2013年11月23日土曜日

け!

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2013年11月22日(金)更新

【ジャパンカップ特集1】 ジャパンCなのは騎手欄だけ!

 今年で33回目を迎えるジャパンCだが、海外からの参戦馬は僅か3頭。この3頭というのは、ディープインパクトの国内凱旋レースとなった06年の2頭に次ぐ少なさである。また近年外国馬の参戦がなかったジャパンCダートは今年で終了となり、来年からはチャンピオンズCというレースに生まれ変わる。国際化をテーマに始まったジャパンCも、そのあり方を再考しなければならない時期なのかもしれない。

「外国の馬は3頭だけやな。でも騎手欄をみたらカタカナ(外国人騎手)が7人おるから、なんとかジャパンCの体をなしてるな」

 こう話すのは某厩舎で番頭を務める調教助手。たしかに外国馬は3頭のみだが、騎手欄だけを見れば外国人が7人もおり昔のジャパンCと変わらない雰囲気だ。さらにこの助手は出馬表を見ながらボヤキ気味に続ける。

「俺がこの世界に入ったころはジャパンCは雲の上のレースやったけど、今年のメンバーならそんな気がしないわ。これなら8着狙いでウチの馬を登録しておけばよかった。まぁ難しいけどな」

 そんなこの助手、今年は3頭の馬を応援するという。

「岩田が乗るヴィルシーナと浜中の乗るデニムアンドルビー、ほんでユタカのヒットザターゲットやな。ジェンティルを降ろされた岩田には意地を見せて欲しいし、浜中は京都でメーディア(JBCレディースC優勝)のパーティーがあるのにわざわざ東京まで乗りに行くんやろ。あとはユタカに頑張ってほしいな」

 もちろん彼の頑張るというのは勝ち負けでなく掲示板や8着以内なのかもしれない。だが栗東の人間として、関西馬と関西騎手を応援するのは当然とのことという彼の応援がどこまで届くかはわからないが、少しこの3騎手に注目してみたいと思う。

(栗東在住ライター:鷲崎)

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