【桜花賞】ドンナ攻める!岩田「前走とは雲泥の差」
<桜花賞>運動を終え、厩舎に戻るジェンティルドンナ
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ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ジェンティルドンナ鞍上の岩田康誠騎手(38)に迫った。
――ジェンティルドンナの最終追い切りはアダムスピーク(皐月賞出走予定)に楽々先着。
岩田 前日の暴風雨で馬場状態が悪かったから無理をしませんでした。それで時計は掛かったけど、それでも最後までしぶとく伸びて牡馬を相手にしませんでした。良い動きでしたよ。
――前走(チューリップ賞4着)の馬体重は460キロ。デビュー以来4戦目ですが減り続けています。
牝馬の繊細な面が影響しているのかもしれません。でも、乗っている感じでは体が寂しいとは思いませんでした。
――熱発で少し馬場入りを控えた影響も感じなかった?
レース前にそういった影響を感じさせることはありませんでした。ただ、道中、反応がいまひとつだったのはそのせいかな?とは思いました。
――スタートは最内枠を意識したのか速かった。
枠順は関係ありません。ポンッと出てくれました。その後は周囲の皆がワーッと行ったので控える格好になりました。
――少し頭の高いフォームながら道中は上手にインを回った。
確かに少し頭は高いけど、それがどうこういうレベルの馬ではありません。能力が高いので頭が高かろうが低かろうが関係ないという感じです。道中は本当に上手に走ってくれていました。
――ただ、直線に向いてから馬群をさばくのに手間取った。
手間取ったわけではありません。中間に順調さを欠いた影響があったのか、多少モタモタした感じでした。
――それでも最後は伸びていた。
モタつくシーンがあった分、勝つまでには至りませんでした。それでも最後は伸びてくれていました。よく4着まで追い上げてくれたと思います。
――多少カリカリしているように見えることがあります。
厩舎でも結構元気なようです。それでも折り合いを欠くような雰囲気はない馬だし、むしろ乗りやすいタイプ。イレ込むとかそういう心配はしていません。
――チューリップ賞組との再戦ムード。
何頭か先着された相手も出てくるけど、こちらの状態が前走とは雲泥の差。勝っても何らおかしくない状態なので期待できそうです。
――作戦面は何か考えている?
作戦というか、能力的に勝ち負けできる器だという感触がありますからね。だから強気に攻める競馬をするつもりでいます。力を出し切れずに負けるような競馬はしたくありませんから。
――思えば牡馬相手に重賞(シンザン記念)を勝った馬。
だからたとえG1でも牝馬同士なら十分に勝負になるはずです。 【桜花賞】
TOP レース情報 追い切り データBOX 2011
[ 2012年4月6日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/04/06/kiji/K20120406002985110.html
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