2013年11月24日日曜日

い」

http://pc.keibalab.jp/topics/20167/

【ジャパンC】初コンビで栄冠 ムーア「また乗りたい」

2013-11-24 18:46 更新
13年11月24日(日)、5回東京8日目11Rで第33回 ジャパンカップ(G1)(芝2400m)が開催され、1番人気の支持を集めたジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂厩舎)が優勝。同レース史上初の連覇を達成するとともに、ここまで年間未勝利だった昨年の年度代表馬が見事に復権を果たした。

今回、初めてコンビを組むこととなったR.ムーア騎手。騎乗依頼はサンタアニタへの遠征中に受けたと明かし、戦前に抱いていた印象について、「非常に才能あふれる馬だということは認識していました。昨年はオルフェーヴルという化物に勝っているわけだし、今年は勝ち切れていませんが、敗戦したレースも決して悪いパフォーマンスではなかった。連覇がかかるという点は意識しましたが、プレッシャーもなく乗れました。1番人気でもありましたし、今日の勝利で皆さんが彼女の能力を認めるでしょう」と語ってくれた。

レース中は"スムーズに走りやすく"ということだけを心がけていたようだが、「1コーナーを回るまでは落ち着いていたけど、ペースがかなり遅く、馬がエキサイトしてしまったので他馬の間に挟んで落ち着かせようとした。位置取りを下げても仕方がないと思ったので、予定よりも早く進出しました。ゴール前は祈るような気持ちで追いました」と振り返り、「最後は勝ったと思ったけど、横でハマナカさん(2着:デニムアンドルビーに騎乗の浜中俊騎手)が大騒ぎをしていたので、ちょっと不安になった」と報道陣を笑わせる一幕も。

自身の勝利については、「国際的な視点から見れば、ジャパンカップはドバイミーティングやメルボルンカップに並ぶ由緒あるレース。そこに名前を残したいという思いはあった」と喜びを語った上で、「でも、欲しいタイトルはまだまだあるよ」と貪欲さも見せた。

12月末まで短期免許で騎乗予定のムーア騎手。来週に開催されるワールドスーパージョッキーズシリーズに向けても期待はかかるが、「呼んで頂けたのは非常に光栄だが、騎手招待レースは世界中で行われている。世界一を決める戦いというわけじゃないから、そこまで重く考えてない。ただ、賞金は魅力的です(笑)」とあくまで自然体。これこそが、世界を股にかけてビッグタイトルを多数獲得している所以なのだろう。

最後に、「今後もジェンティルドンナの騎手に指名されたら、ぜひ乗りたい」と語り、パートナーにますます惚れ込んだ様子だった。

【このレースの全着順・払戻金はこちら】


ジェンティルドンナ
(牝4、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:ドナブリーニ
母父:Bertolini
通算成績:13戦8勝
重賞勝利:
12~13年ジャパンカップ(G1)
12年秋華賞(G1)
12年優駿牝馬(G1)
12年桜花賞(G1)
12年ローズS(G2)
12年シンザン記念(G3)

ライアン・ムーア
Ryan Moore
1983年 9月18日生まれ イギリス国籍
身長167.6cm 体重54kg 血液型A型
2000年 イギリス騎手免許取得

2011年 504戦 94勝 (英リーディング7位)
2012年 594戦115勝 (英リーディング4位)

[JRA初騎乗] 2004年5月16日 2回東京8日目11R フィートソーファスト(3着/18頭)
[JRA初勝利] 2009年12月5日 5回阪神1日目12R チャームナデシコ
[JRA通算成績] JRA通算成績 200戦29勝(重賞4勝)
成績は11月24日終了時点




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

0 件のコメント: