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【リレーコラム】東京サンスポ(1/3ページ)
ジェンティルドンナが、史上初の連覇を達成した第33回ジャパンカップ。鞍上のライアン・ムーア騎手は「海外のホースマンにとって、ジャパンカップは日本でもっとも由緒のあるレース。特別な思いがある」と語っていた。
米国のブリーダーズカップや、香港国際競走との日程が近いことから、今年もジャパンカップは、海外からの参戦が僅か3頭とさびしい顔ぶれだった。世界の名手が、たとえ社交辞令でも“由緒のあるレース”と言ってくれているうちに、何とかこの状況に手を打たなくてはならない。
JRAは、同日にGIレースを複数行うことに消極的である。毎週、小出しにしている目玉賞品を、一度に出してしまっては売り上げが伸びないからだ。
しかしながら、参戦する外国勢の側にとっては、帯同馬を連れて行っても使えないことがネックになっていると聞く。その他にも思うところがあるので、ここで私案を2つ披露してみたいと思う。
まず1つ目に、ジャパンカップ当日、外国馬の帯同馬が出走できるオープン特別を複数組む。たとえば、芝1600メートル、2000メートル、2500メートルの3レースで、外国馬が勝った場合には1着賞金を1・5倍の約3000万円にして、高額の出走奨励金も出す。
外国馬だけに手当を厚くすれば、国内の反発もあるだろう。しかし、そこは年に一度のお祭りだ。競馬の祭典を盛り上げるためには必要なことだと思う。
次に、ジャパンカップの1着賞金を5億円以上にし、世界に比類のないレベルにする。その時々の為替レートの問題もあるが、もし10億円も出せれば、ダントツだ。JRAで年間100以上組まれている重賞から、それぞれ100~300万円程度を削れば、賞金は簡単に捻出できる。
ドバイWCは春の開催であり、馬場はオールウェザー。ブリーダーズカップ・クラシックは秋だが、舞台はダートだ。芝巧者にとって秋の最大目標をジャパンカップと公言してくれるホースマンは、間違いなく増えるはずだ。
ブリーダーズカップもドバイワールドカップも、そして香港国際競走も、創設はジャパンカップよりも後だ。それでも、ジャパンカップより世界の競馬関係者にウケが良いのは、賞金が高くレース選択の幅があるからだ(日本の検疫が厳しいという問題もあるが…)。とにかく、このまま寂しいジャパンカップが続くことは誰も望んでいない。JRAには、何らかの手を打ってほしいと思う。
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