの第1弾を制覇。昨年のマルセリーナに続き、ディープインパクトの娘が2年連続で桜の女王に輝いた。勝ちタイム1分34秒6(良)。

 勝利ジョッキーインタビューで岩田康誠騎手は「自信を持って挑みました。好スタートを切ってくれて言うことも素直に聞いてくれるので冷静にレースを進めることができました」とレースを振り返った。

 同馬の長所について聞かれた岩田騎手は「素直なところでしょうね」と即答。2冠目オークスへの展望については「この(桜花賞の)内容なら次も自信を持って挑むことができます」と語った。

http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20120408-931001.html

ジェンティル激戦制し桜の女王/桜花賞記事を印刷する

<桜花賞>◇8日=阪神◇G1◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走18頭
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20120408-931001.html
 2番人気のディープインパクト産駒ジェンティルドンナ(石坂)が、桜の女王の座に就いた。アラフネ、マイネエポナなどが引っ張る展開の中、中団外めを追走。4コーナーを回って先頭集団に取りつき、馬場のいいド真ん中に出してヴィルシーナ、アイムユアーズと激しい追い比べ。最後は2着ヴィルシーナを1/2馬身差振り切った。勝ち時計は1分34秒6。

 騎乗した岩田康誠騎手(38)、管理する石坂正師(61)とも桜花賞は初制覇。岩田騎手は「具合も良かったし、自信を持って乗れた。もっと前にも行けたが、あえて控えた。こちらの言うことを聞くし、賢い馬。(オークスにも)自信をもっていける」と絶賛した。

 3着にアイムユアーズ、1番人気ジョワドヴィーヴルは直線伸びを欠いて6着に敗れた。

 馬連(10)(15)1850円、馬単(10)(15)3150円、3連複(10)(11)(15)5110円、3連単(10)(15)(11)2万4020円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2012年4月8日16時16分]

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/horse/headlines/20120408-00000018-spnavi-horse.html

ジェンティルドンナが桜花賞優勝 “大魔神”所有ヴィルシーナが2着に
 JRA3歳牝馬クラシック第1弾となる第72回GI桜花賞桜花賞が8日、阪神競馬場1600m芝で争われ、2番人気の岩田康誠騎乗ジェンティルドンナがゴール前の接戦を制し優勝。2着には“大魔神”佐々木主浩氏所有で注目のヴィルシーナ、3着にはアイムユアーズが入った。また、1番人気に推された2歳女王ジョワドヴィーヴルは直線で伸びず6着に終わった。

※結果、成績などのデータは、必ず主催者であるJRA発行のものと照合し確認してください。
※レース格付けは従来のもので表記しています。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/horse/headlines/20120408-00000018-spnavi-horse.html

http://uma-jin.net/news/news2012040807.html

http://uma-jin.net/news/news2012040807.html
【桜花賞】岩田騎手騎乗のジェンティルドンナが初GI勝利
8日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第1弾・第72回桜花賞(GI、芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗で単勝4.9倍の2番人気に支持されたジェンティルドンナ(牝3、栗東・石坂)が、道中は中団待機し直線で馬群の間を抜け出すと、後続の追撃を凌いで快勝。牡馬相手に勝利した2走前のシンザン記念以来となる重賞2勝目が、嬉しい初GI勝利となった。勝ち時計は1分34秒6(良)。

スタート直後はエイシンキンチェム(牝3、栗東・高野)とマイネエポナ(牝3、美浦・斎藤)が併走するように先頭、2番手を形勢していたが、向正面で大外枠から一気に進出したアラフネ(牝3、美浦・高橋裕)が先頭を奪う。先行した2頭は2、3番手に控え、4番人気に支持されたヴィルシーナ(牝3、栗東・友道)が4番手につける形となった。

3番人気のアイムユアーズ(牝3、美浦・手塚)は5、6番手で脚を溜め、ジェンティルドンナは中団待機、1番人気に支持されたジョワドヴィーヴル(牝3、栗東・松田博)は、後方で虎視眈々と仕掛けのタイミングをうかがっている。

前半3F34秒9とそこまでハイペースという訳ではなかったものの、出入りの激しい競馬になったためなのか、先行勢は直線で早々に脱落。馬場の中ほどからジェンティルドンナ、さらにはヴィルシーナ、アイムユアーズも進出したが、ジェンティルドンナが半馬身差を保って先頭ゴール。2着にヴィルシーナが入線し、さらに半馬身差の3着がアイムユアーズとなった。なお注目のジョワドヴィーヴルは、直線で大外に持ち出したものの思うような伸びを見せることができず、6着止まりとなっている。

配当は単勝490円、馬連1,850円、馬単3,150円、3連複5,110円、3連単24,020円。勝ったジェンティルドンナは父ディープインパクト、母ドナブリーニ(母父Bertolini)という血統で、全姉に今年の京都牝馬Sを制したドナウブルーがいる。

http://www.jiji.com/jc/p?id=20120408164706-2402440&n=1

競馬・ジェンティルドンナが優勝http://www.jiji.com/jc/p?id=20120408164706-2402440&n=1
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第72回桜花賞(GI)は8日、阪神競馬場の芝1600メートルのコースに18頭が出走して行われ、岩田康誠が騎乗した単勝2番人気のジェンティルドンナ(写真)が1分34秒6で優勝した。 【時事通信社】

http://www.zakzak.co.jp/race/horse/news/20120408/hrs1204081552000-n1.htm

【桜花賞】ジェンティルドンナ1冠獲得!“桜の女王”に輝く
2012.04.08

http://www.zakzak.co.jp/race/horse/news/20120408/hrs1204081552000-n1.htm
イタリア語で“貴婦人”の意味を持つジェンティルドンナが豪快な差し脚で混戦を断った【拡大】


 第72回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝、芝1600メートル、1着賞金8900万円=出走18頭)岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎)が豪快な差し脚で混戦を断ち、牝馬三冠レースの第1弾を制覇。昨年のマルセリーナに続き、ディープインパクトの娘が2年連続で桜の女王に輝いた。勝ちタイム1分34秒6(良)。

 半馬身差の2着には直線食い下がった4番人気ヴィルシーナ、さらに半馬身差の3着には中団の前めからしぶとく伸びた3番人気アイムユアーズが入り、1番人気ジョワドヴィーヴルは後方追走から直線大外を伸びるも6着に敗れた。

 乱桜を制したのはイタリア語で“貴婦人”の馬名意味を持つジェンティルドンナだった。平均ペースでレースが流れるなか、道中は中団馬群で虎視眈々と追走。「道中は余裕を持って乗れた」という岩田騎手の言葉どおり、折り合いもピタリとついた。

 こうして研いだ末脚が直線で爆発。メンバー最速の上がり3F34秒3で直線外めを力強く伸びると、抜け出しを図ったヴィルシーナとアイムユアーズを外から強襲。馬名からは想像もつかない豪快な差し脚でねじ伏せ、1冠目のゴールに飛び込んだ。

 ゴールの瞬間、左手でガッツポーズをつくった岩田康誠騎手は相棒を大絶賛。「きょうは能力だけで抜け出した。まだまだこれからの馬です」。オークス(5月20日、東京、GI)、そして秋華賞(10月14日、GI、京都)と続く牝馬三冠レースへ期待を膨らませていた。

 ジェンティルドンナは父ディープインパクト、母ドナブリーニ、母の父Bertoliniという血統。通算成績5戦3勝。重賞は12年シンザン記念(GIII)に続く2勝目。岩田康誠騎手、石坂正調教師はともに桜花賞初勝利。

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120408/rac12040816180001-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120408/rac12040816180001-n1.htm
桜花賞、ジェンティルドンナがV 「最高のレースができた」
2012.4.8 16:17

