http://www.hochi.co.jp/horserace/20141102-OHT1T50189.html
【天皇賞・秋】ジェンティルドンナ、2年連続2着
2014年11月3日6時0分 スポーツ報知
◆第150回天皇賞(秋)・G1(2日・芝2000メートル、東京競馬場、良)
現役最強牝馬の意地は見せた。最後の坂を上がった残り200メートル。ジェンティルドンナが狭いインをこじ開けるように伸びてきた。優勝したスピルバーグの末脚には屈したものの、3歳で挑戦した皐月賞馬イスラボニータを頭差かわして2着。大好きな府中で、その存在感をアピールした。
初めてコンビを組んだ戸崎は、敗戦をしっかり受け止めた。「いい雰囲気で走れた。直線は狭いインを割って伸びてくれたけど、もう少し広いところに出せれば、もっと気持ちよく走れたと思う。折り合いはついたが…」
昨年に続く銀メダル。Vを逃し、ブエナビスタ、オルフェーヴルのJRAG16勝に並ぶことはできなかった。しかし、総獲得賞金は2着賞金の5300万円が加算され、牝馬歴代1位の14億8357万8400円(それまではブエナビスタの14億7886万9700万円)となった。
輝かしい記録は打ち立てても、石坂調教師は“手綱”を緩めない。「(4か月ぶりでも)仕上がりは問題なかった。結果は出せなかったが、狭いところからよく出てきた。ジャパンC(30日、東京)に向けてマイナス材料はない」。その目の先は、前人未到の3連覇を見据えていた。(小宮 栄一)
0 件のコメント:
コメントを投稿