2012年05月20日16時00分
【オークス】フロックでもなんでもない！ ジェンティルドンナ2冠達成!!
テン乗りのプレッシャーからか、ウイニングランではホッとした表情を見せた川田騎手。
20日、東京競馬場で行われた第73回オークス（GI、芝2400m）は、3番人気に支持されたジェンティルドンナ（牝3、栗東・石坂）が、道中は後方待機から、直線で目の覚めるような末脚を繰り出し、先に抜け出したヴィルシーナ（牝3、栗東・友道）以下に5馬身の差をつけ圧勝。桜花賞に続き牝馬クラシック2冠を達成した。勝ち時計2分23秒6（良）はオークスレコード、鞍上はテン乗りの川田将雅騎手。
マイネエポナ（牝3、美浦・斎藤）が注文をつけてハナを切り、前半1000mの通過が59秒1。速いペースで前が引っ張ったなか、ジェンティルドンナは後方3～4番手で悠然と構えた。一方で、1番人気ミッドサマーフェア（牝3、美浦・小島太）は中団に位置し、ヴィルシーナはミッドサマーフェアよりさらに前での競馬となった。
3コーナー過ぎから鞍上の手が動き始めながらも、直線で渋太く脚を伸ばしてきたヴィルシーナ。その内から、併せ馬のような形でアイムユアーズ（牝3、美浦・手塚）も伸びてくる。桜花賞2、3着馬、この2頭の争いになるかと思われた矢先、大外から次元の異なる末脚を繰り出し、ジェンティルドンナが鋭伸。まとめてかわしさると、あとは独走状態に。結局、後続に5馬身の差をつける圧勝劇で2冠を達成してみせた。なおジェンティルドンナの推定上がり3ハロンは34秒2で、次位のハナズゴール（35秒2）を1秒も上回っている。
距離を懸念視する声も多く、岩田騎手の騎乗停止によりテン乗りの川田騎手が手綱をとった。そういった背景もあり、桜花賞馬でありながらフローラSの勝ち馬、そして桜花賞2着馬に人気を譲っていたが、そんな声をも封じるこれまでで最も強い勝ちっぷりを見せた。アパパネに続く、牝馬3冠達成も秋には現実味を帯びてきそうだ。
なお3着にはアイスフォーリス（牝3、美浦・相沢）が入線し、アイムユアーズが4着。1番人気ミッドサマーフェアは13着に敗れた。配当は単勝560円、馬連820円、馬単1,900円、3連複6,640円、3連単30,610円。勝ったジェンティルドンナは父ディープインパクト、母ドナブリーニ（母父Bertolini）という血統で、全姉に先週のヴィクトリアMで2着だったドナウブルーがいる。
※詳しいレース結果はコチラ
★桜花賞に続く2冠
【桜花賞】岩田騎手騎乗のジェンティルドンナがGI制覇！
マイネエポナ（牝3、美浦・斎藤）が注文をつけてハナを切り、前半1000mの通過が59秒1。速いペースで前が引っ張ったなか、ジェンティルドンナは後方3～4番手で悠然と構えた。一方で、1番人気ミッドサマーフェア（牝3、美浦・小島太）は中団に位置し、ヴィルシーナはミッドサマーフェアよりさらに前での競馬となった。
3コーナー過ぎから鞍上の手が動き始めながらも、直線で渋太く脚を伸ばしてきたヴィルシーナ。その内から、併せ馬のような形でアイムユアーズ（牝3、美浦・手塚）も伸びてくる。桜花賞2、3着馬、この2頭の争いになるかと思われた矢先、大外から次元の異なる末脚を繰り出し、ジェンティルドンナが鋭伸。まとめてかわしさると、あとは独走状態に。結局、後続に5馬身の差をつける圧勝劇で2冠を達成してみせた。なおジェンティルドンナの推定上がり3ハロンは34秒2で、次位のハナズゴール（35秒2）を1秒も上回っている。
距離を懸念視する声も多く、岩田騎手の騎乗停止によりテン乗りの川田騎手が手綱をとった。そういった背景もあり、桜花賞馬でありながらフローラSの勝ち馬、そして桜花賞2着馬に人気を譲っていたが、そんな声をも封じるこれまでで最も強い勝ちっぷりを見せた。アパパネに続く、牝馬3冠達成も秋には現実味を帯びてきそうだ。
なお3着にはアイスフォーリス（牝3、美浦・相沢）が入線し、アイムユアーズが4着。1番人気ミッドサマーフェアは13着に敗れた。配当は単勝560円、馬連820円、馬単1,900円、3連複6,640円、3連単30,610円。勝ったジェンティルドンナは父ディープインパクト、母ドナブリーニ（母父Bertolini）という血統で、全姉に先週のヴィクトリアMで2着だったドナウブルーがいる。
※詳しいレース結果はコチラ
★桜花賞に続く2冠
【桜花賞】岩田騎手騎乗のジェンティルドンナがGI制覇！
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