http://blog.livedoor.jp/catassan/archives/7424307.html
2013年11月24日17:14
- カテゴリ
- ジャパンカップ 2013
- レース回顧
2013 ジャパンカップ(GI) 東京芝2400m良
2:26.1 12.8 - 11.4 - 12.8 - 12.8 - 12.6 - 12.8 - 12.8 - 12.4 - 11.6 - 11.1 - 11.1 - 11.9
まず一言言えば、レースとして非常に残念なものになった一つの要因はヴィルシーナの出方だろう。何がしたかったのか分からない。スローじゃないなら控えても構わないが、エイシンフラッシュが逃げる展開。かなり掛かっていた。しかもそれでいてヒットザターゲットが捲って動いていったため、仕掛け所が速くL4で11秒台に突入し、L1が落ち込む競馬。それでもL1落としすぎでもあり、また東京2400でも同日の500万下に走破時計で負けるという前代未聞の内容と言っていい。スローなのにポテンシャルタイプばかりが上位にきているのもその辺に影響がある。基礎スピードが全く問われない単純なトップスピードとポテンシャルの勝負になったかなと。
自戒の念を込めて言うが、この展開は岩田がヴィルシーナに乗るという時点で想定しておくべき事例だろう。岩田というのは糞ほどペースが読めないし、大レースで自分で逃げてレースを作るという胆力などない。だからレースに合わせることはできるが、そのレース自体が糞な流れだとどうしようもない。ヴィルシーナの結果どうこうよりも、ヴィルシーナに乗ってスローで2列目に控えるという発想自体がその証拠にあたると思う。これからも岩田がレースを作るべき馬に乗った時に、こういった超消極競馬になることは想定して進めなければいけないだろう。500万下に走破時計で見劣る競馬になった要因の全てに岩田の消極競馬が有ったと言っても差し支えない。それが良いとか悪いとかではなく、岩田がそう言う馬に乗ると変なレースになると頭の片隅に置く必要はあるということだ。
2:26.1 12.8 - 11.4 - 12.8 - 12.8 - 12.6 - 12.8 - 12.8 - 12.4 - 11.6 - 11.1 - 11.1 - 11.9
まず一言言えば、レースとして非常に残念なものになった一つの要因はヴィルシーナの出方だろう。何がしたかったのか分からない。スローじゃないなら控えても構わないが、エイシンフラッシュが逃げる展開。かなり掛かっていた。しかもそれでいてヒットザターゲットが捲って動いていったため、仕掛け所が速くL4で11秒台に突入し、L1が落ち込む競馬。それでもL1落としすぎでもあり、また東京2400でも同日の500万下に走破時計で負けるという前代未聞の内容と言っていい。スローなのにポテンシャルタイプばかりが上位にきているのもその辺に影響がある。基礎スピードが全く問われない単純なトップスピードとポテンシャルの勝負になったかなと。
自戒の念を込めて言うが、この展開は岩田がヴィルシーナに乗るという時点で想定しておくべき事例だろう。岩田というのは糞ほどペースが読めないし、大レースで自分で逃げてレースを作るという胆力などない。だからレースに合わせることはできるが、そのレース自体が糞な流れだとどうしようもない。ヴィルシーナの結果どうこうよりも、ヴィルシーナに乗ってスローで2列目に控えるという発想自体がその証拠にあたると思う。これからも岩田がレースを作るべき馬に乗った時に、こういった超消極競馬になることは想定して進めなければいけないだろう。500万下に走破時計で見劣る競馬になった要因の全てに岩田の消極競馬が有ったと言っても差し支えない。それが良いとか悪いとかではなく、岩田がそう言う馬に乗ると変なレースになると頭の片隅に置く必要はあるということだ。