桜花賞を制し、歓喜の雄叫びを上げるジェンティルドンナの岩田康誠騎手=8日、阪神競馬場(撮影・佐藤雄彦)

 3歳牝馬の3冠クラシックレース第1戦、第72回桜花賞(GI)は8日、阪神競馬場(11R)の芝1600メートルに18頭が出走して争われ、2番人気のジェンティルドンナ(岩田康誠騎手)が優勝し、1着賞金8900万円を獲得した。2着はヴィルシーナ、3着はアイムユアーズだった。1番人気のジョワドヴィーヴルは6着に終わった。

 中団の位置取りでレースを進めたジェンティルドンナは、最後の直線で馬群の真ん中を割って出てくると、ゴール前でヴィルシーナ、アイムユアーズとの激しいたたき合いを制して、2着に1/2馬身差をつけて先着した。

 勝った岩田康騎手は「自信を持って臨めた。好スタートを切って、道中の折り合いもバッチリだった。最高のレースができた」とレースを振り返った。今後はクラシック第2戦のオークス(5月20日、東京競馬場)に出走することが予想されるが、「まだ仕上がっていない部分があるが、賢い馬なので今後も自信を持って臨めると思う」と意気込みを語った。

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http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040815500017-n1.html

http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040815500017-n1.html
http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040815500017-n2.html
2012.4.8 15:48
【桜花賞】ジェンティルドンナ1冠獲得!(1/2ページ)

“桜の女王”となったジェンティルドンナ。昨年に続き、ディープインパクトの娘が2年連続で桜花賞を制した【拡大】

 第72回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝、芝1600メートル、1着賞金8900万円=出走18頭)岩田康誠騎手騎乗の2番人気ジェンティルドンナ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎)が豪快な差し脚で混戦を断ち、牝馬三冠レースの第1弾を制覇。昨年のマルセリーナに続き、ディープインパクトの娘が2年連続で桜の女王に輝いた。勝ちタイム1分34秒6(良)。

 半馬身差の2着には直線食い下がった4番人気ヴィルシーナ、さらに半馬身差の3着には中団の前めからしぶとく伸びた3番人気アイムユアーズが入り、1番人気ジョワドヴィーヴルは後方追走から直線大外を伸びるも6着に敗れた。
2012.4.8 15:48
【桜花賞】ジェンティルドンナ1冠獲得!(2/2ページ)

“桜の女王”となったジェンティルドンナ。昨年に続き、ディープインパクトの娘が2年連続で桜花賞を制した【拡大】

 乱桜を制したのはイタリア語で“貴婦人”の馬名意味を持つジェンティルドンナだった。平均ペースでレースが流れるなか、道中は中団馬群で虎視眈々と追走。「道中は余裕を持って乗れた」という岩田騎手の言葉どおり、折り合いもピタリとついた。

 こうして研いだ末脚が直線で爆発。メンバー最速の上がり3F34秒3で直線外めを力強く伸びると、抜け出しを図ったヴィルシーナとアイムユアーズを外から強襲。馬名からは想像もつかない豪快な差し脚でねじ伏せ、1冠目のゴールに飛び込んだ。

 ゴールの瞬間、左手でガッツポーズをつくった岩田康誠騎手は相棒を大絶賛。「きょうは能力だけで抜け出した。まだまだこれからの馬です」。オークス(5月20日、東京、GI)、そして秋華賞(10月14日、GI、京都)と続く牝馬三冠レースへ期待を膨らませていた。

 ジェンティルドンナは父ディープインパクト、母ドナブリーニ、母の父Bertoliniという血統。通算成績5戦3勝。重賞は12年シンザン記念(GIII)に続く2勝目。岩田康誠騎手、石坂正調教師はともに桜花賞初勝利。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003005980.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003005980.html
桜花賞】ジェンティルドンナ 直線差し切りV
 牝馬クラシック第一弾の「第72回桜花賞」(G1、芝1600メートル・晴良18頭)は8日、阪神競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の2番人気、ジェンティルドンナ(牝3=石坂厩舎、父ディープインパクト、母ドナブリーニ)が道中中団外から、直線差し切り優勝した。勝ち時計は1分34秒06。

レースはプレノタートが出遅れるもほぼ整ったスタートからアラフネが逃げ、2番手にエイシンキンチェム、マイネエポナが付ける展開。直線に入るとヴィルシーナが先頭に立ち押し切ろうとする。だがアイムユアーズも食い下がる所を馬場の真ん中から2番人気のジェンティルドンナが一気に捕え、食い下がるヴィルシーナ、アイムユアーズに半馬身つけて1着でゴールした。

2着にはヴィルシーナ、3着にはアイムユアーズが入り混戦と思われた桜花賞はほぼ平穏に終わった。

ジェンティルドンナは13年ぶりにシンザン記念(G3)を勝ち、これで重賞2勝目。
鞍上の岩田騎手は今年フェブラリーSに続きG12勝目。

1番人気のジョワドヴィーヴルは直線外に出したが、追い込み切れず6着に終わり、レース史上初の姉妹桜花賞制覇は成らなかった。

前哨戦は関東馬の全勝だったが、終わってみれば1、2着が関西馬。ディープインパクト産駒のワンツー決着となった。 【レース結果】
[ 2012年4月8日 16:11 ]

http://yosou.keibalab.jp/jairo/article.html

http://yosou.keibalab.jp/jairo/article.html
桜の心は博愛。誰もが日本人に生まれてよかったと思う季節が今年もやってきた。おそらく仁川は満開。だから今年の桜花賞は絵になる。同時に花より団子でお金にもなる。

そんな中、今週ひと際元気なのが⑩ジェンティルドンナの岩田康誠。訥々とした語り口の中にも強気のコメントがポンポン飛び出し、ついに「競馬場は満開だろうか」とロケーションにまで及んだ。こんなリップサービスも元を正せばチューリップ賞(4着)の贖罪もあったはず。桜には人を博愛主義者に変える魔力がある。

チューリップ賞の敗因は熱発明けだけではない。厩舎は大丈夫と判断したから出走させたのだ。桜を狙う馬にそれくらいの用心がないはずはない。が、肝心の岩田が用心しすぎた。絶好のスタートを馬まかせで順位を下げ、直線は前5頭がズラリ壁。あと一列、いや、あと二列前で勝負すべきであった。
少なくてもチューリップ賞に関する限り岩田はノンファイトのお嬢さん。あれは失敗であった。が、それをわかっているのは手綱を取った岩田一人。たぶんファンに済まなかった想いの裏返しが今回の強気なコメントではなかったか。「今度は沢山買ってください」というふうに聞こえた。

実際、ジェンティルドンナは今年の小ぶりな牝馬勢にあって互角以上の存在。何より牡馬相手のシンザン記念が光る。勝ちタイム1分34秒3は最速の持ちタイム。それも直線の一吹かしで決めた。この時期、牡馬相手に同じマイル重賞を勝ち切った実績が、一体どれくらいのスキルアップにつながるのか。07年のダイワスカーレット(シンザン記念2着)、昨年のマルセリーナ(シンザン記念3着)を見れば言わずもがな。2・3着馬でさえ桜の女王である。ここは一叩きされ重い坂路で53秒6の一番時計。当然、一変が期待できる。

完成度の高さで2歳女王⑰ジョワドヴィーヴルが本線。阪神JFの1分34秒9は特に驚く記録ではないが2戦目のGⅠ勝ち、それも完璧に勝ち切っているのだから非凡。時計も1.8秒短縮した。問題は成長力。チューリップ賞は初めて馬ごみで揉まれたにせよ、ジェンティルドンナと違い勝ちに行っての3着だけに多少の物足りなさは残る。それでも今年の牝馬勢なら格好はつけられる。上がり目はともかく首を使った躍動感のある動き。賞味期限は切れていない。

