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先週のマイルCS。1着トーセンラーには○を打って、3連単も1着に入れ、2着ダイワマッジョーレも△の1番手。◎クラレントさえ、しっかりと結果を出してくれれば、馬券も的中したはずですが、まさかの11着。
直線、舌を出していたのは、前走毎日王冠と同じでしたが「舌を出しても、前走のように結果が出ていたので、今回もそのままにしておいた。今回は、完全に舌がハミを越していたので、(レースに悪)影響があったと思う。次は縛って出走させる」と橋口弘次郎調教師。レース前から、舌を縛ることも検討していたとのことですが「舌を縛ったことを気にしては困ると思ったので」と釈明。師は12キロ増の馬体重は敗因として挙げていませんでしたが、馬体増が舌を越す要因となった可能性は否めません。
今週はジャパンC。今週のように、敗因釈明から入るのではなく、ぜひとも勝因を書きたいレース。主役の1頭、ゴールドシップについては『激白』のコーナーで、取り上げることになっていますので、どうぞ、そちらをご覧ください。
まずはジェンティルドンナ。今回はR.ムーア騎手が手綱を握るということで、1週前追い切りにはジョッキーが跨っての併せ馬。その動きは、ラスト1Fを過ぎても、前を捕まえる気配がなく、届くかどうかという雰囲気でしたが、手前を替えた瞬間にあっさりと前に並んでゴール。少しエンジンの掛かりが遅い印象もありましたが、遅れていないので、評価を下げることはないと思います。
今朝もいつも通り、坂路を2本乗る調整でしたが、その表情は「らしさ」が出た、闘争心を感じるもの。追い切り本数の多い方が調教適性の高いレースなので、追い切り本数は標準になるだろうジェンティルドンナを高く評価するつもりはありませんが、最終追い切り前の時点では、逆に評価を低くすることはありません。
エイシンフラッシュは今年が4回目のジャパンC挑戦。1回目は神戸新聞杯2着からの出走でしたが、その後は、天皇賞秋からのローテーション。東京芝2400mは日本ダービーを制した舞台でもあり、同馬にとって、決して不得意な条件ではないと思います。ただ、このレースは追い切り本数の多い馬に適性があるだけに、逆に標準よりも追い切り本数が少なくなりそうな今回は無印にすることも検討しました。
しかし、今朝19日。坂路を2本、キャンターで駆け上がりましたが、2本目が1F15秒を切る、調教欄に掲載される追い切りとなりました。先週の時点で、走りたい気持ちが漲っていると感じていましたが、今朝は特にそれが顕著。その結果、時計になったという感じです。追い切り本数こそ標準ですが、最終追い切りにM.デムーロ騎手が跨っての追い切りとなるようであれば、やはり評価しないわけにはいきません。
追い切り本数が多いという意味では、ここに挙げた2頭よりも評価できるのが、伏兵勢。特に、エリザベス女王杯からの出走となるデニムアンドルビーは、それまでの馬体に余裕があったこともあり、このレースへ向けて、強い追い切りを行っても、馬体がしぼむ可能性はありません。むしろ、絞れることが好走に繋がる可能性もあります。
今朝は、持ち乗りの小滝調教助手ではなく、岸本調教助手が跨っての坂路キャンター。すごくいい表情をして駆け上がっており、疲れなど皆無といった感じ。これで最終追い切りを動いてくるようであれば、一番怖い存在ではないかと感じています。
◆次走要注意
・11/17 東京9R からまつ賞【スナークマスカラス】(1人/7着)
パドックの気配は抜群。東京輸送も全く問題なかったようで、落ち着いた周回はひと際目立っていました。
ただ、肢が短く、広い馬場は不向きな印象。実際、レースでも勝てる位置取りで競馬をしながら、最後のひと押しが利きませんでした。平坦向き、1200mがベストのタイプでしょう。
[メモ登録用コメント] [芝1200m][平坦]1週前追い切りが栗東坂路で終い最速ラップなら勝ち負け
・11/17 東京9R からまつ賞【イオラニ】(1人/7着)
パドックで馬体を確認すると、このクラス、このメンバーでは完全に上。マイル以下の距離に適性が高そうな、スピード系の見栄えする馬体をしていました。
ただ、周回では集中力を欠いて、レースどころではありません。結果を考えても、遮音のための耳メンコを着用して、もう少し集中力が出るようにするべきでしょう。
[メモ登録用コメント] [芝1600m以下]耳メンコ着用なら勝ち負け
◆今週末馬券圏内
・11/24 京都11R 醍醐S【ニシノビークイック】
前走の敗因は京都芝1400mの外回り。2走前のように、内回りになれば、全く違いパフォーマンスを見せてくれる馬。なにより、秋開催の京都芝1200mは河内洋厩舎の鉄板スポットです。
理想の最終追い切りは坂路。終い重点よりも、4F時計が53秒を切る数字が理想です。
[メモ登録用コメント] 最終追い切りが栗東坂路で4F53秒以下なら勝ち負け
ジェンティルドンナ、エイシンフラッシュなどジャパンC分析
2013年11月19日(火)18時00分
- 注目数:17人
先週のマイルCS。1着トーセンラーには○を打って、3連単も1着に入れ、2着ダイワマッジョーレも△の1番手。◎クラレントさえ、しっかりと結果を出してくれれば、馬券も的中したはずですが、まさかの11着。
直線、舌を出していたのは、前走毎日王冠と同じでしたが「舌を出しても、前走のように結果が出ていたので、今回もそのままにしておいた。今回は、完全に舌がハミを越していたので、(レースに悪)影響があったと思う。次は縛って出走させる」と橋口弘次郎調教師。レース前から、舌を縛ることも検討していたとのことですが「舌を縛ったことを気にしては困ると思ったので」と釈明。師は12キロ増の馬体重は敗因として挙げていませんでしたが、馬体増が舌を越す要因となった可能性は否めません。
今週はジャパンC。今週のように、敗因釈明から入るのではなく、ぜひとも勝因を書きたいレース。主役の1頭、ゴールドシップについては『激白』のコーナーで、取り上げることになっていますので、どうぞ、そちらをご覧ください。
まずはジェンティルドンナ。今回はR.ムーア騎手が手綱を握るということで、1週前追い切りにはジョッキーが跨っての併せ馬。その動きは、ラスト1Fを過ぎても、前を捕まえる気配がなく、届くかどうかという雰囲気でしたが、手前を替えた瞬間にあっさりと前に並んでゴール。少しエンジンの掛かりが遅い印象もありましたが、遅れていないので、評価を下げることはないと思います。
今朝もいつも通り、坂路を2本乗る調整でしたが、その表情は「らしさ」が出た、闘争心を感じるもの。追い切り本数の多い方が調教適性の高いレースなので、追い切り本数は標準になるだろうジェンティルドンナを高く評価するつもりはありませんが、最終追い切り前の時点では、逆に評価を低くすることはありません。
表情には闘争心を感じたジェンティルドンナ
エイシンフラッシュは今年が4回目のジャパンC挑戦。1回目は神戸新聞杯2着からの出走でしたが、その後は、天皇賞秋からのローテーション。東京芝2400mは日本ダービーを制した舞台でもあり、同馬にとって、決して不得意な条件ではないと思います。ただ、このレースは追い切り本数の多い馬に適性があるだけに、逆に標準よりも追い切り本数が少なくなりそうな今回は無印にすることも検討しました。
しかし、今朝19日。坂路を2本、キャンターで駆け上がりましたが、2本目が1F15秒を切る、調教欄に掲載される追い切りとなりました。先週の時点で、走りたい気持ちが漲っていると感じていましたが、今朝は特にそれが顕著。その結果、時計になったという感じです。追い切り本数こそ標準ですが、最終追い切りにM.デムーロ騎手が跨っての追い切りとなるようであれば、やはり評価しないわけにはいきません。
走りたい気持ちが漲っているエイシンフラッシュ
追い切り本数が多いという意味では、ここに挙げた2頭よりも評価できるのが、伏兵勢。特に、エリザベス女王杯からの出走となるデニムアンドルビーは、それまでの馬体に余裕があったこともあり、このレースへ向けて、強い追い切りを行っても、馬体がしぼむ可能性はありません。むしろ、絞れることが好走に繋がる可能性もあります。
今朝は、持ち乗りの小滝調教助手ではなく、岸本調教助手が跨っての坂路キャンター。すごくいい表情をして駆け上がっており、疲れなど皆無といった感じ。これで最終追い切りを動いてくるようであれば、一番怖い存在ではないかと感じています。
疲れなど皆無で怖い存在のデニムアンドルビー
◆次走要注意
・11/17 東京9R からまつ賞【スナークマスカラス】(1人/7着)
パドックの気配は抜群。東京輸送も全く問題なかったようで、落ち着いた周回はひと際目立っていました。
ただ、肢が短く、広い馬場は不向きな印象。実際、レースでも勝てる位置取りで競馬をしながら、最後のひと押しが利きませんでした。平坦向き、1200mがベストのタイプでしょう。
[メモ登録用コメント] [芝1200m][平坦]1週前追い切りが栗東坂路で終い最速ラップなら勝ち負け
・11/17 東京9R からまつ賞【イオラニ】(1人/7着)
パドックで馬体を確認すると、このクラス、このメンバーでは完全に上。マイル以下の距離に適性が高そうな、スピード系の見栄えする馬体をしていました。
ただ、周回では集中力を欠いて、レースどころではありません。結果を考えても、遮音のための耳メンコを着用して、もう少し集中力が出るようにするべきでしょう。
[メモ登録用コメント] [芝1600m以下]耳メンコ着用なら勝ち負け
◆今週末馬券圏内
・11/24 京都11R 醍醐S【ニシノビークイック】
前走の敗因は京都芝1400mの外回り。2走前のように、内回りになれば、全く違いパフォーマンスを見せてくれる馬。なにより、秋開催の京都芝1200mは河内洋厩舎の鉄板スポットです。
理想の最終追い切りは坂路。終い重点よりも、4F時計が53秒を切る数字が理想です。
[メモ登録用コメント] 最終追い切りが栗東坂路で4F53秒以下なら勝ち負け
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