1着ジェンティルドンナは五分のスタートから比較的ポジションを取るがスローに巻き込まれて2列目の中目で進めて行く。道中もやはりかかり癖は見受けられるが何とかこらえる。3角ぐらいでヒットザターゲットが一気に押し上げて前がペースアップしてくれ、中目から直線上手く進路を確保する。そこからはしっかりとトップスピードに乗せて抜け出すが、L1で甘くなってデニムアンドルビーに詰められ僅差の勝利となった。ん~まあ勝つには勝ったけど、個人的にはこの流れなら突き抜けてほしかったから、パフォーマンス的には落としていると思う。やっぱり馬場が少し重かったのが影響したかなという気はするね。先週から比べると時計一つぐらい変わってきていたから。展開そのものは向いたと思う。序盤スロー自体は別に問題ではないし、重要なのは早い段階でトップスピードに乗せて進路確保できるかどうかという点。それは今回は完璧に成されていた。正直直線の段階ではどれだけ千切るかに期待していたら伸びあぐねた。この辺は馬場適性かもしれない。ジャパンカップ連覇というのは凄いことなんだが、今年に関して言えば正直モヤモヤ感しか残らない勝ちっぷりだった。まあ基礎スピードも良さにある中で、それを一切活かせない競馬になったのも事実で、力勝負とは到底言えないかなり変則な競馬になったから、このパフォーマンスの低さだけで測るわけにもいかないけど、3強の2頭が勝手に自滅したレースで展開向いて辛勝ってのは。もっとやれる馬だと思っていた。今回のレースでオルフェーヴルがいたら多分勝負になってないと思う。やっぱり超高速馬場の申し子っていう枠は出ないんじゃないかなあ。今回は正直レースレベルに恵まれた感があるよ。走破時計からもラップ推移からも。ん~何とも言い難い気分。
2着デニムアンドルビーは五分のスタートからある程度つけていって中団やや後方ぐらいで競馬。道中各馬が掛かるような競馬でもこの馬はしっかりと折り合って進めて行く。3角手前ぐらいでヒットザターゲットが捲ったのを皮切りにペースが上がっていくので、これを見ながらじわっと仕掛けると動いていく。4角では仕掛けて後方で直線を迎える。直線序盤でジリジリ外から伸びを見せるとそのまま脚を持続させてL1でばてずに一番いい脚で急追。あわやという所まで追い詰めたが悔しい2着となった。はぁぁ、この馬はちょっと良くわからんね。内田と合わなかった可能性すらある。というか内田ってゴールドシップだけじゃなく、馬を動かせないんじゃないか。岩田もそうだけど、地方騎手で要所で動かせるのってアンカツぐらいかも。まあ展開的には序盤ドスローで基礎スピードが要求されなかったのはスピードで足りないこの馬には間違いなくプラスに働いた。それと武が動いてのL4からの加速でL1落ち込む流れってのは当然ポテンシャルで良さを見せてきたこの馬としてはプラスに働いた。展開面ではかなり嵌ったのは間違いないが、正直今回嵌ったとしても足りないと思っていたし、L1かなり落ちる流れもこの馬場とはいえレースラップ自体少し落とし過ぎの感がある。時計的に今回も詰められていない。今回まともに走ったのがジェンティルドンナぐらいで、そのジェンティルもパフォーマンスを落とし、他が崩れているからこのレースの判断が非常に難しいんだよなあ。ただ、3~4角は外々を押し上げる展開にはなっていて、4角で11.6とそこそこ速い脚を要求されたところで外から押し上げL1までしっかりと伸びてきたことを考えると、単純にパフォーマンスを上げてきているのは間違いないんだ。ジェンティルドンナがこの馬場でパフォーマンスを落としているように、この馬もこの馬場でパフォーマンスを上げてきたと考える方がいいのかもしれない。特にローズSでもそうだがタフな馬場で最後までばてずに伸びてきているところからも、高速馬場のオークス、秋華賞では見せ場までだったこと、そしてエリ女でトップスピード面でそこそこ見せてきた点からも、多少時計が掛かる馬場の方が良いのだろう。それでもやはり基礎スピード面を問われなかったことも好走要因としては大きい。それにアドマイヤラクティにこの展開で先着できているんだから単なるフロックで片づけるのは危険かなという気もする。この馬はホントつかみどころがない。3歳のパフォーマンスでは明らかに足りないんだが…。これが通用するほどの展開、レベルだったとみるべきか、それとも大きく上げてきたとみるべきか。個人的にはかなり悩んでいる。
3着トーセンジョーダンはまずまずのスタートからじわっと先行争いに加わるがハナを切るのを嫌ってエーシンを行かせて2番手で進める。割と楽に折り合って進め3角。3角で武が動いたのでじわっとペースを引き上げ、内目追走、4角でじわっと仕掛けて2列目で直線。序盤でジリジリしか伸びずに内からジェンティルドンナに先に出し抜かれる。しかしL1最後まで盛り返して3着に入り込んだ。ポテンシャルタイプの馬だから、L1落ち込む競馬なら当然出番は合っていいし、その点でスローからのロンスパで脚を出し切る競馬になったというのは大きな材料だったのは間違いない。それと、この馬だけじゃなく池江泰寿厩舎はコメントが割と正直なんだなと思った。