単穴に⑤パララサルー。初の長距離輸送で馬体を減らしたのは心配でも、それに見合った調教はできている。何せアパパネの国枝厩舎には桜のノウハウがある。まして気で走る牝馬、数字に振り回されない方がいい。当初は本命予定の逸材。3連勝の中身も桜花賞馬として全く恥ずかしくない。

同じ関東の⑬サウンドオブハートも差はない。阪神JF3着、2度の関西輸送経験も大きな糧になるはず。問題は前向きすぎる気性をどこまでためられるか。紅梅Sの瞬発力は並みじゃない。馬を引き戻した松岡が運も引き戻せるか。

連穴のトップにあと200の距離延長が鍵を握る⑪アイムユアーズ。ただ、6戦連続で連対確保の勝負強さはなかなか。これに牡馬を向こうに数字外の奥行きがありそうな⑮ヴィルシーナ、輸送克服を条件に屈指の決め手を誇る③オメガハートランド。
逆に穴人気のエピセアロームは決め手と時計不足が心配。

http://column.keibalab.jp/interview/trainer/530/

http://column.keibalab.jp/interview/trainer/530/
上積み見込めるジェンティルドンナ


-:続いて、ジェンティルドンナですが。この馬はドナウブルーという先生が管理している馬の下(妹)で、注目を浴びていましたが、デビュー戦は不良馬場でしたね。

石:極端な馬場ではあったけれど、内で残ったという競馬。あれはしょうがないかな。

-:追い切りの本数としては、勝ちに行ったものではないですよね。

石:いや~、勝てると思っていました。普通だったら、道中はああいう進路をとって、最後も伸びてくれるのかと思った通りに伸びてくれましたし。2戦目は確勝を期しましたが。

-:そして、シンザン記念でフサイチエアデールの1997年以来、牝馬による優勝と。

石:私はそういうデータを知らないからいいのかもしれないね。知っていたら使っていなかったかもしれないし(笑)。

-:勝った後になって知るという(笑)。

石:使うべきレースだと思って使っていたからね。桜花賞のことを考えたら、あのレースでどうにかならないようじゃ、桜花賞は難しいと思っていましたし。

-:牡馬と対戦した事も、牝馬のこの馬にとっていい経験だったかもしれません。

石:その時は今の時代、牝馬が強いし、そういう流れもあって、使う気になったのかもしれないね。

-:そして、チューリップ賞の4着はどうでしたか?

石:三週間くらい前に熱発して、それがなんとか治まって、前の週、当該週と追い切って、「これなら使っていいな」と。延ばすつもりもあったし、ジョッキーにもそう伝えてはいたんやけれど、それでもあれで勝ち負けは出来るんじゃないかと思っていたんですよ。ちょっと反応が悪かったり、大人し過ぎたのは、その影響もあったんだろうね。

-:しかし、結果的には順調さを欠いた中で、あれだけの結果を残せたことに手応えを感じられたのではないでしょうか?

石:そうですね。あそこから来たし、これで本番は行けるじゃないかと思いましたよね。

-:あのレース運びは抑え目に行ったわけではなく、熱発の影響もあったとみていいのでしょうか。

石:あの時は1番枠。若い牝馬の多頭数の中で、難しい枠を引いているわけですよね。そこで、ジョッキーも出して行ったら、噛むかもわからないという心配もあっただろうし、自然体で乗ったとは思いますよ。わざと行かないんじゃなく、周りが行ったぶんもあるだろうし。ジョッキーにとっても、次走へ向けて、いい経験になったと思います。

-:今回でこの着順ならば、次走へ向けて、ワンランク上げられると。

石:それは間違いないだろうね。私もそう思います。

-:こちらも極端な枠は好ましくはないですよね。

石:今度は大外ちゃうかな(笑)?

-:エピと入れ替わって大外と(笑)。ジェンティルドンナに関して、馬体重はどうなりそうですか?

石:今度は増えます。4~6キロ。

-:先程言っていたエピセアロームと同じじゃないですか(笑)?

石:いや、凄く良くなっているんですよ。いい意味でね。先週まで2キロずつくらい増えてきて、今週も状態はいいから、太め残りを心配しないといけないくらいです。エピもそうですよ。

-:あとは追い切りで調整もできますよね。牝馬というと、減る一方の馬もいますよね。

石:牝馬って普通そういうものですよね。去年のドナウブルーなんかも何ぼでも減りましたから。その点、ジェンティルはもう体が戻ってきていますから。

-:では、ドナウブルーと比べると、精神的には楽な方と。

石:そうですね。だいぶマシじゃないでしょうか。ドナに比べたら、そういう面は半分もない。ドナはもう何をしでかすかわからないところがあるから。

-:その分、向こうの方がスパっとキレるところがありますよね。

石:そうですね……。こっちは「ズシっとキレる」かなあ。

-:「ズシっと」ですか(笑)?例えるならスタミナもあるような。

石:ハハハ(笑)。そうですね。



-:過去に坂路で乗った時計を見ていると、16秒くらいのラップを正確に刻んでいますよね。そこから考えると、どこかでガツンと噛むようなところがないんでしょうね。

石:そういうところはないですね。乗り易いタイプだと思いますよ。

-:そういう乗り易さは大舞台で強みになってきますよね。

石:この前、1枠の1番で、かなり窮屈な競馬を経験してきたし、今度は枠順も1番は引かないだろうし、そういう意味でも上積みは十分だと思います。

-:ああいう枠で競馬をすると、シュンとしてしまう馬もいるはずです。

石:エピもジェンティルもダラダラとはならないですね。

-:では、桜花賞でも下手に後方に下げて、終い勝負に徹したりすることはないと。

石:そういうことはしなくていいタイプだと思います。普通に流れに乗って、競馬をしてくれればと。

-:では、二頭で桜花賞も楽しめると。

石:あのレースが終わった時点で、「よ~し、桜花賞は……」と思いましたからね。そういう内容だったと思いますよ。

-:二頭出しが出来るのも調教師冥利につきますよね。

石:そうですね!「ちゃんと桜が咲かんかなあ」と思いますよ(笑)。

-:石坂厩舎の桜(二頭)がですか(笑)?

石:いやいや、当日の阪神の桜がね(笑)。

-:では、ジェンティルドンナを応援するファンへ一言お願いします。

石:前走はちょっとアクシデントがあったけれど、本番はもっと行けるぞという競馬をしてくれたと思いますし、私も凄く期待をもって、楽しみにしています。そして、二頭共に前走よりも期待出来るとは思っています。勿論、あくまで私の期待値ですよ(笑)?応援してください。

エピセアロームについて
石坂正調教師インタビュー前半→
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(取材・写真)高橋章夫


