2012年5月16日水曜日

あぶり

http://www.zakzak.co.jp/race/horse/news/20120515/hrs1205151532002-n1.htm

【あぶり馬データ】ジェンティル2冠だ!キーワードは勝負根性

2012.05.15
  
 

桜花賞で他馬をねじ伏せたジェンティルドンナの勝負根性はまさにオークス向きだ【拡大】
 3歳牝馬の頂上決戦「第73回オークス」(20日、東京、GI、芝2400メートル)は近年、一昨年のアパパネ&サンテミリオンの同着Vが示すとおりゴール前での大接戦が定番。何より勝負根性が求められるGIとなれば、普段は斜め目線の当欄も今回ばかりは桜花賞馬ジェンティルドンナに降参だ。

G前大接戦

 近年、当レースの風物詩となりつつあるのが「ゴール前での大接戦」。過去5年の上位2頭の着差は2007年ハナ、08年頭、09年ハナ、10年同着、11年クビとすべて僅差。ひと昔前まではテスコガビー(1975年)の8馬身、ケイキロク(80年)の5馬身など“独走V”があったが、過去10年でも上位2頭に2馬身以上の開きがあったレースは皆無。

 となると、勝つときはド派手なミッドサマーフェア、ハナズゴールなどの“独走系”と今の傾向はマッチしづらい。実際、ミッドは接戦の黄梅賞(1/4馬身差3着)を取りこぼしており、この点でいえば2度接戦を落としてきたヴィルシーナ(黄菊賞3/4差3着、桜花賞1/2差2着)にも“?”がつく。

接戦経験は必須

 やはり、接戦をきっちりモノにしてきたタイプが樫向きといえよう。過去5年の勝ち馬を見ても、10年同着のサンテミリオンを除けば、07年ローブデコルテ(紅梅S=1/2)、08年トールポピー(阪神JF=クビ)、09年ブエナビスタ(桜花賞=1/2)、10年アパパネ(阪神JF=1/2)、11年エリンコート(忘れな草賞=1/2)と、OP以上での接戦Vの経験があったのは見逃せない。

 ◎ジェンティルドンナの2冠が濃厚とみた。桜花賞の着差は1/2馬身で、まさに勝負根性の塊といったねじ伏せるような勝ちっぷり。全姉ドナウブルーに比べて気性はだいぶ素直だけに、一気の距離延長も何ら問題ないはずだ。

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