2012年11月23日金曜日

怖い

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2012.11.23 05:06

【ジャパンC】ペリエ激白「ジェンティル怖い」(1/2ページ)

ソレミアはダートコースで軽めの調整
ソレミアはダートコースで軽めの調整【拡大】
 フランスの名手が警戒するのはアノ馬だ! ジャパンCの枠順が22日に確定した。〔7〕枠(14)番に決まった凱旋門賞馬ソレミアで挑戦するオリビエ・ペリエ騎手(39)=フランス=は「ジェンティルドンナが怖い」と、オルフェーヴルの強さを認めつつも、日本の3冠牝馬を“要注意ホース”に指名した。来日経験豊富なベテラン騎手の言葉だけに、重みがある。
共同会見場を出て、屋外へと足を運ぶペリエ騎手の口からポロリと本音がこぼれた。オルフェーヴルよりジェンティルドンナ。名手がもっとも警戒する馬にあげたのは、今年の3冠牝馬だった。
 「オルフェーヴルはもちろん強い。昨年2着のトーセンジョーダンが力があるのも知っている。でも、注目しているのは日本の牝馬。ジェンティルドンナが怖いね」
 共同会見では、凱旋門賞でデッドヒートを繰り広げたオルフェの話題に終始した。「素晴らしい馬だと思っている。今回も一番のライバル。馬としては最大限に評価している」と敬意を表したが、レースに向けて分析を進めるなかで目に留まったのは、同じ3冠馬でも牝馬のジェンティルドンナだった。
 「秋華賞の映像を見たが、すばらしい末脚だった。すごくいい決め手を持っている馬だ」
 中団追走から一気にギアチェンジし、追い比べをハナ差制した秋華賞。凱旋門賞3連覇など世界の超一流馬に騎乗して実績を残してきた名手をしても、興奮を抑えきれないインパクトがあった。
 これまで日本の3歳牝馬は、1996年ファビラスラフインの2着が最高成績。53キロの軽量をもってしても、古馬の厚いカベを打ち破るのは至難の業。ただ、ペリエも認める能力を持ったジェンティルなら、歴史に名を刻むかもしれない。
 「(今年は)日本の馬の方が強いよ。チャンスは大きい」。01年ジャングルポケット、04年ゼンノロブロイでこのレースを制したペリエは、はっきりと言い切った。名手イチオシのジェンティルから、目が離せない。 (川端亮平)

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