【石坂 正】 Ishizaka Sei
1950年熊本県出身。
97年に調教師免許を取得。
98年に厩舎開業。
JRA通算成績は407勝(12/4/1現在)
初出走:
98年3月7日1回中京3日目9Rダンツチャージ・4着
初勝利:
98年3月21日1回阪神7日目7Rダンツチャージ・延4頭目
■最近の主な重賞勝利
・12年シンザン記念(ジェンティルドンナ号)
・11年ラジオNIKKEI杯2歳S(アダムスピーク号)
・11年小倉2歳S(エピセアローム号)
98年に厩舎を開業させると、その2年後には、16番人気のダイタクヤマトでGⅠ初勝利を挙げ、話題を集める。 近年はスカーレットレディの子(サカラート、ヴァーミリアン、キングスエンブレム)を毎年のように手掛け、クラシック・ダート戦線を湧かせている。 他にもブルーメンブラット(マイルCS)、アストンマーチャン(阪神JF、スプリンターズS)などでの活躍が記憶に新しい。

http://column.keibalab.jp/interview/trainer/523/

http://column.keibalab.jp/interview/trainer/523/

皐月賞に駒を進めるアダムスピークをふくめ、現三歳世代で三頭の重賞ウィナーを有する石坂正厩舎が、まずはこの桜花賞へエピセアローム、ジェンティルドンナの両馬を送り込む。いずれも前哨戦では本番へ向けて、上昇の余地を残すレース内容。数々の名馬を手掛けてきた師だが、初のクラシック制覇へ向けて、意欲を燃やしている。

力を再認識したエピセアロームの前走


-:桜花賞にエピセアロームとジェンティルドンナの二頭を送りこむことになりますが、まず、エピセアロームからお聞かせ下さい。

石:まあ、“エピ”(エピセアローム)の前走はガッカリしたところはあったんやけれど、あんな外枠を引いたにしては、よく頑張ってくれたとは思います。

-:この馬のデビュー戦から振り返ってもらうと、新馬戦は僅差の2着でした。

石:デビューの時から攻め馬は動いていたし、同じダイワメジャーの仔(ダローネガ)に負けた時は悔しかったなあ。僅差だったし。

-:そのデビュー戦で走る感触は掴まれたと思いますが、その後、危なげなく未勝利を制して、小倉に進まれたと思います。その小倉2歳Sは三角でスピードが出過ぎているというか、膨れながらも勝ちましたね。

石:そうではなくて、体のバランスがまだシッカリしていなくて、外に膨れてしまうようなところがあったんです。もうそれは解消しました。それに前走も大丈夫だったでしょう。

-:4角で持っていかれるような回り方で持ってきて、けっこう強引なレースにはみえましたが、それでも押し切る辺りについてはどうみましたか?

石:あの時期は、あの馬も他より仕上がりが早かったし、力的にも強かったからね。今思えばそうだったんでしょう!実際、あのレースを勝って、次に1600mのレースに駒を進めるような馬はいないらしいからね。

-:デビュー戦は1600mを使われて小倉で1200m。掛かる不安もある使い方ですよね。

石:だから、(小倉2歳Sのあと)すぐに休ませて、なんとか(リラックスできるよう)解消出来ないものかと思ったんだよね。

-:そして、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF)についてはどうでしたか?

石:それこそ、あの時は外枠を引いて、掛かって、掛かって……終わり。だから、前回は余計に「前に行くんやなくて、絶対!辛抱してレースをしないとアカンぞ」と浜中騎手にも言ったんです。あの内容でこの馬の本質的にも距離が長いという条件ならば、最後は完全に垂れているところでしょう?それでも辛抱したからね。やっぱり、1200mの馬じゃないし、1600mは持つ馬なんだよね。

-:ただ、阪神JFとチューリップ賞を観ると、チューリップ賞の方が辛抱しているレースですよね。同じ掛かったにしても、阪神JFの時はプラス10キロの馬体重も、奮わなかった一つの要因だったのでしょうか?

石:阪神JFの当日に観た時は「おぉ!凄く良くなったなあ」と思ったけれど、前回はマイナス16キロ。前回の方が減ってはいるけれど、やっぱり、あの時の体重は太かったのかと、今になれば当然思うよね(笑)。見た目は良かったけれど、結果的にはちょっと太かったのかと。

-:“馬っぷり”だけじゃないと。

石:まぁ、この前よりはちょっと増えるとは思いますけれどね。



-:牝馬だけにあんまり増えたり減ったりが続くのもよくはないですよね。

石:この馬に関しては、減り続ける牝馬というタイプではないです。フックラしてきているし。

-:ということはレースまでの中間はリラックス出来るタイプなんですか?

石:そうですね。チューリップ賞を使う前よりも今度の方がリラックスしていますよ。

-:外枠を引いた不安を指摘する向きもあったけれど、チューリップ賞の前もうるさくはなかったですよね。

石:そうですね。前回も引っ掛かってはいたけれど、まだ辛抱できたな。さっき言われた体重という点もあるかもわからないね。阪神JFの前は「あまりにも見事な格好で、阪神JFを勝てるな」なんて、思っていたけれど(笑)。でもね、あのレースは勝ち馬だけが凄く折り合いがついて、他の馬は引っ掛かっていた。そういうイメージのレースだと思うね。

-:あれが能力差ではなく、スムーズに回れた者と、そうじゃなかった者の差と。

石:それが“能力”と言われたら、それまでだけれども(笑)。

-:阪神JFに関しては折り合いという一つの課題が出たわけですけれども、それを受けて、チューリップ賞ではゲートは五分ではなかったですよね。

石:「出して行くな」と指示していましたからね。何せ馬の後ろに入れさせないといけないから。

-:そして、エピセアロームのお母さんのラタフィアという馬も先生の管理馬でしたが、どんな子でしたか?

石:まあ……、ゴッツイ馬で、顔は大きい、爪もデカ過ぎる。サラブレッドとは言い難い風貌だったよ。鉄(蹄鉄)も最大サイズのものを打っていたらしいよ。凄いよ。目もつりあがっていたなあ。あんなゴツくても器用でゲートは潜りよるからなあ。難しい馬やったよ。

-:精神的にちょっとカッとしたところがあったんですか?

石:一回、走らない時があって、「芝の千二でも使ってみようか」と考えて、そうしたら、勝ってしまったんですよ。それが三勝目だったんだけれど、それまでダートで走っていた馬がね。それから持ち直して、終わってみれば五つも勝ってくれて。

-:引退レースも勝ったらしいですね。

石:引退レースというよりは、本当はまだ使おうと思っていたけれど、フレグモーネになってしまってね。

-:このラタフィアもコジーン産駒で祖母がローラローラ。ローラローラの仔にはサクラローレルなどもいて、ファンにも馴染みのある血統だと思います。重厚な血統といいますか。

石:そうですね。コジーンでスタミナ面が出たとは思うけれど、ラタフィアはどこにスピードがあるんだという体型やったね(笑)。今のエピとは全然違う。なのに、子供は長手に出るんですよね。ウチにいる兄のラターシュやエクセルサスもそう。胴が長いタイプばかりです。

-:お母さんは詰まっている体型と。

石:詰まっているね。そして、おっかない馬ですよ(笑)。

-:でも、そんなキャラクターでありながら、このお母さんの仔は色々なタイプが出ますよね。

石:種馬のいいところを出すんだろうね。そういう意味ではいい繁殖馬だと思いますよ。

-:ラタフィアの仔で共通しているところというと、平均的に脚をつかった方がいいというか。

石:仔がウチに来るのはもう三頭目だけれど、エピは違いますよ。スピード馬やからね。スピードと持久力があるから。少なくとも、千六までは走れるし、好位に取りつけるスピードもありますし。

-:桜花賞でまた枠には悩まされることもあるかもしれません。今回も外枠は避けたいところですね。

石:勘弁して欲しいなあ。二度ある事は三度あるというか。今度は逆に“一番枠”を引くんじゃないんですか(笑)?まあ……、勝てる時というのはいい枠を引くだろうしね。全てが上手くいくものだと思います。



-:そして、一週前追い切り、本追い切りはどんな内容になりそうですか?

