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【有馬記念】GI6勝の貫禄そのままジェンティル(1/3ページ)
ジェンティルドンナ(左)は貫禄の先着。グランプリで有終の美を飾る (撮影・岩川晋也)【拡大】
有馬記念の追い切りが24日、東西トレセンで行われた。引退レースとなるジェンティルドンナは、坂路でしっかり脚を伸ばして、万全の態勢。ワンアンドオンリー、トーセンラーも好調教で順調な仕上がりをアピールした。枠順は25日に決定、馬券は26日に金曜発売が実施される。
有終の美へ、ジェンティルドンナが力強く坂路の急勾配を駆け上がった。石坂調教師は満足げな表情だ。
「軽く気合をつける程度の併せ馬。秋3走目なので、このくらいの調整で十分だと思います」
カーマイン(1000万下)を追走。時計のかかる馬場状態でも、しっかりとした脚取りで馬体を併せ、気迫を前面に押し出していく。1馬身半先着して貫禄を誇示。パワー優先のウッドチップだけにタイムが4ハロン54秒5と平凡だったため、サンケイスポーツ調教評価は「B」どまり。しかし、3連覇がかかって大目標だった前走のジャパンC以上とはいかないまでも、いい状態を維持している。
今回は天皇賞・秋(2着)以来となる戸崎騎手とのコンビ。1週前追い切りに騎乗した際に「気持ちも乗っていたし、迫力もありました。申し分ない状態です」と話しており、万全の態勢を確認済み。「すごく乗りやすくて、根性がある。(レースで)1度乗っているし、さらに自信を持って乗りたいです。最高のパフォーマンスを見せたい」と意気込んでいる。
「悔いが残るとすれば馬場が緩かったこと」と石坂調教師が振り返った前走のジャパンC。不得手な湿った芝のため、身上の切れ味を生かし切ることができなかったことを思えば、4着でも悲観する必要はない。中山は改修工事で4月以来、開催していなかったため、昨年までとは違って芝の状態がいい。そこで参戦が決定。「馬場が良さそうなのでね」とトレーナーに初コースを気にするそぶりはない。
3歳牝馬3冠を含め、国内外でGI6勝。オルフェーヴルとのデッドヒートを制した2012年ジャパンCなど、数多くの名勝負を繰り広げてきた。「精いっぱい走れる状態にある。最後の走りを見届けてください」とトレーナー。7度目のGI勝ちでラストランを飾り、レース当日の引退式に花を添える。 (宇恵英志)
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