2012年10月14日日曜日

ンナ

http://race.sanspo.com/keiba/news/20121014/ope12101415530007-n1.html

2012.10.14 15:53

【秋華賞】ジェンティルドンナ、牝馬3冠達成!

ジェンティルドンナ(手前)がヴィルシーナとの叩き合いを制し、史上4頭目の牝馬3冠を達成した
ジェンティルドンナ(手前)がヴィルシーナとの叩き合いを制し、史上4頭目の牝馬3冠を達成した【拡大】
 14日の京都11R秋華賞(GI、芝2000メートル)は、岩田康誠騎手騎乗で1番人気に推されたジェンティルドンナ(牝3、父ディープインパクト、母ドナブリーニ、母の父ベルトリーニ、栗東・石坂正)がヴィルシーナとの叩き合いをハナ差制して優勝。史上4頭目の牝馬3冠を達成した。2分0秒4(良)。3着には6番人気のアロマティコが入っている。
 レースは最内枠のヴィルシーナがハナを主張してスローに流れたが、向こう正面で15番人気のチェリーメドゥーサが一気にまくり、そのまま大逃げの形になって場内は騒然とした。直線半ばでもチェリーはかなりのリードを保っていたが、ゴール手前で外からジェンティルドンナ、内からヴィルシーナが併せ馬の形でかわし、鼻面をそろえてゴール。写真判定の結果、わずかに外のジェンティルに軍配が上がった。
 岩田康騎手は「こういう展開も頭に描いていたが、もう少しハイペースになると思っていた。でも、(3冠を)やらなきゃいけない馬だし、最後は必ずオークスのような脚を使ってくれる馬なので、能力を信じていました」と愛馬を絶賛。そして「きょう勝てば言えます。ウオッカ、ブエナビスタに匹敵する馬です」と自身が騎乗した名牝に肩を並べる存在だと言い切った。メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネに続く牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ。「まだ子供子供しているし、若さがあるが、先を見通せる馬なので。古馬に挑んでも恥じない競馬ができると思います」と太鼓判を押した岩田康とともに、古馬とのGI路線に向かっていく。

関連

  • 直線で抜け出したジェンティルドンナ(中央、橙帽)とヴィルシーナ(その左、白帽)
  • 秋華賞の4コーナー。向こう正面で仕掛けたチェリーメドゥーサ(左端)が大きくリードを取る
  • 秋華賞のゴールの瞬間
  • 牝馬3冠を達成したジェンティルドンナ(奥)と3冠すべて2着に敗れたヴィルシーナ
  • 秋華賞でゴール後互いの顔を見合って着順を確かめる岩田康騎手(右)と内田博騎手(左)
  • 本馬場入場の際ジェンティルドンナから落馬した岩田康誠騎手
  • 3本指を立て牝馬三冠をアピールする岩田康誠騎手(上)と石坂正調教師(左下)ら関係者

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