石:一週前は併せ馬、来週は単走になるでしょうね。時計は馬場にもよるけれど、53(秒)くらい。ジョッキーを乗せたらもっと出るけれど、助手が乗りますから。

-:体重的にはプラスになりそうと。

石:プラス4~6キロくらいかな。

-:パドックではどんな雰囲気のタイプでしょうか。

石:大人しい方ではないですね。チャカチャカはするけれど、ハミをとって歩く方というか。暴れたりするようなことはないと思いますよ。

-:これまでこの馬を見てきて、こういう時がいい気配かどうか、判断できるポイントはありますか?

石:まだキャリアが浅いし、体重面にもよるだろうし……、ただ順調には来ています。まあ、ショボくれて歩く馬ではないですよ。

-:最後に桜花賞へ向けての意気込みをお願いいたします。

石:ジュベナイルの惨敗がこんなものじゃないと思い続けてやってきたけれど、前走でそうじゃなかったと再認識できたと思うので、楽しみを持って、桜花賞へ向かいます!

ジェンティルドンナについて
石坂正調教師インタビュー後半は→
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(取材・写真)高橋章夫


【石坂 正】 Ishizaka Sei
1950年熊本県出身。
97年に調教師免許を取得。
98年に厩舎開業。
JRA通算成績は407勝(12/4/1現在)
初出走:
98年3月7日1回中京3日目9Rダンツチャージ・4着
初勝利:
98年3月21日1回阪神7日目7Rダンツチャージ・延4頭目
■最近の主な重賞勝利
・12年シンザン記念(ジェンティルドンナ号)
・11年ラジオNIKKEI杯2歳S(アダムスピーク号)
・11年小倉2歳S(エピセアローム号)
98年に厩舎を開業させると、その2年後には、16番人気のダイタクヤマトでGⅠ初勝利を挙げ、話題を集める。 近年はスカーレットレディの子(サカラート、ヴァーミリアン、キングスエンブレム)を毎年のように手掛け、クラシック・ダート戦線を湧かせている。 他にもブルーメンブラット(マイルCS)、アストンマーチャン(阪神JF、スプリンターズS)などでの活躍が記憶に新しい。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000700.html

【桜花賞】パドックのツボ
 ジョワドヴィーブルは小柄で細身の体形。少し肩の出が窮屈に映る点は半姉ブエナビスタと似ており、競走能力には影響なしとみていい。初黒星を喫した前走時は気合不足に映っただけに、適度な前向きさは欲しい。ジェンティルドンナは馬体が減り続けているが、前走時も細くは見えなかった。今回も微減ならOK。アイムユアーズは落ち着き十分だった前走を快勝。イレ込むようだと割り引き。 【桜花賞】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月8日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000700.html

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120406-929600.html

ジェンティル好位で流れに乗る/桜花賞記事を印刷する

 桜花賞(G1、芝1600メートル、8日=阪神)の枠順が5日、確定した。

 ジェンティルドンナ(石坂)はほぼど真ん中の5枠10番に入った。「どんな競馬もできる馬だけど、いい枠に入った。有力馬が外枠に多いから、ここなら有利では」と古川助手はにっこり。もともと競馬が上手な馬だが、ここなら好位で流れに乗れそうだ。追い切り翌日の5日は乗り運動で厩舎と坂路間を往復した。

 [2012年4月6日8時36分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120406-929600.html

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120407-930183.html

調教抜群ジェンティルに不安なし/桜花賞記事を印刷する

<松本岳志の外さない話:桜花賞>

 必ずしも調教と勝敗が直結するとは限らないが、攻めに攻めたジェンティルドンナの調整過程を見過ごすわけにはいかない。2週連続で岩田騎手を乗せ、時計のかかる坂路で併せ馬を敢行。特に、今週は4ハロン53秒6-13秒7の1番時計をたたき出した上、皐月賞出走予定のアダムスピークに先着するなど内容も相当に濃かった。

 身体も精神も成長途上の3歳牝馬。馬体減やイレ込みはつきものなのに、本番直前にこれだけ負荷をかけられるのだから状態面に不安などあるはずがない。もちろん、本番では他馬も状態を上げてくるはず。しかし、ジェンティルの前走チューリップ賞は熱発明けで、調教も不足気味のまま出走したもの。それでいて最後は3着ジョワドヴィーヴルから半馬身差の4着なのだから、状態が雲泥の差といえる今回は逆転の目がある。これだけ攻めても木曜発表の馬体重は前走比プラス4キロの464キロ。G1を狙えるだけの状態にある。

 前走が初騎乗の岩田騎手は、使える脚を見極めるかのように後方から差す競馬をした。あれが今回への布石となる。「攻める競馬をする。力を出し切れずに負けるようなことはしたくない」と腹は決まっているだけに、今度は脚を使い切る競馬が濃厚。シンザン記念で牡馬相手に馬群を割り、力強く伸びた馬が牝馬相手にひるむことは考え難い。自ら動いてタイトルを取りに行く。今のジェンティルなら後続馬を完封できる。

 馬連(10)-(12)(17)(13)(2)(4)(11)(15)。

 [2012年4月7日9時7分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120407-930183.html

http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040804040010-n1.html

2012.4.8 04:04
【桜花賞】最新ナマ情報
 石坂厩舎の2頭はともに坂路1本。(2)エピセアロームは4ハロン70秒8、(10)ジェンティルドンナは同72秒2とゆったり登坂した。「2頭とも順調だね。追い切り後の馬体重が2頭ともプラスだったのは何より」と古川調教助手は、無事に最終調整を終えたことに安堵の表情を見せる。

 チューリップ賞2着のエピセアロームには「前走でいいガス抜きができたと思う。これがいい方に出るといいね。あとは道中で前に壁を作って進められれば」と折り合いをポイントに挙げ、同4着のジェンティルドンナには「熱発の影響を考えれば、前走は今回につながる内容だった。当然、具合は良くなっているし、前走以上の競馬ができるはず」と大幅な上積みを強調。ともにデキは上昇曲線を描いており、桜の女王を狙える状態に仕上がっている。

 阪神ジュベナイルフィリーズの覇者(17)ジョワドヴィーヴルは、栗東坂路での前日調整。首をリズミカルに上下させ、ほどよく気合が乗った状態で4ハロン68秒3、1ハロン14秒7をマークした。「もう体はできているし、きょうは予定通り坂路でやった。(17)番枠はもまれにくいからいいんじゃないか。ただ距離はロスしないほうがいいから、ジワジワと内に入れていければ。あとはユーイチ(福永騎手)に任せる」と松田博調教師は主戦に託す。前哨戦のチューリップ賞で3着に敗れた2歳女王の復活が期待される。

 アネモネSを勝った(5)パララサルーは、栗東坂路4ハロン65秒3、1ハロン14秒3で最終調整を終えた。馬体減りが懸念されているが、重心が低くブレのないフォームからは、疲れやダメージは感じられない。「やる気が感じられたし、雰囲気はいい。乗っていると本当にいい馬だなあと思うよ。あとは一番この馬を分かっているヒロシ(北村宏騎手)に任せる。マイナス10キロ以内で出られれば」と福田調教助手は感触を伝えた。

 5日に阪神競馬場入りした(3)オメガハートランドは、厩舎地区で1時間ほど引き運動を行った。直前輸送が主流になっているが、木曜日に当地入りしての調整。「新潟で新馬を勝った時と同じパターンです。落ち着きもあって、いい感じになっていますよ。馬場が荒れてきているみたいですが、前走は道悪で勝っているし、心配ないと思います」。佐藤調教厩務員のトーンは高い。

 フィリーズレビュー快勝後、栗東トレセンに滞在している(11)アイムユアーズは、角馬場からBコースをキャンターで周回。精神的にドッシリしたタイプで、レースが近づいても気負ってカリカリする様子はまったくない。「体重はいくらか減るかもしれないが、体つきはいい感じ。結果は分からないが、上位争いは間違いないと思う。併せて負けたことがないので、馬体が並ぶ形になれば」と峯厩務員は持ち前の勝負根性に期待している。

