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【東西若手記者走る】ジェンティル休み明けも大丈夫(1/3ページ)
1週間密着取材して宝塚記念の勝ち馬を探し出す『東西若手記者走る』は、連載5日目。渡部陽之助記者(35)は、GI6勝馬ジェンティルドンナの陣営に気になる点を直撃した。昨年3着の雪辱に向けた準備と状態の良さをしっかり確認できた。
巷では“3強”と言われる今年の宝塚記念で、まだ取り上げていない馬がいる。密着取材中に、『世界で勝ってるわけだし、一番強いで』という声を他陣営からよく耳にした女傑ジェンティルドンナだ。本命候補の1頭だけに、追い切り後に状態をしっかり確認したかった。
午前6時過ぎに角馬場からCWコースをキャンターで1周半。凛としたたたずまいが、双眼鏡越しでも目を引く。取材するため、石坂厩舎へ。
「気合が乗ってるね。尻っぱねしていたし、スイッチオンでいいと思うよ。言うことないね」。調整役の井上助手から力強い言葉が返ってきた。
GI6勝の実績はメンバーNo.1だ。ただ、間隔があいた2走前の京都記念が6着、今回と同じドバイシーマクラシックから挑んだ昨年の宝塚記念は3着。休み明けだけが気になっていた。
しかし、陣営にぬかりはない。昨年は放牧先から5月15日に入厩したが、今年は1週早めて5月7日に入厩して調整。中間に時計を出したのが昨年の5本に対して、今年は7本。1週前には坂路で4ハロン51秒0と自身2番目に速いタイムを叩き出すなど、質量ともに違う。井上助手は「去年より多く乗り込めているし、いい状態。今年の方がいいね。休み明けを感じさせないよ」と太鼓判を押す。満面の笑みに、こちらの不安はスッと消えていった。
枠も〔5〕枠(6)番と後入れの偶数は歓迎だ。「折り合えるし、スタートはいいから、自分の行きたい位置につけられる。あとは雨さえ降らなければ」と井上助手。空を見上げて好天を願っていた。
関西馬で気になる馬はノートにしっかりと印をつけている。土曜は阪神競馬場に到着する関東馬を取材して、最終結論を出したい。 (渡部陽之助)
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