2014年11月26日水曜日

く!

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2014.11.26 05:01

【鈴木淑子のごめんあそ馬せ】世界のムーアがジェンティルを大記録へ導く!(1/2ページ)

3月のドバイシーマクラシックを快勝したジェンティルドンナ。ムーア騎手が瞬間移動をアシストした
3月のドバイシーマクラシックを快勝したジェンティルドンナ。ムーア騎手が瞬間移動をアシストした【拡大】
 ジャパンCでJRA初の同一GI3連覇を目指すジェンティルドンナ。
 初優勝は3歳時。牝馬3冠達成のあとの挑戦でした。ゴール前でオルフェーヴルを弾き飛ばしての勝利に度肝を抜かれましたよね。ホントに、牝馬!? 昨年はライアン・ムーア騎手(31)=英国=との初コンビで優勝。クールなムーア騎手が写真撮影のとき笑顔でいらしたのを見て、その喜びが伝わってきました。そしてムーア騎手は今年のドバイシーマクラシックでも騎乗。ゴールまで200メートル、前が詰まるや右斜め前に瞬間移動したあのパフォーマンスは圧巻でした。
 「簡単ではないことを彼女は普通にやってのけて勝利した。すごい馬であることを皆さんにお見せできてよかった」。今回3度目のタッグを組みます。「もちろんジャパンCでも乗りたいという希望は持っていたけれど、ジョッキーだったら誰もが乗りたい馬。前走の天皇賞でも戸崎さんがいいレースをしていたので、自分に依頼がくるか不安だったが、お声がかかり、とてもうれしく思っている」。
 ジェンティルへの信頼は絶大。「なんといっても彼女は誰よりも速く走れて、ビッグレースで勝てる。それがいちばんの魅力」。世界中で大レースを勝ち、多くの名馬に騎乗されているムーア騎手ですが、ジェンティルもまた「ボクをワクワクさせてくれる1頭です」。
 彼女が走りやすいように、そして勝てるようにレースを進めたいと語るムーア騎手のエスコートで、大記録成就なるか。ドキドキします。 (鈴木淑子)

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