ヴァーミリアン豪快52秒5…フェブラリーS1週前
◆フェブラリーS1週前追い切り(14日) 次週のフェブラリーS・G1(24日、東京・ダート1600メートル)に出走するヴァーミリアンは、坂路で単走追い。2ハロン目から加速すると、ラスト1ハロンは左からの肩ムチ2発でストライトを大きく伸ばした。力強さを保ちながら52秒5―13秒3。見守った石坂調教師は合格点を与えた。
「(調教駆けしない)ヴァーミリアンにしては時計が速かった。本当に元気が良かった」右飛節炎のため、連覇のかかっていた先月30日の川崎記念出走を取り消した。その後初めての速めの追い切りにも、豪快な動きで応えてみせた。
「(マイルの)距離は半信半疑」―。そう漏らすトレーナーがこの舞台へ照準を定めた目的はただひとつ。速めのペースが予想されるレースに投入することで、スピードが優先されるドバイ・ワールドC(3月29日、ナドアルシバ競馬場)への予行演習を行うことだ。「力をつけたことは、昨年末(東京大賞典1着)に証明しているからね」地力の高さで距離の壁は克服できるはず。世界一の座を見据えた壮行戦に向け、不安材料は何もない。
(2008年2月15日06時01分 スポーツ報知)
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