気配

http://race.sanspo.com/keiba/news/20140626/ope14062616340021-n1.html

2014.6.26 16:34

【宝塚記念】“トップ３”２６日朝の気配

史上初の宝塚記念連覇がかかるファン投票１位のゴールドシップ。２６日、いつもの追い切り翌日と同じように引き運動を行った【拡大】

　史上初の連覇がかかるファン投票１位のゴールドシップは２６日朝、栗東ＴＣ（滋賀県）の厩舎周辺で１時間ほど、いつもの追い切り翌日と同じように引き運動を行った。「（横山）ノリちゃんは、馬の精神面をとても大事にしてくれるジョッキー。今週の追い切りは何も言うことがない動きだったし、阪神は結果を出しているから」と須貝調教師。阪神は昨年の宝塚Ｖを含めて【４１００】、道悪を苦にしないのも強みだ。

　ファン投票２位、ＧＩ２着４回のウインバリアシオンは、厩舎周辺の運動で体をほぐした。「跨いでコズみを感じれば少し乗ろうかと思っていたけど、何ともなかったので運動だけにした」と中山助手。天皇賞・春２着後に蹄の不安が出たが、「もともと裂蹄はあった。いつ割れてもおかしくないし、追い切りが終わってホッとした。前走は蛯名クン（フェノーメノ）に１００点満点の騎乗をされた。負けた悲壮感はないし前走のデキはある。あとは運だけ」と悲願のＧＩ奪取に賭ける。

　ファン投票３位のジェンティルドンナは、ジャパンＣ、ドバイシーマＣに続くＧＩ３連勝を狙う。逍遥馬道～角馬場で運動を消化し、「けいこの動きは先週より良かったし、臨戦態勢は整った。ドバイで勝って一段とたくましさが増した。結果を出したい」と井上助手。ただ、「天気予報が流動的で当日にならないと分からないみたい。京都記念もそうだったけど、下が緩いのは…」。女傑最大の敵は梅雨前線か。（夕刊フジ）