2008年2月20日水曜日

zakzak記録

ヴアーミリアン堅軸『格&安定性』で群抜く実績 第25回フェブラリーS(GI、24日、東京11R)
格、安定性で抜群の実績を誇るヴァーミリアン。完全本格化でマイルも制覇だ 第1回東京の最終週メーンは「第25回フェブラリーS」(24日、GI、ダ1600メートル)。史上最強メンバーがそろったダート界の頂上決戦。過去5年のデータで占うと-。
◆レースの性格◆
 今週のメーンは「第57回安田記念」(6月3日、GI、芝1600メートル)。現在7年連続して1番人気馬が連対圏外と波乱の傾向が強まっている。また3年続けて香港の強豪が参戦しており、迎え撃つ日本勢の戦いぶりと共に馬券的妙味も楽しめる1戦となっている。-->◆傾向◆ 過去5年の人気&配当を見ると、1番人気馬は順に〔1〕〔1〕〔1〕〔1〕(9)着で、連対10頭中9頭までが3番人気以内。平均配当は単勝300円、枠連660円、馬連1050円、馬単1740円で堅く収まる傾向が強い。実績面の主な項目を列挙すると-。
[1]…ダート・キャリア 2~22戦で勝ち鞍は1~10勝(過半数6頭は5勝以上)[2]…連対率59%以上 全10頭中9頭に該当[3]…東京ダート 東京施行2004年以降の4回で未経験馬1頭を除く7頭に連対歴[4]…ダート1600メートル戦 03年(1800メートル)を除く4回で経験馬6頭に連対歴[5]…ダート重賞 キャリア2~16戦で9頭にV歴、残る1頭にはGI2着歴あり[6]…GI戦 ダートGI→全10頭が経験、うち8頭に連対歴。連対ゼロ馬2頭は芝GI入着馬[7]…前走 9頭が重賞で5着以内[8]…前3走内に重賞で連対 全10頭に該当
◆結論◆ 注目筆頭はヴァーミリアン。GI戦4勝を含みダート全成績【8104】(連対率69%)と、『格&安定性』で抜群の実績を誇る。とくに2走前のJCダートでは破格のレコード勝ちで東京コースに対する懸念を払拭するとともに、スピード競馬での強さも改めて示した。昨秋以降GI3連勝中と完全本格化となった今ならマイル対応も十分。堅軸として期待したい。
 対抗格は前哨戦・根岸Sを制したワイルドワンダー。東京ダート【4101】で、連を外した1戦もGI戦5着と掲示板を確保している。また、ダート1400~1600メートルに限れば東京3戦3連対を含めて【6210】だ。距離・コース適性の面から前記馬を負かす可能性も念頭に入れておいたほうがよさそうだ。
 実力的には前走でGIホースの仲間入りを果たしたフィールドルージュも侮れない1頭。ダートGI4戦(3)(5)〔2〕〔1〕着、JCダートでヴァーミリアンに小差2着と迫った末脚は魅力十分。
 異例のダート未経験で挑むダイワスカーレットは“データのくくり”から外れているが、GI3勝、有馬記念2着の実績からV圏含みで警戒が必要だ。

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