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【ジャパンC】ジェンティル史上初3連覇いける!(1/3ページ)
今週は東京競馬場でジャパンカップが行われる。今年は出走予定18頭のうち、12頭が国内外のGI馬という豪華メンバー。注目は、このレースを連覇中のジェンティルドンナだ。年内いっぱいで引退予定も、ここに来て牝馬3冠を制覇したときのような活気が戻ってきた。史上初のJRA同一GI3連覇へ向け、視界は明るい。
厩舎の屋根を叩く雨音が響くなか、ジェンティルドンナは黙々とカイバを食べていた。史上初の3連覇に向けて、気負いはない。全休日でリラックスしている愛馬に担当の日迫助手も自然体を崩さない。
「デキは申し分ない。去年より今年の方が雰囲気や息遣いはよさそうで、ひと叩きして(調子が)上がってきている感じがする。連覇することも簡単ではないから、(周囲が)いうほどのプレッシャーはないよ」
今春は京都記念6着、宝塚記念9着と休み明けのレースはともに敗退。前走の天皇賞・秋も4カ月ぶりの実戦だったが、0秒1差2着と底力を見せつけた。
陣営は前走から春との違いを感じ取っていた。今春は落ち着きがあり、年齢を重ねたためだと思われていた。しかし、レース1週前の金曜日の調教で、地下馬道から飛び跳ねて、CWコースに入るときに調整役の井上助手を振り落とした。
「落とされたのは初めて。でも、前走の結果をみれば、これくらいのテンションの方がいいのかな。『若返らないかな』と思っていたんだけど、この秋は活気がありますね」と、同助手は振り返る。
思い返せば、牝馬3冠がかかった秋華賞もそうだった。返し馬で岩田騎手を振り落としたが、ゴール前の大接戦を制してV。しばらく見せなかったおてんばな面が、最大の武器である闘争心をたぎらせている証しなら、いい傾向だろう。
「(1週前追い切りに乗った)ムーア騎手は『去年よりいい』と話していた。前走は最後の直線で狭くなってまごまごしていたけど、1回使って動けるようになれば、ぶつかってでもスペースに入っていける」と同助手は好気配も伝える。
すでに年内での現役引退を発表済み。有馬記念出走も視野に入っているが、大目標はこの一戦だ。豪華メンバーがそろい、女帝の強さを示すには絶好の舞台といえる。
石坂調教師も「ジェンティルの能力にかげりはない。強いメンバーとやれるのは楽しみ」と自信を持って送り出す。
不安は何もない。ジェンティルドンナが新たな歴史を刻む。
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