【オークス】ジェンティル、3馬身先着
《栗東》桜花賞馬ジェンティルドンナ(石坂)は岩田康騎手が騎乗停止のため、新コンビを組む川田騎手が騎乗。坂路で僚馬エピセアロームと併せて4ハロン51秒4(エピセは4ハロン51秒8)で、3馬身先着した。川田騎手は「抜け出して1頭になるとフワッとする面はあったが、速い上がり(ラスト1ハロン12秒2)を使っていても、まだ行けそうな感じだった。動きはすごく良かった」と好感触をつかんだ様子。石坂調教師は「前走後の疲れもないし、馬もだいぶ成長した。エピセアロームも順調だね」と滑らかな口調だった。
桜花賞2着ヴィルシーナ(友道)はCWで6ハロン84秒1、ラスト1ハロン11秒8。外サイモンロード(牡4、500万下)にクビ先着した。「追い出してからの反応はよかった。カイバもしっかりと食べて、体もふっくら。デビュー前からオークスを目指してきたからね」と友道調教師。
桜花賞5着メイショウスザンナ(高橋忠)はCWで6ハロン83秒5、ラスト1ハロン12秒7で、内サンレイキンキー(牝3未勝利)に半馬身、中ケイエスファントム(牡3未勝利)に1馬身先着した。「少しモタつく面はあったが、堅実に走る馬だし、距離が延びても対応できそう」と武豊騎手は期待を寄せていた。
《美浦》桜花賞3着アイムユアーズ(手塚)はポリトラックを軽快なフットワークで駆けぬけ、馬なりで5ハロン69秒1をマーク。「前走のダメージはなく、体も戻っている。今回の方が状態はいい」と手塚調教師は意欲的に語った。
サンスポ賞フローラSを快勝したミッドサマーフェア(小島太)は坂路で4ハロン54秒5、ラスト1ハロン11秒6。「ラストが少し速くなったが、牝馬でこれだけやれるのは充実している証拠」と小島太調教師は目を細めた。
フローラS2着アイスフォーリス(相沢)はポリトラックで5ハロン67秒8、ラスト1ハロン12秒1で、内ローリングストーン(牡3未勝利)に3馬身半先着。松岡騎手は「今回の方がかなりいいね。距離が延びるのもプラス」と好感触。
桜花賞8着トーセンベニザクラ(柴崎)は南D(ダート)で直線追われ、内アポロドーロス(牡3未勝利)に4馬身先着し。「少し重かったが、来週やれば大丈夫。左回りの方がいい」と津村騎手は笑顔を見せた。
(紙面から)
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