2008年2月8日金曜日

しつけかしごきか

力士傷害致死、元時津風親方と兄弟子3人を逮捕 
 大相撲の時津風部屋の序ノ口力士だった斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=しこ名・時太山(ときたいざん)=が急死した事件で、愛知県警捜査1課と犬山署は7日、制裁目的で2日間にわたって暴行を繰り返して斉藤さんを死亡させたとして、元時津風親方の山本順一容疑者(57)(元小結双津竜)と兄弟子3人を傷害致死容疑で逮捕した。また、県警は同署に特別捜査本部を設置した。大相撲にかかわる事件で当時の親方が逮捕されたのは初めて。
 逮捕された兄弟子3人は、伊塚雄一郎(25)(しこ名・怒濤(どとう))、藤居正憲(まさのり)(22)(時王丸(ときおうまる))、木村正和(24)(明義豊(あきゆたか))の3容疑者。県警は、暴行に加わったほかの4人の兄弟子も同容疑で書類送検する方針だ。
 調べによると、山本容疑者と兄弟子3人は、ほかの兄弟子4人と共謀し、昨年6月25日午後0時40分ごろから死亡当日の26日午前11時半ごろにかけて、愛知県犬山市の宿舎裏やけいこ場で、制裁しようと企て金属バットや木の棒で斉藤さんを殴打するなど、複数回にわたって暴行を繰り返し、外傷性ショックで死亡させた疑い。
 山本容疑者は25日夕、食事の席で斉藤さんの額をビール瓶で殴打したうえ、兄弟子らに「お前らも教えてやれ」「鉄砲柱に縛りつけとけ」などと指示。26日午前も、通常5分程度が限界とされる「ぶつかりげいこ」を約30分続け、兄弟子たちはこの中でも殴るけるの暴行を加えたほか、山本容疑者が木の棒で殴った。
 調べに対し、山本容疑者はビール瓶で殴ったことは認めたが、「脱走したから殴ったわけではない」と供述。伊塚容疑者らに自らが指示したことなども否認している。兄弟子3人のうち、伊塚、藤居両容疑者は容疑をほぼ認め、木村容疑者は「しつけと教育のつもりだった」と犯意を否認している。
 当初、斉藤さんの死因は病死とされたが、出身地にある新潟大の組織検査で外傷性ショック死と判明。さらに名古屋大での再検査結果や兄弟子らのこれまでの証言などから、県警は2日間にわたる暴行と死亡の因果関係が立証できると判断した。
(2008年2月7日23時38分 読売新聞)
しつけとか教育といわないと、顔向けできないもんね。
昔からこれが常識なんでしょ?相撲界では。
兄弟子皆逮捕だ。
しかし、理事長の会見、どよ?

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