 クイーンCを勝った(15)ヴィルシーナは、栗東の角馬場で入念に乗られた。「間隔は開いていますが、体はきっちり仕上がっています。カイバも食べているし、不安なくレースに向かえます」と安田調教助手の表情は明るい。友道調教師も「牝馬には負けたことがないし、後ろから差されたことがない馬だから」と愛馬の能力に自信を見せる。トライアル組とは未対戦の馬が多く、未知の魅力にあふれている。

 紅梅Sを勝った(13)サウンドオブハートは、7日午前4時30分頃に阪神競馬場に到着した。午後1時半頃から厩舎周りの引き運動を行い、態勢を整えた。谷上厩務員は「輸送には慣れているから、まったく問題ありません。パワーアップしているし、体調がいいのは間違いない。良馬場の競馬は久々だし、メンバー的にも楽しみはあると思います」と、落ち着いた様子の愛馬に笑顔を見せた。

 フェアリーS、アネモネSともに2着の(8)マイネエポナは午後1時27分に阪神競馬場に到着。落ち着いた雰囲気で馬房に入り、牝馬特有のカリカリした様子はなかった。伊藤調教助手は「馬運車でもカイバを食べていたし、体がガクッと減るようなことはないと思います。レースセンスがあって、荒れた馬場も苦にしませんし、とにかく落ち着いているのがいいですね。なんとか関東馬の意地を見せたい」と、決戦の舞台に着いて気合が入っていた。

(紙面から)
http://www.sanspo.com/keiba/news/20120408/kei12040804040010-n1.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/07/kiji/K20120407002992550.html

【桜花賞】ジェンティルドンナ 落ち着き十分
 ジェンティルドンナは坂路1本を落ち着き十分に駆け上がった。「追い切りをしている馬に抜かれたが、行きたがるような面を見せなかった」と井上助手。熱発明けで4着だった前走のチューリップ賞から肉体面もグンと良くなっている。「普通に力を出せる状態だし何も不安はないよ」と力強かった。 【桜花賞】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月7日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/07/kiji/K20120407002992550.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000340.html

【桜花賞】ジェンティルドンナ、仕上がりに自信

<桜花賞>陣営も仕上がりに自信のジェンティルドンナ
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 ジェンティルドンナは坂路を活気十分に駆け上がった。重厚感に加え、丸みのある好馬体。「熱発明けの前走を使ってガラッと変わってきた。この間はトモがとがっていたからね」と古川助手も仕上がりに太鼓判を押す。「枠も申し分ないし、どんな競馬でもできるタイプ。あとはゲートまで無事に持っていくだけです」と力強かった。 【桜花賞】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月8日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000340.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000590.html

【桜花賞】ジェンティルドンナに吉兆データ!
 ジェンティルドンナにはVの吉兆データもある。チューリップ賞が重賞に昇格した94年以降、同レース4着馬の通算成績は【2201】で連対率はなんと80%。98年ファレノプシス、99年プリモディーネが見事V。13番人気と人気薄だった03年シーイズトウショウが2着に飛び込み、黄金ローテとなっている。前哨戦で完全燃焼していない分!?上積みは大きい。 【桜花賞】
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[ 2012年4月8日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/08/kiji/K20120408003000590.html

6th

なんとなく催したから爺さんさくっとした。
家人月の智

2012年4月6日金曜日

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120405-929010.html

ジェンティル1番時計53秒6/桜花賞記事を印刷する


坂路でアダムスピーク(奥)と併せるジェンティルドンナ(撮影・奥田泰也)
<桜花賞:追い切り>

 岩田騎手が、ひと足早い“満開宣言”だ。ジェンティルドンナ(石坂)がノーステッキで坂路1番時計をマークした。来週の皐月賞に出走するアダムスピークを3馬身後ろから追いかけ、あっさりと1馬身先着。前日から降り続いた雨の影響で、4日の坂路はラスト1ハロンで15秒を超える馬が続出するほど最悪の状態だった。そんな中でマークした53秒6-13秒7は、出色のタイムと言えるだろう。

 「ワクワクしているし、良い状態で臨めると思う」。岩田の第一声がはずんでいた。2走前のシンザン記念で牡馬を一蹴し、桜の有力候補に躍り出た。前走のチューリップ賞は熱発明けながら、コンマ6秒差の4着。「前走で初めて乗ったんだけどよく走っている。すごく乗りやすくて、どこからでもレースができそう。前走以上の競馬ができると思う」。今回の臨戦過程は順調そのものとあって、自信も深まる一方だ。

 新馬戦ではやや太め残りだった体も徐々に絞れて、460キロ前後での出走ができそう。岩田は「枠順はどこでもいいし、展開に左右される馬でもない。馬場は良でも不良でもこなせる自信はある。僕がエスコートできれば結果はついてくる」と、どこまでも強気だ。さらに「満開の桜の下でレースをしたいので、JRAの力で何とか満開にしてほしい」と余裕たっぷり。桜花賞に8回騎乗し、昨年のトレンドハンターでの3着が最高の岩田だが、初の桜戴冠が現実味を帯びてきた。【中上博】

 [2012年4月5日10時3分 紙面から]

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20120405-929010.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/05/kiji/K20120405002984410.html

【桜花賞】ジェンティルドンナ「両極端な枠じゃなくてよかった」
 チューリップ賞4着のジェンティルドンナ(牝3=石坂)はちょうど真ん中の(10)番枠を引いた。「展開とかポジションには注文の付かない馬。両極端な枠じゃなくて良かったし、真ん中に越したことはないよ」と古川助手。「熱発明けの前走とはまったく状態が違いますよ」と手応えを口にした。
[ 2012年4月5日 16:44 ]

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/05/kiji/K20120405002984410.html

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/06/kiji/K20120406002985110.html

【桜花賞】ドンナ攻める!岩田「前走とは雲泥の差」

<桜花賞>運動を終え、厩舎に戻るジェンティルドンナ
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ジェンティルドンナ鞍上の岩田康誠騎手(38)に迫った。

 ――ジェンティルドンナの最終追い切りはアダムスピーク(皐月賞出走予定)に楽々先着。

 岩田 前日の暴風雨で馬場状態が悪かったから無理をしませんでした。それで時計は掛かったけど、それでも最後までしぶとく伸びて牡馬を相手にしませんでした。良い動きでしたよ。

 ――前走(チューリップ賞4着)の馬体重は460キロ。デビュー以来4戦目ですが減り続けています。

 牝馬の繊細な面が影響しているのかもしれません。でも、乗っている感じでは体が寂しいとは思いませんでした。

 ――熱発で少し馬場入りを控えた影響も感じなかった?

 レース前にそういった影響を感じさせることはありませんでした。ただ、道中、反応がいまひとつだったのはそのせいかな?とは思いました。

 ――スタートは最内枠を意識したのか速かった。

 枠順は関係ありません。ポンッと出てくれました。その後は周囲の皆がワーッと行ったので控える格好になりました。

 ――少し頭の高いフォームながら道中は上手にインを回った。

 確かに少し頭は高いけど、それがどうこういうレベルの馬ではありません。能力が高いので頭が高かろうが低かろうが関係ないという感じです。道中は本当に上手に走ってくれていました。

 ――ただ、直線に向いてから馬群をさばくのに手間取った。

 手間取ったわけではありません。中間に順調さを欠いた影響があったのか、多少モタモタした感じでした。

 ――それでも最後は伸びていた。

 モタつくシーンがあった分、勝つまでには至りませんでした。それでも最後は伸びてくれていました。よく4着まで追い上げてくれたと思います。

 ――多少カリカリしているように見えることがあります。

 厩舎でも結構元気なようです。それでも折り合いを欠くような雰囲気はない馬だし、むしろ乗りやすいタイプ。イレ込むとかそういう心配はしていません。

 ――チューリップ賞組との再戦ムード。

 何頭か先着された相手も出てくるけど、こちらの状態が前走とは雲泥の差。勝っても何らおかしくない状態なので期待できそうです。

 ――作戦面は何か考えている?