追い切り見ても徐々に良化しているな~とは思っていたが、陣営も慎重ながらもコメントが前向きだった。ダメなときはダメってハッキリ言う陣営だから、今後この辺は参考にしても良いんじゃないかな。まあただ全盛期でこの展開ならもっとやれているはずだけど。まだもうちょっと戻り切ってはいないと思う。今回は脚を出し切れる展開は良かった。欲を言えば平均ペースぐらいで基礎スピードも活かせる競馬ならデニムには負けなかったんだろうが。まあこの辺は仕方ないかな。それでも最後にはジェンティルドンナを詰めているからね。この馬らしさをしっかりと見せての3着だろう。2011年秋は現役最強だと思っていたから、しっかり状態さえもどせればオルフェーヴル相手でも戦えるとは思う。有馬に出るかは分からないけど、もっと状態を上げてくればやれる馬。
4着アドマイヤラクティは五分のスタートから無理せず中団で競馬。道中も中団で少し掛かるぐらいの競馬。3~4角では最内をぴったり立ち回って中団で直線。序盤で追われるのだがここでは伸びずにトップスピード負け。徐々に徐々に伸びを見せるとL1では内から良い脚を使って伸びを見せるものの急追とまでは行かずの4着だった。ん~トップスピードが問われる競馬にはなったから、その点で見劣ったのはあるが、L1で落ち込んだのでそれなりには伸びてきたという感じ。ただ後一歩が足りないのはこれまでと変わらなかった。ん~11秒台前半の脚が問われると苦しいんだろうな。スローだったしポジションも悪かったし、この馬の持ち味は余り出し切れなったがL1落ちこんだので差し込んできたという感じ。やっぱりステイヤー色強いね。ウィリアムズなのでもう少し前の競馬を期待したんだが、この流れでも前につけるのは苦しいあたり、このコース、メンツではポジショニングでも見劣るんだろう。有馬の方が狙いやすいとは思うし競馬もしやすいとは思うが、この展開でももう少し頑張ってほしかったというのが正直な所。
5着ドゥーナデンはやや出負けから後方の競馬になる。スローの流れだがそれでも少しおっつけ気味で進めて3角へ。3角で武ヒットザターゲットに合わせてじわっと外から押し上げて行く形。4角で仕掛けて外々から押し上げて中団ぐらいには取り付いて直線。序盤からジリジリと伸びを見せていたが最後までジリジリ。なだれ込んでポジション上げての5着まで。まあ割とロンスパ戦になったのと、序盤がかなりスローだったんで、基礎スピード面の弱さを解消てきたのも良かったんだと思う。武が上がった時にもう少し上がっていっても面白かったかもしれないけど、L1でもそんなに急な伸びじゃなかったから、どっちにせよ圏内は辛かっただろうね。悪い競馬ではないが、この流れでデニムに負けていたら力負けだろう。同じようなタイプだしね。
2着デニムアンドルビーは五分のスタートからある程度つけていって中団やや後方ぐらいで競馬。道中各馬が掛かるような競馬でもこの馬はしっかりと折り合って進めて行く。3角手前ぐらいでヒットザターゲットが捲ったのを皮切りにペースが上がっていくので、これを見ながらじわっと仕掛けると動いていく。4角では仕掛けて後方で直線を迎える。直線序盤でジリジリ外から伸びを見せるとそのまま脚を持続させてL1でばてずに一番いい脚で急追。あわやという所まで追い詰めたが悔しい2着となった。はぁぁ、この馬はちょっと良くわからんね。内田と合わなかった可能性すらある。というか内田ってゴールドシップだけじゃなく、馬を動かせないんじゃないか。岩田もそうだけど、地方騎手で要所で動かせるのってアンカツぐらいかも。まあ展開的には序盤ドスローで基礎スピードが要求されなかったのはスピードで足りないこの馬には間違いなくプラスに働いた。それと武が動いてのL4からの加速でL1落ち込む流れってのは当然ポテンシャルで良さを見せてきたこの馬としてはプラスに働いた。展開面ではかなり嵌ったのは間違いないが、正直今回嵌ったとしても足りないと思っていたし、L1かなり落ちる流れもこの馬場とはいえレースラップ自体少し落とし過ぎの感がある。時計的に今回も詰められていない。今回まともに走ったのがジェンティルドンナぐらいで、そのジェンティルもパフォーマンスを落とし、他が崩れているからこのレースの判断が非常に難しいんだよなあ。ただ、3~4角は外々を押し上げる展開にはなっていて、4角で11.6とそこそこ速い脚を要求されたところで外から押し上げL1までしっかりと伸びてきたことを考えると、単純にパフォーマンスを上げてきているのは間違いないんだ。