2014年11月30日日曜日

坂正

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ジェンティルドンナ
ジャパンC・GⅠ
生産:ノーザンファーム/馬主:サンデーR/調教師:石坂正
ジャパンC3連覇を目指すのが5歳牝馬のジェンティルドンナである。3歳時は牝馬三冠を達成してから臨み、あのオルフェーヴルをハナ差抑えての勝利。昨年は休み明け緒戦の天皇賞を②着してからの参戦で連覇を果たした。もっとも昨年に関してはオークス③着馬のデニムアンドルビーにハナ差まで迫られたように、相手に恵まれた感も否めなかった。そして今年も天皇賞②着から本番を迎えるものの、ここ2年ほどの自信はないようだ。

昨年の天皇賞はジャスタウェイの4馬身離されての②着。いっぽう今年はスピルバーグから3/4馬身差の②着。着差を考えると昨年よりもよさそうだが、そう考えるてはいけない。昨年はジャパンC目標の叩き台として天皇賞へ出走したのに対し、今年はある程度の仕上げで天皇賞に出走していたからだ。これは作戦変更したわけではなく、年齢とともにこういった仕上げしかできなくなる致し方ないものである。

昨年より2走目の上積みが少なく、なおかつメンバーも強化され、5歳秋となった同馬への期待は大きいものの、3連覇を達成できるか否かは未知数である。

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