栗東ＴＣ

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012/5/20

栗東ＴＣ

5/20(日)東京11R・オークス(ＧⅠ)に川田騎手で出走、馬体重は4kg増の460kgでした。五分のスタートからスッと控えて、道中は中団後方の外目でしっかり折り合いをつけてレースを進めました。やや速いペースの中、直線入口でも15番手の位置から満を持して川田騎手がスパートを開始すると、直線半ばから鮮やかな伸び脚を見せて前との差をグングンと縮めていきました。ゴール前100ｍくらいのところで先頭に躍り出ると、あとは突き放す一方で後続との差を離しました。結局、ゴールでは２着ヴィルシーナに５馬身もの差をつけて快勝、桜花賞に続いて、史上10頭目となる牝馬２冠制覇となりました。勝ちタイムの２分23秒６は従来のオークスレコードを１秒７も更新する好タイムでした。殊勲の川田騎手は「返し馬で少し行きたがる素振りを見せていたので、レースでかからなければいいなと思っていたのですが、ゲートを出たらまったくそんな心配はなく、スッと折り合いがついていました。ある程度道中のペースが流れていたこともありますが、折り合いがしっかりついて勝負所での手応えがよかったですので、少し早いかと思ったタイミングでゴーサインを出しましたが、直線ではしっかりと反応してくれました。この距離でもまったく問題なかったですし、本当にいい馬に乗せてもらいました。今回は岩田騎手の騎乗停止で大役が回ってきましたが、しっかり力を発揮させることができてホッとしています。ありがとうございました」と笑顔でコメントしていました。