春のダート王者へ ヴァーミリアン動き上々
力強い動きを披露したヴァーミリアン=栗東トレーニングセンター
競馬のG1レース、第25回フェブラリーステークス(24日・東京1600メートルダート)を前に20日、最終追い切りが東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、最有力候補のヴァーミリアンが栗東・坂路(ウッドチップ)コースで力強い動きを披露した。
ヴァーミリアンは6歳牡馬。21戦10勝の成績で、ダートでは13戦8勝。一昨年のフェブラリーSは5着だが、昨年春のドバイ遠征以降、めきめきと強くなり、ジャパンカップダートを含めて目下ダートG1レース3連勝中だ。
追い切りの時計は800メートルで52秒1だったが、石坂正調教師は「この馬としてはいい時計。川崎記念を取り消したが、影響はない。いい雰囲気で走れる」と言い、コンビを組む武豊騎手は「距離が短いかもしれないが、対応できるはず。スタートが鍵」と自信の表情。
前哨戦の根岸ステークスを勝ったワイルドワンダー、昨年2着のブルーコンコルド、川崎記念を制したフィールドルージュなどそうそうたる顔ぶれ。春のダート最強馬はどの馬か。
枠順は22日に決まり、馬券は前日発売される。
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