ジェンティルドンナがこの馬場でパフォーマンスを落としているように、この馬もこの馬場でパフォーマンスを上げてきたと考える方がいいのかもしれない。特にローズSでもそうだがタフな馬場で最後までばてずに伸びてきているところからも、高速馬場のオークス、秋華賞では見せ場までだったこと、そしてエリ女でトップスピード面でそこそこ見せてきた点からも、多少時計が掛かる馬場の方が良いのだろう。それでもやはり基礎スピード面を問われなかったことも好走要因としては大きい。それにアドマイヤラクティにこの展開で先着できているんだから単なるフロックで片づけるのは危険かなという気もする。この馬はホントつかみどころがない。3歳のパフォーマンスでは明らかに足りないんだが…。これが通用するほどの展開、レベルだったとみるべきか、それとも大きく上げてきたとみるべきか。個人的にはかなり悩んでいる。
3着トーセンジョーダンはまずまずのスタートからじわっと先行争いに加わるがハナを切るのを嫌ってエーシンを行かせて2番手で進める。割と楽に折り合って進め3角。3角で武が動いたのでじわっとペースを引き上げ、内目追走、4角でじわっと仕掛けて2列目で直線。序盤でジリジリしか伸びずに内からジェンティルドンナに先に出し抜かれる。しかしL1最後まで盛り返して3着に入り込んだ。ポテンシャルタイプの馬だから、L1落ち込む競馬なら当然出番は合っていいし、その点でスローからのロンスパで脚を出し切る競馬になったというのは大きな材料だったのは間違いない。それと、この馬だけじゃなく池江泰寿厩舎はコメントが割と正直なんだなと思った。追い切り見ても徐々に良化しているな~とは思っていたが、陣営も慎重ながらもコメントが前向きだった。ダメなときはダメってハッキリ言う陣営だから、今後この辺は参考にしても良いんじゃないかな。まあただ全盛期でこの展開ならもっとやれているはずだけど。まだもうちょっと戻り切ってはいないと思う。今回は脚を出し切れる展開は良かった。欲を言えば平均ペースぐらいで基礎スピードも活かせる競馬ならデニムには負けなかったんだろうが。まあこの辺は仕方ないかな。それでも最後にはジェンティルドンナを詰めているからね。この馬らしさをしっかりと見せての3着だろう。2011年秋は現役最強だと思っていたから、しっかり状態さえもどせればオルフェーヴル相手でも戦えるとは思う。有馬に出るかは分からないけど、もっと状態を上げてくればやれる馬。
4着アドマイヤラクティは五分のスタートから無理せず中団で競馬。道中も中団で少し掛かるぐらいの競馬。3~4角では最内をぴったり立ち回って中団で直線。序盤で追われるのだがここでは伸びずにトップスピード負け。徐々に徐々に伸びを見せるとL1では内から良い脚を使って伸びを見せるものの急追とまでは行かずの4着だった。ん~トップスピードが問われる競馬にはなったから、その点で見劣ったのはあるが、L1で落ち込んだのでそれなりには伸びてきたという感じ。ただ後一歩が足りないのはこれまでと変わらなかった。ん~11秒台前半の脚が問われると苦しいんだろうな。スローだったしポジションも悪かったし、この馬の持ち味は余り出し切れなったがL1落ちこんだので差し込んできたという感じ。やっぱりステイヤー色強いね。ウィリアムズなのでもう少し前の競馬を期待したんだが、この流れでも前につけるのは苦しいあたり、このコース、メンツではポジショニングでも見劣るんだろう。有馬の方が狙いやすいとは思うし競馬もしやすいとは思うが、この展開でももう少し頑張ってほしかったというのが正直な所。
5着ドゥーナデンはやや出負けから後方の競馬になる。スローの流れだがそれでも少しおっつけ気味で進めて3角へ。3角で武ヒットザターゲットに合わせてじわっと外から押し上げて行く形。4角で仕掛けて外々から押し上げて中団ぐらいには取り付いて直線。序盤からジリジリと伸びを見せていたが最後までジリジリ。なだれ込んでポジション上げての5着まで。まあ割とロンスパ戦になったのと、序盤がかなりスローだったんで、基礎スピード面の弱さを解消てきたのも良かったんだと思う。武が上がった時にもう少し上がっていっても面白かったかもしれないけど、L1でもそんなに急な伸びじゃなかったから、どっちにせよ圏内は辛かっただろうね。悪い競馬ではないが、この流れでデニムに負けていたら力負けだろう。同じようなタイプだしね。
0 件のコメント:
コメントを投稿