2013年3月26日火曜日

い注

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130326-1103030.html

ジェンティル高い注目度/ドバイシーマC

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メイダン競馬場で初の馬場入りを行ったジェンティルドンナ(撮影・國廣陽子)
メイダン競馬場で初の馬場入りを行ったジェンティルドンナ(撮影・國廣陽子)
 【ドバイ(UAE)25日=和田美保】注目度NO・1! シーマクラシック(G1、芝2410メートル、30日=メイダン)に挑む年度代表馬ジェンティルドンナ(牝4、石坂)が、初めてメイダン競馬場のコースに足を踏み入れた。昨年の凱旋門賞2着のオルフェーヴルを倒した大和なでしこに、外国人プレスの注目度はかなり高い。日本牝馬による初のドバイG1優勝に向け、期待は高まるばかりだ。
 太陽の光を背に日本馬3頭がメイダン競馬場のタペタに登場した。タイセイレジェンド、ケイアイレオーネに続いて最後方からジェンティルドンナが現れると、今まで談笑に興じていた外国人プレスの視線が一斉に注がれた。「あれがジェンティルドンナか?」という声があちらこちらから聞こえたかと思うと、次々にカメラのシャッターが切られた。注目度は想像を上回る。
 ドバイには日本時間の23日午前に到着。コースに入ったのはこの日が初めてだったが、スムーズなキャンターを披露。馬体も丸みがある。初めてのコースということもあり、騒音対策もかねてウエットスーツ素材を使用して新調されたメンコを着用した。ダイナミックな走法でタペタを1周した後は、100メートルほど芝の感触も確かめた。石坂師も「心配した輸送のダメージも全くないし、元気いっぱい」と様子を口にした。
 「オルフェーヴルを負かしたジェンティルドンナ」は、既に世界に名をとどろかせている。英レーシングポストUKのジェフリー・リドル氏は「思ったより大きいね。見る限り、輸送トラブルがあったようには見えないし、見た目は順調だね」とこの日初めて見た率直な感想を述べた。「英国でも大きな話題。だって、あの凱旋門賞2着のオルフェーヴルを負かしたんだからね。今週、これからじっくり見ていくよ」と目を光らせた。
 今年、ワールドCに日本馬は出走しないが、世界を相手に戦う大和なでしこには熱視線が注がれている。
 [2013年3月26日8時55分 紙面から]

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