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【ジャパンC】ジェンティルドンナ4着 史上初3連覇ならず
2014年12月1日6時0分 スポーツ報知
◆第34回ジャパンC・G1(11月30日、東京競馬場・芝2400メートル、良)
第34回ジャパンC・G1(11月30日、東京・芝2400メートル)は好位につけていた4番人気のエピファネイア(スミヨン)が直線早めに抜け出し、独走。後続に4馬身差をつけ2分23秒1のタイムで、昨年の菊花賞以来となるG1・2勝目を挙げた。2着は3番人気のジャスタウェイ。3着は6番人気のスピルバーグ。史上初の3連覇に挑んだ1番人気のジェンティルドンナは4着に終わった。
史上初の同一G1・3連覇を目指したジェンティルドンナの夢はかなわなかった。スタートを決めると、中団の内にジッと待機。直線はムーアの合図にジリジリと末脚を伸ばしたものの、勝ち馬に追いつけず、ジャスタウェイ、スピルバーグにもかわされ4着に敗れた。
2連覇を果たした昨年以来の騎乗となったムーアは「昨日、あんなに雨が降るとは思わなかったし、その影響で緩くなった馬場にグリップが利かず加速できなかった。最後まで頑張ったが、切れ味勝負ではなく、今年はスタミナ勝負になってしまった」と肩を落とした。
レースを見守った石坂調教師も同様の見解だ。「私も馬場かなと。一番いい位置で競馬できたが、3、4コーナーでいつものグッとくるところがなかった」と無念そう。当初は結果次第で引退を示唆していたが「走り切ったのなら引退と思ったが、そうではなかったので有馬記念に行きます」と表明。暮れのグランプリでの有終の美へ―。気持ちを切り替えていた。(上倉 健)
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