http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-matida/1602/
ジャパンカップはこう買うことに決めた
2012年11月23日
「東京確定」
今週が今年最終週となった東京競馬、また確定の金曜日がやってきました。
22日、バリアー・ドロー(枠順抽選)が行われたジャパンカップ。無事確定しました。日本最強馬あり、凱旋門賞馬あり、牝馬3冠馬あり、天皇賞秋を勝ったばかりの馬あり。競馬はもちろん馬券も史上最高に面白いと言えるかもしれません。本日の東スポをはじめ、予想者の結論も出始めました。
面白いですねえ、今年のジャパンカップ。最強馬オルフェーヴルがまともに走るかどうか分からないというのも、馬券を面白くしている要因でしょう。オルフェーヴルが勝つ、と決めた私も予想と馬券の結論を出さねばなりません。
ソレミア 凱旋門賞1着
エイシンフラッシュ 天皇賞秋1着
ジェンティルドンナ 秋華賞1着
直近GIを勝ったばかりのホットなこの3頭の取捨が、ちまたでは大論点になっています。私としても凱旋門賞1、2着馬の再対決の次に来るポイントとして、エイシンフラッシュとジェンティルドンナは凱旋門賞組に食い込めるか?勝てるかというのが2番目のチェックポイントになっています。すでにエイシンフラッシュは「消し」の結論を出しました。それではジェンティルドンナはどうか?
東スポ調教速報などでも好調が伝えられているジェンティルドンナ。
「この馬は3頭(3歳でJCに挑戦したファビラスラフイン=2着、レッドディザイア=3着、ウオッカ=4着)よりも強いと判断してもいいんちゃうか」
おなじみになった東スポ(本日15面)の「トレセンのプロ100人に聞きました」のコーナーに、こんな情報も掲載されています。3番手評価に。
ジェンティルドンナは確かに強い。オークスも秋華賞も強い競馬でした。しかし、2着がいずれもヴィルシーナ。相手が弱かったという印象は否めません。ウオッカがダービーを勝ったときのような、見ていて震え上がるようなものは感じませんでした。わずかに秋華賞では、とても勝てないと思える位置から追い込んだとは言えるにしても、相手が相手。すぐに牡馬GIに入って勝ち負けになるかどうか。時計やラップは抜きにして、勝ち方から推測する潜在能力という点では、ひとレース見る必要があると感じたものでした。まして、いきなり日本、いや、世界最強馬が相手。ここで好走するなら実力を認めざるを得ない、というレベルでしかないと思うのです、現時点では。
ジェンティルドンナは2着以内には入れない。今回馬単しか買わない私はジェンティルドンナは消し、買いません。予想着順レンジ3~6着。
さあ、残る私のチェックポイントは①凱旋門賞組、②エイシンフラッシュ、ジェンティルドンナ以外の馬の現時点能力ランキング。これは簡単。
ルーラーシップ(5歳以上実力1位)予想着順レンジ2~4着
トーセンジョーダン(昨年JC2着)予想着順レンジ2~17着
以下、予想着順レンジ3着以内見込めず。
ルーラーシップは天皇賞で◎に期待しましたが、出遅れたうえに、3コーナー手前からおっつけていかなければならないほどの動きの悪さ。醜いモタモタ感。ゴール前では外から追い上げましたが、明らかに仕上がり途上。何を考えているのか、というのが正直な感想でした。それでも3着に来る実力はすごいものがありますが、何のための天皇賞出走なのか? 勝てるのは天皇賞しかなかったのではないか? 天皇賞を叩いてJC???甘くないか?ここにはオルフェーヴルがいる。2着まで、とみました。
トーセンジョーダンは馬が終わったか?馬体が成長しているようには残念ながら見えませんでした。本来なら叩いて変わるところですが、東スポの馬柱調教短評にも「前走後の変わり身無し」との“烙印”が押されてしまいました。それでもまだ私には気になる1頭。当日、なんとか変わってほしいもの。展開がまぎれたら来るのはこの馬、と私は思います。大駆けで2着、やっぱり不調ならビリ、の予想とせざるを得ません。
フェノーメノは天皇賞2着は立派だが、ルーラーシップの不出来に救われたもの。ここではルーラーの前に来るとは思えません。3着以内なし。
ローズキングダムは馬が終わったとは言いませんが、少なくとも成長は終わりました。馬券には不要。
【結論】 予想着順レンジ
◎オルフェーヴル 1~1
〇ルーラーシップ 2~4
△ソレミア 2~5
注トーセンジョーダン 2~17
ジェンティルドンナ 3~6
フェノーメノ 4~8
エイシンフラッシュ 6~10
☆私の購買予定馬券
馬単⑰⑬(5)、⑰⑭(4)、⑰⑯(1)かっこ内は割合
なんと13番から外枠に固まりました。
さあ、オルフェーヴルの日本復帰公演を楽しみましょう。
フランスの弾丸娘ソレミアは本紙上の写真(本日14面)を見ても、体がほっそりし、小さくなった印象は免れません。記事には「速い芝は苦手かもしれない」というラフォンパリアス調教師のコメントが載っています。これでさらに人気が落ちそうな気がしますが、これまでのフランスの全成績を調べ、全レース論評を読んでしまい、ゴール前の情勢を支配してしまう爆発力を知ってしまった私としては軽視するわけにはいきません。弾力のありそうなフットワークからみても、長い直線の東京コースで潜在能力をフルに発揮し爆走してくれると信じ込んでしまいました。最大の敵は、言われている速い馬場よりも、あのような爆発的追い込みを武器とする馬には異常なスローペースであることは間違いありません。速くなれ、速くなれと祈りながら見ることにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