2013年11月23日土曜日

解決

【ジャパンC】ジェンティル「遅い時計」の疑問解決 | 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 <!--
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"東スポWeb" 2013年11月23日 (土)

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  • 【ジャパンC】ジェンティル「遅い時計」の疑問解決
2013年11月23日 11時00分


【ジャパンC連載:ジェンティルドンナ進撃の貴婦人(3)】ジェンティルドンナの最終追い切り(20日)の時計がいつもより遅いのはどうなのか?といった声が上がっている。確かに大体最終追い切りで4ハロン52~53秒台、なおかつしまい1ハロン12秒台でフィニッシュしている馬が、水曜の坂路で53・8―13・0秒とかかっている。ということは絶好調ではない?

 断じてそんなことはない。そもそも「ぶっつけでレースに臨むのと叩いて使うのとは違うし、そこまでやる必要がない」(井上助手)と調整段階で求めているものが違うのが第一点。そしてもう一点は坂路の馬場コンディションの問題だ。

 先月中旬から今週にかけて行われた坂路のウッドチップ入れ替え工事の影響で、今週の坂路は少しでも馬が走れば整地されたチップがほじくり返され、途端に時計がかかりだす馬場に変化している。特に今週はゴール間際の馬場が悪く、その影響でこの地点で脚を取られて落馬した馬が数頭いたという。

「今週の坂路は朝一番に追い切るのと10分ぐらいたって追い切るのとでは時計の出方が全然違う」とは坂路に常駐しているベテランの中尾厩舎・福岡助手である。

 時間的には朝一番の午前7時ジャストに登坂しているジェンティルドンナだが、その前には79頭もの馬が駆け上がっている。つまり、この時点で時計のかかる馬場に変化していたのだ。そんな馬場で軽く追って13秒フラットなら十分だろう。

「追い切りなんて乗っている人間の体重、乗った時間帯、坂路1本目でやるか2本目でやるかによって全然時計は違ってくる」とはこの世界でよく言われること。その状況をしっかり把握しておけば、ジェンティルドンナの最終追い切りの時計は何ら問題ないとの結論に達する。




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