2012年10月15日月曜日

計り

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/121014/rac12101419460001-n1.htm

【競馬】
ジェンティル、計り知れない潜在能力

2012.10.14 19:46
秋華賞 ゴール後、互いに顔を見合わせて着順を確かめようとするジェンティルドンナの岩田康誠騎手(右)とヴィルシーナの内田博幸騎手(左)=14日、京都競馬場(撮影・佐藤雄彦)
秋華賞 ゴール後、互いに顔を見合わせて着順を確かめようとするジェンティルドンナの岩田康誠騎手(右)とヴィルシーナの内田博幸騎手(左)=14日、京都競馬場(撮影・佐藤雄彦)
 逃げ込みを図るヴィルシーナに馬体を合わせてのたたき合い。脚勢はジェンティルドンナに分があったが、桜花賞、オークスともに2着の宿敵も負けじと差し返す。写真判定の結果、鼻差で2冠女王の辛勝。「ハラハラさせてすみません」。使命を果たした岩田騎手が胸をなで下ろした。
 馬場入りの際に鞍上を振り落とし、ゲート入り直前まで入れ込みが収まらない。ヴィルシーナの抵抗にあったのも「抜け出してから遊ぶ素振りを見せた」(岩田騎手)ことが原因だ。
 「まだ『子供子供』している」。多分に若さをのぞかせるお手馬を主戦はこう評す。それでいて勝ちきるのだから、潜在能力は計り知れない。
 次走はエリザベス女王杯、ジャパンカップのいずれかで古馬に挑む。岩田騎手は「どちらを選択してもチャンスはある」と話したうえで「ブエナビスタやウオッカの仲間入りができたかな」。競馬史に残る名牝にパートナーを重ね合わせた。(細井伸彦)

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秋華賞 1着14番・ジェンティルドンナ(左から2頭目)。左端は2着1番・ヴィルシーナ=14日、京都競馬場(撮影・林俊志)
秋華賞 1着14番ジェンティルドンナの鞍上で感無量の表情の岩田康誠騎手=14日、京都競馬場(撮影・林俊志)
秋華賞 1着14番ジェンティルドンナ=14日、京都競馬場(加藤孝規撮影)
秋華賞 1着14番ジェンティルドンナ=14日、京都競馬場(加藤孝規撮影)
秋華賞 優勝したジェンティルドンナと声援に応える岩田康誠騎手=14日、京都競馬場(加藤孝規撮影)

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