秒７

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【ジャパンＣ】ジェンティルドンナ、貫禄１２秒７

2014年11月20日6時0分  スポーツ報知

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  ムーアを背に坂路を軽快に駆け上がったジェンティルドンナ（左）

　◆ジャパンＣ１週前追い切り（１９日）

　貫禄の走りを見せた。ジェンティルドンナはドバイ・シーマクラシック（１着）以来のコンビとなるムーアを背に、栗東の坂路でサンライズネオ（４歳１０００万）との併せ馬。残り１００メートルで軽く促される程度だったが、強めに追われる併走馬を楽にかわし、半馬身先着。５４秒０―１２秒７を計時した。

　久しぶりにコンタクトを取った鞍上は「すごくいい感触。大人になったのか、年を重ねて賢くなってきた気がする」と太鼓判。休み明けの天皇賞・秋で２着と力を示し、気配はさらに上昇カーブを描いている。石坂調教師は「ジャパンＣは３度目だけど、不安のない状態で出せる。引退が近くなってきたけど、能力にかげりはない」と言い切った。

　前人未到のＪＣ３連覇へ、ムーアは期待を膨らませる。「この馬のことは大好き。たくさんいい馬が出るし、一度も戦っていない３歳馬もいるけど、どういうレースになるのか楽しみ。あとはレースで自分の仕事をするだけ」。現役最強牝馬がさらに伝説を加えるか。