http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20130327-1103450.html
ジェンティル石坂師自信/ドバイシーマC
【ドバイ(UAE)26日=和田美保】石坂正師(62)が世界に強さをアピールした。シーマクラシック(G1、芝2410メートル、30日=メイダン)に挑む年度代表馬ジェンティルドンナ(牝4、石坂)の公式記者会見が行われ、自身の熱い思いを口にした。芝コースでキャンターを行った愛馬はリラックスした様子。今日27日、最終追い切りが行われる。
メイダン競馬場のインタビュールームに集まった40人の世界各国のメディアを前に、石坂師がジェンティルドンナの強さを余すことなく語った。
石坂師 オークスの勝ち方を見て、そのすさまじさに並の馬ではないと思った。世界最高の(3歳)牝馬レーティング(122)をいただいているのでそういう競馬をしなければならないと思っているし、できると思っています。
火曜から始まったドバイワールドCデー出走陣営の公式会見。日本馬のトップバッターとして呼ばれたのが石坂師だった。代表質問を終えた後も質疑応答は続く。
フランス人記者 このレースは牝馬はそれほど結果が出ていないがどう思うか
石坂師 例えば、近いところでいうとジャパンCも3歳牝馬は勝ったことがなかったように、これまでもさまざまなジンクスを破ってきた馬。私にとって規格外の馬ですから。
イギリス人記者 どの程度勝算はあるのか
石坂師 これから先、私がドバイにくることはあるか分からないが、今回が最高の期待度だと思っています。
もちろん、ジェンティルドンナの出来の良さを感じているからこそ出た発言でもある。「昨日見たよりいい。明らかに日ごとに良くなっている」と好ムードを口にした。この日、着ていたのは岩田騎手が作ったジェンティルドンナの特製ジャージー。スタッフも着ているが、トレーナーと岩田騎手の2人だけが笑っている師の顔がプリントされたものを持っている。シーマC優勝後は、きっとプリントされている以上の笑顔が見られるはずだ。
[2013年3月27日8時56分 紙面から]
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