2014年12月23日火曜日

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2014.12.23 05:06

【鈴木淑子のごめんあそ馬せ】戸崎、ジェンティルと「気が合う」(1/3ページ)

ジェンティルドンナは有馬記念がラストラン。戸崎騎手は「有終の美を飾りたい」と意気込む
ジェンティルドンナは有馬記念がラストラン。戸崎騎手は「有終の美を飾りたい」と意気込む【拡大】
 競馬パーソナリティーの鈴木淑子さんは、連載コラムの有馬記念特別版として、ラストランを迎えるGI6勝の牝馬ジェンティルドンナとコンビを組む戸崎圭太騎手(34)=美浦・田島厩舎=の胸の内に迫った。
 ジェンティルドンナは一昨年、桜花賞から秋華賞まで無敗で3冠牝馬に輝いた後、果敢にジャパンCに挑み、あのオルフェーヴルをはじき飛ばして3歳牝馬として初優勝を果たしました。
 4歳時の昨年はジャパンC史上初の連覇を達成し、5歳になった今年3月にはUAEのドバイシーマクラシックを制覇。前がふさがる不利を瞬時の対応でしのぐパフォーマンスで世界中を驚かせました。牡馬の一線級と互角にわたり合い、日本の競馬を引っ張ってきたスーパー牝馬。有馬記念は最後の大舞台です。
 秋の天皇賞で初めて手綱を取られた戸崎圭太騎手は「騎乗依頼をいただいたときは、正直びっくりしましたが、幸せに思いワクワクしていました」と振り返ります。
 「本馬場に入ると闘志が馬の全身にみなぎり、ゲートでは気持ちが集中。レース中のフットワークから伝わるスピードとパワー、その迫力にはすごいものを感じましたね。結果は2着でしたが、前が狭くなっても突っ込んでこられるのは力があればこそ。さすがと思いました」
 レース後また乗りたいと思われたのは騎手として当然の心情ですが、次のジャパンCは英国のムーア騎手が騎乗(4着)。今回、再びチャンスが巡ってきました。
 「幸せをかみしめています。光栄であると同時に引退レースということで責任も感じています」
 ジャパンCの後にムーア騎手から「去年より良くなっているよ」と聞いたとおり、1週前の追い切りに騎乗して状態の良さを確認。ジェンティルドンナもやる気に満ちているそうです。
 2度目のコンビですが、ジェンティルドンナとは、手綱を通して「気が合う」と感じていらっしゃるという戸崎騎手。ジェンティルも同じように感じているかもしれません。「このところ結果の出ていない右回りも、初めての中山コースも大丈夫と信じて乗ります。僕も今年はGIを勝っていないリーディングなので、最後にジェンティルドンナと一緒に有終の美を飾りたいと思います」。ハイ、応援しています!(鈴木淑子)
戸崎 圭太(とさき・けいた)
 1980(昭和55)年7月8日生まれ、34歳。栃木県出身。98年に地方競馬の大井・香取厩舎から騎手デビュー。2005年からJRAでも騎乗機会を増やし、11年安田記念のリアルインパクトでJRA・GI初制覇。13年にJRA新規騎手免許試験に合格。同年3月に美浦・田島厩舎からデビューした。22日現在、JRA通算336勝、地方通算2377勝。JRA重賞はGI2勝を含む15勝。今年は144勝で全国リーディングの首位がほぼ確定。

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