 作戦というか、能力的に勝ち負けできる器だという感触がありますからね。だから強気に攻める競馬をするつもりでいます。力を出し切れずに負けるような競馬はしたくありませんから。

 ――思えば牡馬相手に重賞(シンザン記念)を勝った馬。

 だからたとえG1でも牝馬同士なら十分に勝負になるはずです。 【桜花賞】

TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月6日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/06/kiji/K20120406002985110.html

http://www.sanspo.com/keiba/news/20120406/kei12040605030008-n1.html

2012.4.6 05:03
【桜花賞】エピセ、ドンナ枠順「文句なし」
 2頭出しの石坂厩舎は、チューリップ賞2着のエピセアロームが〔1〕枠(2)番、シンザン記念勝ち馬でチューリップ賞4着のジェンティルドンナが〔5〕枠(10)番に入った。

 古川調教助手は「エピセアロームは折り合いをつけて行きたいので、前に壁を作りたかった。この内枠なら良さそう」と笑顔。ジェンティルドンナについても「もう少し内でもいいと思ったけど、真ん中はちょうどいいんじゃないですかね」とこちらも文句なしの様子。「2頭とも本当に順調に来ているし、あとは無事に本番を迎えて欲しい」と、2頭とも大舞台での走りに期待していた。

(紙面から)
http://www.sanspo.com/keiba/news/20120406/kei12040605030008-n1.html

5thプール

16時~~17時
プールです。
久々でした。
コースには男性2人。
自由には親子連れ。
歩行コースで一往復したらコースが開いた。
端のコースは教室用になってた。
16時から子供教室。2部構成だった。
15時からはいつものオヤジが2人いる。
今後も同様だろう。
行く時間をずらすことになる。
まあいい。
1500、ウォーク、サウナ。
5305.
体を伸ばしすぎた感じです。
ちょっと腰辺りがきついです。

2012年4月5日木曜日

【桜花賞】栗東レポート~ジェンティルドンナ [News]
2012/04/04(水) 19:11
☆4月8日(日曜日)阪神競馬場で行われるクラシック第一弾、第72回桜花賞(3歳 牝馬 オープン GⅠ芝1600㍍)に出走を予定しているジェンティルドンナについて追い切り後、関係者のコメントは以下の通り。

◎ジェンティルドンナについて、石坂調教師

今朝は馬場状態も良く無かったので心配しましたが時計も良く、いい追い切りができました。

前走時との比較となると、あの時は熱発明けでしたからね。

大丈夫と判断して惨敗したら失敗でしたが何と格好のつく4着。使った後状態も上向きということで収穫の大きい4着でした。

この馬はシンザン記念の時に見せた抜け出す時の切れ味鋭い脚がセールスポイント。

2歳の時から桜花賞を意識していた馬を、期待を持って送りだせます。待ちに待った時が迫っている感じです。

取材:檜川彰人.

http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-217126.html
【桜花賞】栗東レポート~ジェンティルドンナ
[中央競馬] 2012年04月04日(水)19時11分
注目数:3人コメント数:0件
☆4月8日(日曜日)阪神競馬場で行われるクラシック第一弾、第72回桜花賞(3歳 牝馬 オープン GI芝1600m)に出走を予定しているジェンティルドンナについて追い切り後、関係者のコメントは以下の通り。

◎ジェンティルドンナについて、石坂調教師

今朝は馬場状態も良く無かったので心配しましたが時計も良く、いい追い切りができました。

前走時との比較となると、あの時は熱発明けでしたからね。

大丈夫と判断して惨敗したら失敗でしたが何と格好のつく4着。使った後状態も上向きということで収穫の大きい4着でした。

この馬はシンザン記念の時に見せた抜け出す時の切れ味鋭い脚がセールスポイント。

2歳の時から桜花賞を意識していた馬を、期待を持って送りだせます。待ちに待った時が迫っている感じです。

取材:檜川彰人.

提供:ラジオNIKKEI
http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=63065
【桜花賞】ジェンティル一番時計で開花宣言(1/2ページ)
http://www.sanspo.com/keiba/news/20120405/kei12040505040016-n1.html
坂路で追われたジェンティルドンナ(手前)はアダムスピークを3馬身突き放して、一番時計タイをマーク。万全の仕上がりだ=栗東トレセン(撮影・寺口純平)【拡大】

 春のクラシック第1弾・桜花賞の追い切りが4日、東西トレセンで行われた。シンザン記念の勝ち馬ジェンティルドンナは、栗東坂路で4ハロン53秒6の一番時計タイをマーク。併せ馬で3馬身先着して、陣営の期待は高まっている。栗東に滞在している関東馬アイムユアーズは坂路で4ハロン57秒6。軽めの内容ながらフットワークは軽快で、仕上がりは上々だ。桜花賞は5日に枠順が確定、7日に前日発売が行われる。
【桜花賞】ジェンティル一番時計で開花宣言(2/2ページ)

坂路で追われたジェンティルドンナ(手前)はアダムスピークを3馬身突き放して、一番時計タイをマーク。万全の仕上がりだ=栗東トレセン(撮影・寺口純平)【拡大】

 満開の桜を目前に、栗東坂路で素質開花を感じさせる動きを披露だ。ジェンティルドンナが、この日の一番時計タイとなる4ハロン53秒6をマーク。頂上決戦に向けて、絶好の仕上がりを印象づけて「馬場が悪かったけど、いい追い切りができました。時計的にも十分でしょう」と石坂調教師は満足そうな表情を見せた。

 来週の皐月賞に挑むラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬アダムスピーク(牡3オープン)を、1馬身半ほど追いかける形でスタート。前日の大雨で力が必要な馬場状態となったが、それを苦にすることなく、パワフルなフットワークで、ウッドチップを蹴り上げる。折り合いもスムーズで、仕掛けてからの反応も抜群。牡馬の重賞ウイナーを3馬身も置き去りにした。

 悪い馬場でも、ラスト1ハロンは13秒台(13秒7)で踏ん張った。騎乗した岩田康騎手は「ステッキを使わなかったけど、十分に追えたと思う。馬場が悪かったが、時計も出ている。この馬も勝つチャンスがある馬。ワクワクしています」と納得の表情で期待を口にした。

 トライアルのチューリップ賞は4着。中間に熱を出した影響があったのかもしれないが、ゴール前は内めからグイグイと差を詰めており、内容は悪くなかった。前々走のシンザン記念は、好位から抜け出すセンスのある走りで牡馬を一蹴。牝馬同士ならば、能力はGIでも十分に通用する。

 「前走は格好をつけてくれたし、(本番前に)1回使えたことは良かった。シンザン記念で見せた鋭い脚がセールスポイント。昨秋から期待していた馬ですし、待ちに待った桜花賞です」

 万全の最終追い切りを見届けて、石坂師のトーンは高まるばかりだ。前走後に体調は急上昇。ディープインパクト産駒の素質馬ジェンティルドンナが、逆転Vを見据えて桜の舞台へと歩みを進める。 (鈴木康之)

