http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20141128-1401854.html
ジェンティル「最高」/ジャパンC
<ジャパンC:追い切り>
女王の最終追い切りは見栄えするものではなかった。今の坂路はチップ入れ替えの時期と重なり、かなり力を要す。そんなタフな800メートルでいっぱいに追われたジェンティルドンナ(牝5、石坂)は53秒3-13秒0で駆け上がった。手綱を取った井上助手は「時計がかかることは承知の上で、しっかり負荷をかけた。普通の馬場だったら楽に51秒台だった動き」と手応えを報告した。
見守った石坂師は「順調にきているし、明らかに調子がいいのを感じる。今までで最高かもしれない」と納得の表情。「これが最後になるかもしれないので応援して下さい。どんな競馬をしてくれるか楽しみ」と共同会見を締めくくった。
ただ、これまではトリッキーなコースと荒れ馬場を理由に有馬記念を見送っていたが、今年は9月の中山が改修のため開催されなかった分、好馬場が予想される。馬主サイドの最終決断で“サプライズ参戦”があるかもしれない。
石坂師は「それよりも、まずは今週に全力投球」と表情を引き締める。左回りは東京とメイダンで【4 3 0 0】。G1ばかり走って連対率100%なのだから舞台はベスト。たたいた上積みは十分。大記録は手の届くところにある。【中西典章】
[2014年11月28日8時19分 紙面から]
0 件のコメント:
コメントを投稿