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【ジャパンC】ジェンティルドンナ、史上初連覇へムーア好感触
女王復権へ。ジェンティルドンナが、史上初のジャパンC連覇を目指す。昨年はオルフェーヴルとのデッドヒートの末、3歳牝馬として初めて優勝。その年の年度代表馬の称号も得た。今年に入ってから3戦、勝ち星はないが、陣営の表情に暗さはない。「叩いた方が良くなるタイプで、1度使って良くなった。前走のダメージはなく順調です」と井上助手。今年はレース間隔を空けて使われ、今回が初めての叩き2戦目。状態は上向きなのだ。
大事な一戦に、新たなパートナーを迎えた。英国のトップジョッキー・ムーアだ。10年の凱旋門賞(ワークフォース)のほか、日本では、スノーフェアリーとのコンビで10、11年とエリザベス女王杯を連覇。来日経験も豊富だ。今年はルーラーオブザワールドで英ダービーを制した世界屈指の腕に、ジェンティルドンナの復権が託された。
1週前追い切りにも栗東に駆け付けて騎乗した。坂路での併せ馬で4ハロン53秒8―13秒0をマークして半馬身先着。初めてのコンタクトとなった鞍上は「すごく良かった」と絶賛。今年の敗れた3戦をビデオで見て、引っかかるイメージを持ったというが、実際に騎乗すると「指示に従順で乗りやすく、クレバーだった」と好感触をつかんだようだ。
石坂調教師も「いい動きだった。ムーアも『優しい馬』と言っていたね」と期待を寄せる。世界的名手が、最強牝馬の偉業達成へと導くか。(2013年11月19日06時04分 スポーツ報知)
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