http://mainichi.jp/shimen/news/20131125ddm035050161000c.html
競馬:ジャパンカップ ジェンティル連覇−−史上初
毎日新聞 2013年11月25日 東京朝刊
24日、東京
場の芝2400メートルに外国馬3頭を含む17頭が出走して行われ、1番人気のジェンティルドンナが2分26秒1でジャパンカップ史上初の連覇を果たし、賞金2億5000万円を獲得。1984年のグレード制導入以降11頭目、牝馬では5頭目の中央 G15勝を達成した。
スタート良く前方の4番手につけたジェンティルドンナは、直線半ばで先頭に立ち、後方から追い込んだ3歳牝馬のデニムアンドルビーを鼻差抑えた。同レースで牝馬が1、2着を占めるのは初めて。ライアン・ムーア騎手(英国)はジャパンカップ初勝利。石坂正調教師は昨年に続き2勝目を挙げた。
レースの売り上げは173億2187万8200円で昨年比13・8%減だった。【藤倉聡子】
◇G15勝目、輝き戻った
牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)とジャパンカップを制した昨年から一転、今年は3月のドバイシーマクラシック(アラブ首長国連邦、G1)を皮切りに惜敗が続いたジェンティルドンナ。初めてコンビを組んだムーアとともに、完璧な勝ちっぷりを見せた。
今年未勝利のジェンティルドンナを1番人気に推したファンと同じく、「彼女の能力を信じた」とムーア。馬がじれるような遅いペースの中、「妥協して」前方を走らせ、ジェンティルドンナを落ち着かせたという。プランより「先頭に立つのが200メートル分早かった」という誤算は、ジェンティルドンナが粘り強く足を伸ばして後続を抑え、乗り切った。
勝ちきれないレースが続く中、10月の天皇賞・秋で2着に敗れ、「勝負の世界だから」と、石坂調教師は主戦の岩田からムーアへの乗り代わりを決断したという。その「荒療治」も奏功した形。「現役最強」候補の輝きを取り戻した。【藤倉聡子】
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◇ジェンティルドンナ
父ディープインパクト、母ドナブリーニの4歳牝馬。馬主はサンデーレーシング。北海道安平町、ノーザンファーム生産。通算13戦8勝で、中央
のG1は歴代6位タイの5勝目。重賞は7勝目。獲得賞金は11億1686万3400円。
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◇第33回ジャパンカップ(国際招待)◇
着順 枠番 馬番 着差
1<4> (7)ジェンティルドンナ(ムーア)2分26秒1
2<5> (9)デニムアンドルビー 鼻
3<3> (5)トーセンジョーダン 首
4<3> (6)アドマイヤラクティ 3/4
5<5>(10)ドゥーナデン 首
6<6>(11)ルルーシュ 首
7<1> (1)ヴィルシーナ 鼻
8<2> (3)アンコイルド 首
9<1> (2)ナカヤマナイト 1/2
10<2> (4)エイシンフラッシュ 1/2
11<8>(16)ヒットザターゲット 鼻
12<6>(12)ホッコーブレーヴ 首
13<7>(14)シメノン 鼻
14<8>(15)スマートギア 1馬身1/4
15<7>(13)ゴールドシップ 3馬身1/2
16<4> (8)ファイヤー 3
17<8>(17)ジョシュアツリー 首
【単】(7)210
【複】(7)120(9)510(5)1220
【枠連】<4><5>2090
【馬連】(7)(9)2500
【馬単】(7)(9)3330
【3連複】(5)(7)(9)63800
【3連単】(7)(9)(5)224580
【ワイド】(7)(9)950(5)(7)2890(5)(9)20770
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