2013年11月24日日曜日

ya

http://twipple.jp/user/yuma_moriya
ではJC回顧を。逃げ馬不在、注目のハナ争いは意外にもエイシンフラッシュが行きました。1000m通過は62秒4。やはり、スローペースでした。3角手前から中団にいたヒットザターゲットが進出するくらいで、馬順はほぼ変わらず、直線での瞬発力勝負になりました。
 ジェンティルドンナは天皇賞・秋よりはタメも利き、坂下で早くもエイシンフラッシュを捕え先頭へ。そこから400mほどを見事に押し切りました。併せる相手もなく苦しい競馬でしたが、後続を凌ぎ切ったのは地力のなせるワザ。史上初のJC連覇を達成しました。ちなみに、上がりは33秒9でした。 
 2着のデニムアンドルビーはいつも通り後方待機。直線、大外からドゥーナデンと馬体を併せる形で鋭く伸びました。上がり33秒2はメンバー最速。ひとかたまりの馬群でキレ味勝負、53キロの斤量が最大限に生きました。来年以降、もう少し体が増えて使い減りしなければ、GIも手が届きそうです。
 3着のトーセンジョーダンは、パドックでツイートしたように明らかにデキが絶好でした。本紙・武井TMは馬連を買って悶絶していましたが苦笑 使いつつ確実に良化がうかがえました。7歳ですが、来年も走るのであれば状態次第で勝ち負けになると思います。 
 4着のアドマイヤラクティは、上がりは2番目に速い33秒5で中団から追い上げました。馬込みにいるほうが集中が続くようですね。相手なりに走れるので、毎回注意が必要なタイプです。
 ゴールドシップは15着と惨敗しました。道中はほぼ最後方、いつも通り3〜4角から何とか中団くらいに押し上げていきましたが、直線は大外からまったく伸びず。以前より調教でも動かなくなっていますし、ひょっとしたら非常にタフな流れだった宝塚記念、京都大賞典の疲れが残っているのかもしれません 
1着のジェンティルドンナから11着のヒットザターゲットまでが0.5秒にひしめく結果で、超スローのGIらしい、馬群の密集一団が流れ込むレースとなりました。前が詰まったり脚を余したり、といった馬もいなかったように思います。
 同日、東京6Rの芝2400mの500万戦は2分25秒9とJCより0.2秒速い結果でした。しかし、だからといってそこに出ていた馬がJCで通用するということはなく、レースは生き物で流れによって時計はいくらでも変わります。勝ったジェンティルドンナは恵まれた勝利ではないです 
 ジェンティルドンナのJC連覇の価値は、時計で下がるものではありません。有名な例では、1990年オグリキャップが勝った有馬記念の時計が、同日の1000万より遅かったというのがありますが、それでオグリの勝利が色褪せないのは周知のことと思います。素直に称賛できますね。
・・・しかし、馬券は1点勝負だったので、紙面上は◎△でしたが馬券は不的中。また反省して、来週に備えたいと思います。今日はこれから、地元に帰って久々に会う友人らと会食。英気を養いたいと思います。

0 件のコメント: