2008年2月15日金曜日

日刊記録

ヴァーミリアン雪中調教/フェブラリーS
降りしきる雪の中、乗り運動するヴァーミリアン
 来週に迫ったフェブラリーS(G1、ダート1600メートル、24日=東京)に向けて13日、昨年の最優秀ダート馬ヴァーミリアン(牡6、栗東・石坂)が調整ピッチを上げ始めた。早朝から降り積もった雪の影響で調教開始を遅らせた厩舎が多い中、同馬は朝一番にEコース(ダート)からDウッドでキャンター調整。石坂師は「乗らないといけないから乗った。雪がどうのと言ってられないからね。木曜(14日)に追い切りをする」と話した。
 この日の栗東トレセンは降雪の影響で坂路とCウッドが閉鎖。午前7時からの調教時間は、午後2時まで(通常正午まで)に延長された。しかし、同馬は雪中をものともせず、調教を実施。右飛節炎で回避した川崎記念(1月30日)からの復調をアピールした。
 フェブラリーS後に予定されるドバイ遠征への検疫について同師は「15日のJRAからの説明を聞いてから」と話すにとどめたが、日本のダート王から世界王者へ、雪にも負けず、着実にステップを踏み出した。
[2008年2月14日8時19分 紙面から

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