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ジェンティルドンナ好枠(8)ゲット(1/2ページ)
【UAEドバイ25日=柴田章利】30日(日本時間同日から31日未明)にメイダン競馬場で行われるドバイ国際競走に、日本から4頭が3レースに出走する。注目はGIシーマクラシック(芝2410メートル)を目指す昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ(栗・石坂、牝4)。23日のドバイ入り後も順調で、外国からの評価も日増しに高くなっている。この日は枠順も決まり、11頭中の(8)番枠からスタートする。
ジェンティルドンナの評価は外国でも高い。2着ながら凱旋門賞で最も強いレースをしたオルフェーヴルを、ジャパンCで打破。この実績によって、今回の出走馬でトップの126のレーティングが与えられ、英国のブックメーカーでも1番人気に推されている。
本命馬はほかからのマークが厳しくなるのが宿命で、外国競馬の場合、包囲網まで敷かれるケースも珍しくない。だが、今年のドバイシーマクラシックは11頭立てと少頭数で、外寄りの(8)番枠に入ったのは幸い。ライバルからのチャージを受けることなく、スムーズに立ち回れそうだ。
ドバイ入りは23日で、25日はメイダン競馬場のオールウエザーコースを軽めのキャンターで駆け、その後芝コースの引き込み線に移動してほんの少しだけキャンターで状態を確認。石坂調教師は「心配した輸送のダメージはなさそう。元気いっぱいで安心しました」とホッとした様子を見せ、(8)番枠についても「どこでもいいと思っていたけど、いいところじゃないですか」と不安はなさそうだ。
評価通り、ふつうにさえ走れば、十分勝てるメンバー構成。有力どころでは凱旋門賞組のシャレータ(9着)、セントニコラスアビー(11着)にはオルフェーヴルが大差先着している。GI3勝のデュナデンにしても、日本のジャガーメイルが2着だった香港ヴァーズで5着。力関係では明らかに上位に立っている。
日本の牝馬はまだドバイでGIを勝っていない。3歳牝馬として初めてJRA賞年度代表馬に輝いたジェンティルなら、海外でも史上初の快挙を遂げて不思議ない。
◆日本馬のドバイでの勝利 2001年GIIシーマクラシックのステイゴールド、06年GIシーマクラシックのハーツクライ、同GIIゴドルフィンマイルのユートピア、07年GIデューティフリーのアドマイヤムーン、10年GIIアルマクトゥームチャレンジラウンド3のレッドディザイア、11年GIワールドCのヴィクトワールピサの6勝。
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