2008年2月19日火曜日

スポニチ記録

万全のヴァーミリアン/フェブラリーS

体調面に不安なし!のヴァーミリアン Photo By スポニチ
 全休日の18日栗東、07年度最優秀ダートホースのヴァーミリアンは馬房で落ち着いていた。馬服を着ていても筋肉の盛り上がった様子がうかがえる。見つめる久保助手も笑顔を絶やさない。「体調は大丈夫。取り消しの影響は全くない」 先月末の川崎記念を飛節炎で回避したが、馬房に入れたまま休養させたのはわずか1日だけ。翌日からすぐに調整を再開した。先週14日の坂路では4F52秒5、1F13秒3。最近のこの馬にしては出色の時計をマークしている。「きのう(17日)はDWコースに入れて、いい動きだった。馬場が悪くて、しまいを伸ばしたりしなかったけど。毛ヅヤがいいしカイバをよく食べている」と体調面に不安がないことを強調した。 今回は単にダート界の覇権を争うだけのレースではない。陣営が雪辱を期すドバイワールドC(3月29日、ナドアルシバ競馬場)への重要なステップとなる。「あのレースは2000メートルでも、ちんたら走っていたら120%勝てない。スピード、パワーの両方が必要になる。忙しい競馬を経験させておきたい」と締めくくった久保助手。国内を完全制圧し、もう一度世界最高峰のレースへ。王者の走りをしっかり見せつける。

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