(紙面から)
【桜花賞】ドンナもんだい!!1番時計 53秒6
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/05/kiji/K20120405002977970.html
<桜花賞>アダムスピーク(奥)と併せるジェンティルドンナ
Photo By スポニチ
 ジェンティルドンナが坂路で4F53秒6の1番時計タイを叩き出した。繊細な牝馬だけに調整軽めの陣営が多い中、来週の皐月賞に出走するアダムスピーク(3歳オープン)とハードな併せ馬で鍛え上げた。

 騎乗した岩田がアクションを起こしたのはラスト1Fに入ってから。まず右手にステッキを持ち、見せムチでゴーサイン。手綱をしごいて追い出すと瞬時に反応してグイッと前へ。最後は左手にステッキを持ち替え、見せムチで気を抜かせずフィニッシュ。楽に2馬身先着した。

 「この悪い馬場でも時計は十分に出た。ラスト1Fも彼女なりに頑張って駆け上がっていた」と岩田。初めてコンビを組んだ前走のチューリップ賞(4着)からリベンジを誓った。「前走以上の競馬はできると思うし自信を持って臨みたい。これだけの馬に乗せてもらってるし、タイトルを一緒にもぎ取りたい」と意気込んだ。

 エピセアロームとの2頭出しで挑む石坂師も、初のクラシック制覇に手応えをつかんでいる。「2歳の時から桜花賞でいい競馬ができると思っていた。待っていた桜の季節が来てくれたね」と余裕たっぷりにほほ笑んだ。 【桜花賞】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月5日 06:00 ]
ジェンティルドンナ一番時計…桜花賞追い切り
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20120404-OHT1T00229.htm

坂路の1番時計タイをマークしたジェンティルドンナ(左)(右はアダムスピーク)
 ◆桜花賞追い切り(4日) 自然と強気の言葉が口をついた。「僕がうまくエスコートできれば、結果はついてくると思う」。ジェンティルドンナの最終追い切りにまたがったあと、岩田の自信は確信に変わった。

 坂路で併せた相手は、次週の皐月賞の有力馬アダムスピーク。1馬身後ろから追走し、ラスト1ハロンはしっかり追った。「先週は馬なりだったけど、今日はステッキを使わなくても十分に追えた。馬場が悪かったけど、時計も出ている」。パワフルな伸びで実力牡馬を2馬身も突き放す。雨の影響で馬場は重く、53秒6はこの日の一番時計タイだ。

 「いい追い切りだったね」と石坂調教師も満足げ。前走は4着だったが万全といえなかった体調面が敗因。「発熱後でも格好をつけてくれた。チューリップ賞を使えて非常に良かった」。ひと叩きで、右肩上がりの状態に太鼓判を押した。

 期待が大きかった全姉のドナウヴルー(京都牝馬Sの覇者)は、デビュー2連勝しながらクラシック出走がかなわなかったが、妹はシンザン記念で牡馬を撃破。「ああいう脚を持っている馬。待ちに待った桜花賞です」とトレーナー。思いの丈を、目指してきたレースにぶつける。

2012年4月4日水曜日

きじです

ジェンティルドンナ、アダムスピーク一蹴!2馬身半先着
★桜花賞追い切り
2012.04.04
http://www.zakzak.co.jp/race/horse/news/20120404/hrs1204041230001-n1.htm

ジェンティルドンナ(右)は坂路で僚馬アダムスピークを1馬身追走。最後は並ぶ間もなく抜き去り2馬身半先着した【拡大】

 ジェンティルドンナはチューリップ賞で4着に敗れたが、中間に熱発した影響があったのは確か。大敗しなかったことで、「次につながるレースをと思っていたが、内容は悪くなかった」と石坂調教師も納得していた。本来のデキに戻り、シンザン記念で牡馬を蹴散らした切れ味が生かせれば、逆転は可能だ。

 坂路で、皐月賞に挑むアダムスピークを1馬身追いかけた。しっかりした脚取りで14秒1→12秒9→12秒9と、状態の悪い馬場としてはなかなかのラップを刻み、ラスト1Fは13秒7。アダムスを並ぶ間もなく抜き去り2馬身半先着した。

 手綱を取った岩田康騎手は、「馬場が悪かったのにいい動きだったし、時計も上々。ラストまで頑張って駆け上がっていた。前走は状態自体まだまだのところがあると聞いていたが、よく走ってくれた。間違いなくデキは良くなっているし、乗りやすく、チャンスはある」と笑顔を見せた。

【桜花賞】ジェンティルドンナ“反動”心配なし
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/03/kiji/K20120403002964080.html
 シンザン記念の覇者ジェンティルドンナは前走・チューリップ賞4着があらためて力を示す内容。日迫助手は「熱発明けで使った反動が心配だったけど何もなかった」と中間の調整を振り返った上で「牡馬相手に重賞を勝ったように能力は高い。走る馬はみんなそうだと思うけど体幹が強いね」と素材の良さをアピールしていた。

【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120404/rac12040411310000-n1.htm
復活に賭けるのが吉 桜花賞 
2012.4.4 11:30
 はたして復活はあるのか-。

 これが今週の桜花賞のいちばんのテーマではないかと思う。

 どういうことかというと、今週の桜花賞には、前走で連勝がストップしてしまった馬が2頭出てくるからである。ジョワドヴィーヴルとジェンティルドンナである。

 まずジョワドヴィーヴルのほうは、新馬を勝ち、2戦目にいきなりGIの阪神ジュベナイルFにぶつけて、直線一気、これを圧勝してしまった。父は3冠を含めてGI7勝のディープインパクト、姉は桜花賞、オークス、ジャパンCなどGI6勝のブエナビスタ。こんな良血見たことない、しかも無敗でGIを勝つとはと、大注目を浴びる存在になった。

 ところが、そのあと十分な休養をとり、今年の初戦として選んだ桜花賞トライアルのチューリップ賞で、断トツ人気に反して、まさかの3着に敗れてしまったのだ。あのひとたたきで、どれくらい変わってくるのだろうというのが、大きな見どころ。

 もう1頭、ジェンティルドンナのほうは、未勝利→シンザン記念と2連勝したあと、2番人気で臨んだチューリップ賞で4着に敗退。この馬もまた連勝がストップしてしまった。男馬を相手にシンザン記念を勝っているのだから、強いのは間違いないところ。シンザン記念の勝ち時計(1分34秒3)にしたって、昨年のシンザン記念(1分34秒0、1着レッドデイヴィス、2着オルフェーヴル)に次ぐ史上2位の速さなのである。

 ジョワドヴィーヴルにしても、ジェンティルドンナにしても、復活さえすれば、2頭で後続を引き離して覇をきそって不思議ない力と素質の持ち主なのだ。

 さて、その復活の可能性なのだが、1975(昭和50)年以降の桜花賞で、「前走で連勝がストップした馬」がどんな成績を残しているかというと、【7・9・4・46】(数字は左から1、2、3、着外)で、復活して連対した馬がじつに16頭もいるのである。

 この数字を見ると、強い2頭の復活に賭けたほうが得策と思えてくる。(競馬コラムニスト)


【桜花賞】ジェンティル、馬体増手応え
http://www.daily.co.jp/horse/2012/04/04/0004941807.shtml
【拡大写真はコチラ】
 洗い場で手入れを受けるジェンティルドンナ
 「桜花賞・G1」(8日、阪神)

 チューリップ賞4着のジェンティルドンナが3日、激変ムードだ。中間に熱発のあった前走でも見せ場十分だった。古川助手は「2着でもおかしくない競馬だったし、改めてスゴいなと思った。前走後はグンと体調も上向いているし、体も増えているから」と手応えを口にする。引き続き岩田とのコンビ。「鞍上も2回目だしね。その点もいいと思う」と前向きだった。