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2012年5月21日 (月)
おめでとう! ジェンティルドンナ
写真は月曜のジェンティルドンナ(牝、父ディープインパクト)の様子です。脚元もスッキリとして元気な様子でした。今までマイルにしか使っていないということで、2400メートルへの距離の不安がささやかれましたが、その不安を一掃するどころか、距離が延びてさらに良くなったような印象さえも受けました。後方からケタ違いの脚を使って5馬身差の圧勝。GⅠでこの着差は、なかなか見られるものではありません。日迫助手もうれしそうでした。「みんな『どうか?』と言っていたけど、距離がもってくれたね。こっちに戻ってきたからも、どうもない。元気な様子だね。本当によかった」と笑顔、笑顔。桜花賞を制覇したあと、古川助手は「あのレース運びだった距離はもつと思う」と言っていたのを思い出しました。その自信の通りでしたね。あの凄まじい勝ちっぷり。ブエナビスタ、ウオッカ級の名牝になれるだけの可能性を感じました。時計も2分23秒6は素晴らしいのひと言。従来のレコードを1秒7も更新しました。ぜひ牝馬3冠を達成して、新たなスターホースへの道のりを歩んでほしいと思います。今のままでも十分にスターだと思いますが、さらにその上を行ってほしいと思います。
馬房に引き揚げてきたジェンティルドンナです。堂々として新女傑のオーラを感じてしまいました。このあと、馬房でゆっくりとくつろいでいました。近日中に放牧に出る予定で、春の疲れを取る予定です。それにしても先週の石坂厩舎はスゴかった。土曜に御室特別をクリスマスキャロルで勝ったのに始まり、東海SではソリタリーキングでV。昇竜Sをレッドクラウディアで勝ち、締めはジェンティルドンナです。厩舎サイドの素晴らしい仕上げに、ジョッキーの騎乗がかみ合い、素晴らしい結果を出しました。秋もとは言わず、今週も夏もこの先も、ずっと要注目の厩舎です。
さて、2歳馬情報ですが先週書いた平田厩舎のウェーブオーキッド(牡、父ウォーエンブレム、母ダンスノワール)は木曜に無事にゲート試験に合格しました。土曜、日曜も坂路で乗り込み、デビューに向け順調に調整を進めているようです。他では領家厩舎のチェリーボンバ(牝、父ネオユニヴァース、母エンキャンタドゥ)も先週、ゲート試験に合格。兄は、今年、平安Sを制覇したヒラボクキングです。中竹調教師が高評価のジェネクラージュ(牡、父デュランダル、母ヴァルールーズ)も先週、ゲート試験に合格しています。あと2週で新馬戦がスタートということで、どの陣営もピッチが上がってきています。
では、また次回。
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