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http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130329-1104413.html

ジェンティルはチャンス／ドバイシーマＣ

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　メルボルンＣや香港ヴァーズの覇者ドゥーナデン（牡７）を管理するミケル・デルザングル師（４２）はロワイエデュプレ師の弟子にあたる。１日Ｇ１・２勝の記録も持つ新進気鋭のトレーナーで親日家としても知られる。フランスで開業する小林智師が調教助手として務めていた厩舎で、０８年にメイショウサムソンが凱旋門賞に挑戦した際の受け入れ先でもあった。シーマＣ（Ｇ１、芝２４１０メートル、３０日＝メイダン）に出走する、ジェンティルドンナ（牝４、石坂）についてももちろんリサーチ済み。「すごい牝馬だと思う。彼女にとっては大きなチャンスじゃないかな」と話す。

　とは言いつつ、管理するドゥーナデンにも自信をのぞかせる。「とても乗りやすいし多くの経験も積んでいる。どんな競馬でもできる馬だよ。作戦は秘密だけどね」。ジェントルマンのほほ笑みは一発の気配を漂わせていた。

　［2013年3月29日8時42分　紙面から］