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ライバル白旗、ジェンティルは「モンスター」(1/2ページ)
【UAEドバイ28日=柴田章利】いよいよ30日夜(日本時間31日未明)、ジェンティルドンナ(栗東・石坂正厩舎、牝4)がドバイシーマクラシック(メイダン、GI、芝2410メートル)で世界デビューを果たす。宗教上の理由で馬券発売のないドバイだが、英国のブックメーカーはジェンティルを断然の1番人気に指名。昨年の日本の年度代表馬は、ライバル陣営、海外メディアからも注目を集めている。
世界の舞台に世界最高の牝馬ジェンティルドンナが登場する。英国ブックメーカーのオッズはもちろん1番人気(コーラル社2・75倍)。その走りに海外メディアが興味津々、ライバル陣営は戦々恐々だ。
「すごく落ち着いているよ。追い切って明らかに良くなっている。体つきが変わってきたし、できたな、という感じ」
石坂正調教師は28日午前に行われたブレックファストウィズザスターズ(公開調教&朝食会)の会場で笑顔を見せた。前日の追い切りは芝コースで5ハロン70秒1。軽快な走りを見せ、この日は厩舎周りの運動でクールダウン。当初、予定されていたパドックなどのスクーリングは朝食会の騒音などを考慮して取りやめたが、状態は万全に整っている。
ライバルと目される外国馬は昨年の2着馬セントニコラスアビー(愛・オブライエン、牡6)だが、26日にドバイ入りしたばかり。28日の午前になっても検疫が明けないという強行スケジュールに不安視する声も出ている。
また、仏の最有力競馬専門紙パリ・チュルフの女性記者リズ・プライズさん(44)は、「クリストフ(ルメール)からジェンティルドンナは『モンスターだ』と聞いているわ。日本にいるときとの違いは分からないけど、芝コースに出てきたときの感じはすごかった。凱旋門賞でオルフェーヴル(2着)を見ているけど、あの馬を負かしているなんてね。馬券を売っていたら? もちろんジェンティルドンナを買うわよ」と絶賛。海外メディアも日本の女帝がどんな強い競馬を見せるのか、注目している。
「日本は夜中だけど、ひとりでも多くの人にライブで走りを見てもらいたいね。彼女の走りができれば、最高のパフォーマンスを見せられると思う」とコンビを組む岩田康誠騎手も自信満々。
31日の産経大阪杯では昨年のジャパンCで死闘を演じたオルフェーヴルが出走。その13時間前にジェンティルドンナがドバイで2013年の初戦を迎える。勝って宝塚記念で再戦か、それとも凱旋門賞での再戦か。日本の競馬ファンには長い一日となりそうだ。
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