2014年12月24日水曜日

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2014.12.24 05:11

【有馬記念】ジェンティルに7冠花道を!!(1/3ページ)

ジェンティルドンナをいたわる石坂調教師。不完全燃焼だったジャパンCからの逆襲を誓った (撮影・林俊志)
ジェンティルドンナをいたわる石坂調教師。不完全燃焼だったジャパンCからの逆襲を誓った (撮影・林俊志)【拡大】
 --3連覇を目指したジャパンCは4着だった
 「良馬場発表だったが、前日の雨で馬場は緩かった。内枠((3)番)だったので、馬場の悪いところを通らなければならなかった。敗因は馬場のせいじゃないかと思っている」
 --当初はジャパンCで引退と聞いていたが、レース直後に撤回
 「不完全燃焼だったからね。力を出し切っていないので、悔いが残った。オーナーサイドも私と同じ考えだったので、決断は早かった」
 --前2年はファン投票4位も出走しなかった
 「中山コースが好きではなかった。特に馬に負担のかかる冬の馬場は使いたくなかった」
 --季節に関係なく中山は一度も走っていない
 「中山で使うレースといえば有馬記念しかないけど、悪い馬場を走らせる意味がなかった。でも、今回は意味がある。ジャパンCが不完全燃焼で、もう一度使うとすればここしかなかった」
 --幸いなことに今年の中山は改修工事で秋に使っておらず、4月以来の開催で馬場がいい
 「例年と違う馬場というのは、ありがたいと思うね」
 --今年、右回りは2回走ってともに掲示板外
 「京都記念(6着)と宝塚記念(9着)は、ともに馬場が悪かった。それしか思いつかない」
 --17日の1週前追い切りは併せ馬で行った
 「凍り気味の悪い馬場だったので戸崎君(騎手)は加減したみたいだったが、動きは悪くなかった。戸崎君も『天皇賞・秋のときより反応がよく、気持ちも乗っていた』と言っていた。すごく順調にきていると思う」
 --いよいよラストラン。これまでで一番印象に残るレースは
 「今年のドバイシーマクラシックかな。馬群を割ってきた強さもそうだが、外国で勝ったということが、何よりも大きかった」
 --ドバイでの勝利は強烈だった。今回のファン投票にも表れている
 「2位になったのは参戦を表明したからだろう。当初は4位だったものね。でも、ありがたいことです。それだけファンが応援してくれているのだから」
 --今回は集大成。最後にいい競馬をしたい
 「もちろん、そう。これまで一番のデキで臨んだのは、一昨年のジャパンCだった。休み明け3走目でピークになっていた。今回もそうなると信じている」
 --レース後に引退式を行う。勝ってやりたい
 「そうなれば最高だが、まずは無事に走ってほしいというのが一番。そして、ファンの方々から『いい競馬だった』といわれて、引退式で送ってもらいたい」
 --今年は枠順抽選会がテレビ公開される。枠順の希望は
 「内めの偶数枠がいいので、一番に当たれば、4番を指名したい」
★公開抽選会
 有馬記念の枠順発表は25日で、今年は公開ドラフト形式で行われる。これまでコンピューターなどで決めていた枠順を、今年は抽選順に出走関係者が欲しい馬番を選択できるシステムを初めて採用。抽選順を決めるのが大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手と松山康久元調教師。この模様はBSフジで実況中継(正午から)される。
★23日のジェンティル
 滋賀・栗東トレセンで調整。坂路を4ハロン68秒程度で軽く2本登坂して、24日の最終追い切りに備えた。「秋3走目で、馬はできあがっている。先週(17日)も坂路の馬場があまり良くないなか、余力を残しながらもしっかりと動けていた。今の状態を維持していきたい」と井上助手は好調キープを伝えた。
牝馬のV
 有馬記念を制した牝馬は1959年のガーネット、60年のスターロツチ、71年のトウメイ、2008年のダイワスカーレットの計4頭。このうちダイワスカーレットは翌09年2月に左前浅屈腱炎を発症。結果的に有馬記念がラストランとなった。
石坂 正(いしざか・せい)
 1950(昭和25)年12月24日生まれ、64歳。佐賀県出身。79年に栗東・内藤繁春厩舎で厩務員に。調教助手として橋口弘次郎厩舎でキャリアを積み、97年に調教師免許取得。翌98年に開業。2000年スプリンターズS(ダイタクヤマト)でGI&重賞初制覇。交流含むGI9勝のヴァーミリアンなど数多くの活躍馬を出している。23日現在、JRA通算498勝。うち重賞はGI11勝を含む40勝。

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