2008年2月20日水曜日

スポニチ記録

ヴァーミリアン、覇権は譲らん フェブラリーS(GI)
国内完全制圧で雪辱の地ドバイへ…ヴァーミリアンここは負けられない
◆ 王者の走りでいざドバイ! ◆ 覇権は譲れない。クラシックウイナーの参戦でGI第25回フェブラリーS(24日、東京ダート1600メートル)はいよいよ激戦必至の状況か。いや、昨年の最優秀ダートホース・ヴァーミリアン(牡6=石坂)が迎撃態勢を整えた。王者の走りでドバイ遠征に弾みをつける!◆ 体調面に不安なし ◆ まずはここに行かなきゃフェブラリーSは始まらない。そう、ヴァーミリアンのいる石坂舎だ。たくましく成長を遂げた昨年の最優秀ダートホースは馬房で落ち着いていた。馬服を着ていても筋肉の盛り上がった様子がうかがえる。見つめる久保助手も笑顔を絶やさない。 「体調は大丈夫。取り消しの影響はまったくない」 先月末の川崎記念を回避したが、馬房に入れたまま休養させたのはわずか1日だけ。翌日からすぐに調整を再開した。先週14日の坂路では4F52秒5、ラスト13秒3。最近のこの馬にしては出色の時計をマークしている。 「きのう(17日)はDWコースに入れて、いい動きだった。馬場が悪くて、しまいを伸ばしたりしなかったけど。毛づやがいいし、カイバをよく食べている」 体調面に不安がないとなれば、新興勢力が現れても地力で圧倒してしまう。昨年はほぼパーフェクトと言えるシーズンだった。すべてGIを戦い、ドバイWCこそ苦杯をなめたが国内4戦全勝。それも勝ちっぷりが凄味を増してきた。 「昨年秋の3戦は上がりがしっかりしていたし、ずいぶん力をつけたね。ドバイでの競馬を経験してから変わったと思う。中団からスッと行く脚が出てきた。今なら1600メートルでも大丈夫じゃないか」 今回は単にダート界の覇権争うだけのレースではない。陣営が雪辱を期すドバイワールドカップへの重要なステップとなる。 「あのレースは2000メートルでも、ちんたら走ってたら120%勝てない。スピード、パワーの両方が必要になる。忙しい競馬を経験させておきたい」 国内を完全制圧し、もう一度、世界最高峰のレースへ。王者の走りをしっかり見届けよう。
[ 2008年2月19日付 紙面記事 ]

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