今年初のGIにダート王者登場!! ヴァーミリアン無敵第25回フェブラリーS(GI、24日、東京11R)
国内無敵を証明して再度ドバイへ-。ヴァーミリアンにとっては負けられない戦いになる 24日、東京競馬場で「第25回フェブラリーS」(ダ1600メートル)が行なわれる。今年最初のJRA・GIレースに、昨年の最優秀ダートホース・ヴァーミリアンをはじめ、現役屈指のダート巧者が終結。芝のGIホースも加わり、例年を上回る白熱した戦いが予想される。
ダート最強馬。現在、そのポジションに君臨するのがヴァーミリアン。昨年は10月の大井・JBCクラシックを皮切りにJCダート、大井・東京大賞典とGIを3連勝。交流の2戦では2着フリオーソに0秒7の差をつける大楽勝を演じ、またJCダートでは従来の記録を大幅に上回るレコードを記録するなど、国内のダート界では目下、敵なしの存在だ。
今回のポイントは態勢面か。1月に右飛節炎で川崎記念を回避し、ここに目標を切り替えた。限られた時間のなかでの仕切り直し。それでも14日には坂路で4F52秒5をマークし、「思った以上に動きがいい」と石坂調教師も手応えをつかんだ様子。ドバイワールドC(3月29日、ナドアルシバ、国際GI、ダ2000メートル)挑戦へ、最高の形で弾みをつけるか。
24日、東京競馬場で「第25回フェブラリーS」(ダ1600メートル)が行われる。今年最初のJRA・GIレースに、昨年の最優秀ダートホース・ヴァーミリアンをはじめ、現役屈指のダート巧者が集結。芝のGIホースも加わり、例年を上回る白熱した戦いが予想される。
王者ヴァーミリアン包囲網。充実ぶりが光るフィールドルージュはその中核をになう1頭だ。JCダート2着後、GIIの名古屋GP、さらにGIの川崎記念を連勝した。「以前と比べて走ることに前向きになった。いいリズムで走れればチャンスは十分ある」と横山典騎手。臨戦過程でのアドバンテージを生かす可能性も十分。
初めてのダート参戦がGIとなるダイワスカーレット。「(ダートの)適性はかなり高い」と松田国調教師は自信を隠さない。この中間は5日にフレグモーネを発症し、7、8日と2日間、馬場入りを休む誤算があったが、14日には坂路で4F51秒2の好タイムをマーク。「多少重いけど動きはしなやかでスピードもあった。これなら心配ない」と安藤勝騎手。有馬記念で2着に健闘した卓越した競馬センスを武器に、新たな勲章を手に入れるか。
ほかにも前哨戦の根岸Sを快勝したワイルドワンダー、昨年の皐月賞馬ヴィクトリーらが参戦を予定している。
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